fc2ブログ

ラーメン屋バイトでも月給は約50万円。脱サラしてカナダに移住した30歳男性

カナダ情勢
01 /08 2023
30年ぶりの円安で海外へ出稼ぎに出る日本人が急増している。だが、高賃金を得られる一方で生活コストがかさむリスクもある。成功の鍵は何なのか? 今回はカナダの飲食店で月50万円ほど稼いでいる日本人男性のライトさんに話を聞いてきた。彼はどうやって今の収入を手に入れたのだろうか。その秘策に迫る。

⇒【写真】英語が喋れなくても十分生活できる充実の日々

▼ライトさん(30歳)
職業:飲食店のホール
月給:約50万円(約4800カナダドル。取材時のレートで換算)
お客さんは平均して会計の15%ほどのチップをくれる。髪色や髪形も自由

3年前に脱サラしてカナダに移住
 日本への将来の不安から、20代のうちに海外での生活を経験しておこうと思い立ったライトさん(30歳)。

「給料はなかなか上がらない、年金もいつ受給できるかわからない。それなら日本以外で生活できる選択肢をつくっておきたかった」と、3年前に脱サラした後、’20年末にカナダのバンクーバーを訪れた。

時給は1600円なのに月収は50万円近く、そのワケは…
 現地での仕事は、留学生向けの掲示板サイト「JPcanada」でリサーチし、日本人オーナーのラーメン店で働くことに。時給は1600円。フルタイムで働いても月給は25万円ほどの計算だが、ライトさんは月50万円近く稼いでいるという。

お店選び次第でチップが高額に
「バンクーバーでは、飲食店やバーだとチップを払うのが当たり前。チップは多い時で月25万円ほどもらえるので、時給と合わせて月収は50万円に。

 カナダのラーメン店はレストランのような高級な雰囲気の店もあり、富裕層のお客さんも多く、そのぶんチップの額も膨らみます。

 人気で客単価の高い飲食店で働くと効率よく稼げるでしょう。混雑時に英語で対応するのはとても苦労しますが、英語を勉強するチャンスだと思って頑張っています(笑)」

 住まいはシェアハウスでインフラとWi-Fi込みで月約5万円。外食するとランチでも最低1500円は超えるが、パスタなどの安い食材で自炊をして、食費は月3万円に抑えている。

 働き方と暮らし方次第では、月40万円近い貯金も実現できそうだ。

▼1か月の生活費
家賃:5万2000円
食費:3万円
交通費:1万円
交際費:2万円
カフェ代など雑費:2万円
合計:13万2000円

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[[海外出稼ぎ日本人]成功の法則]―




典型的な現地を知らない提灯記事ですね!
3年前にカナダに来たということは、ワーキングホリデーでラーメン屋に勤務して、現在就労ビザなのでしょうか?
ということは、英語も大してできない、手に職もない人だと言えます。

時給1600円というのは、現在のカナダでは最低賃金です。要は最低賃金で働いている最底辺ということです。そして、その仕事を続けざるを得ない就労ビザは、通称「奴隷ビザ」でもあります。

家賃52000円のシェアハウスって、どんな所でしょうか?今それなりのシェアハウスだと、バンクーバーでは月800ドルはします。恐らくダウンタウンで一部屋に二人住んでいて、しかもダイニングルームにも人が住んでいる様な所でしょう。

食費3万というのは、ラーメン屋勤務なので賄いで食費を安く抑えているのでしょう。
交通費1万円というのは、バスの定期の値段です。車を持っていたら、保険料だけで月150ドル近くなります。

要するに、日本ではあり得ない様な最底辺の生活な訳です。
これで人並みに一人暮らしをすれば、家賃だって1500ドル以上になりますし、車を買えば月350ドルほどの維持費はかかります。

しかもラーメン屋他日本食店はどこも日本以上の超ブラックで、こんな所に勤めていたら、スキルも身に付かず、英語も身に付かず、何時まで経ってもラーメン屋や日本食店しか勤務先がなくなるのです。
仮に今、少し日本より給料が良いかも知れないものの、10年先、20年先を考えた時、果たしてそれが良い話しなのでしょうか?

何か随分と景気のいい話しの様に書いていますが、その割には私が出会った日本食勤務の人って、皆車は持っていない、シェアハウス住まいで、本当に最低限の暮らしをしていますけど。

こういうカナダの事情を知らない、単純に金額でしか物事を測れない無知な記事って、本当に腹立ちますね。
スポンサーサイト



明けましておめでとうございます・・・車のタイヤが2本一度にパンク!

カナダ情勢
01 /04 2023
Happy New Year 2023

皆さん、遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
当ブログも今年で15年目となります。Yahooブログの閉鎖と共にすっかりと停滞し、同様の他のブログも軒並み開店休業状態というところが多いですが、まあ気が向いた時にボチボチやっていこうと思っています。

去る12月24日、朝通勤途中に高速道路を下りようという時にガツン!という路面の衝撃が発生し、その後はガガガガガ…という凄まじい振動が止まらないので、これはオカシイ…ということで路肩に停めて確認すると、右側の前後のタイヤが両方完全にパンクしていました!

冬の朝はまだ薄暗く、ハッキリとは見えなかったのですが、タイヤが完全に空気を失っていることだけは確かでした。
こんな短時間の間に完全に空気を失う様な場合、既にそのタイヤは修理不能です。ちょうど高速の出口だったので、ユックリとパンクしたまま走行し、出口すぐにある店の駐車場に停めることにしました。

すると、既に一人、同じ様に右側前後のタイヤをパンクさせた人が居て、AA(日本のJAFに相当)を待っているところでした。そして間もなく、もう一人同じ様な人が入ってきました。

因みに高速の出口で路肩に停めた時も、既に一人先客が路肩に停まっていたのですが、恐らく同様のパンクだったのでしょう。

さて、その駐車場は融けかけた雪が大量に残っている上に、雨が降っています。そんな最悪の状況で取り敢えず前輪をスペアタイヤに交換しました。FFなので、先ずは駆動輪を確保する必要があるからで、後輪はパンクしたまま仕事場まで走ることにしました。

クリスマスイブでしかも朝早いので、交通量自体は少なく、何とか会社に辿り着くことはできましたが・・・。
時期が時期だけに、タイヤショップも開いている所が少なく、しかもタイヤが揃えられる場所が、仕事場から30キロ近く離れた場所しかありませんでした。

社用車で現地まで行ってタイヤを引き取り、仕事場で交換、バランス作業を行いましたが、遅刻を含めてトータルで4時間分の収入が減ってしまったことになります。

さて、このタイヤのバンクした理由なのですが、これは路面に出来た穴が原因なのです。
寒冷地では比較的よく起こることなのですが、路面の下の地面が凍結し、それが融けた時に陥没して穴になるという訳です。しかも雨で路面が覆われていた上に薄暗かったこともあり、全く見えなかったのです。

取り敢えず車を駐車場に入れた時、原因が分からなかったので、先ずは警察に電話を入れたんですが、既に警察もその場所のことは把握している様でした。そして、間もなくその出口は閉鎖され、道路工事が行われたということでした。

そして、こういう市のインフラが原因で車にダメージが生じた場合、市に賠償を求めることが出来る様になっているのです。

カナダの市役所なんかに電話をして、ダイレクトに誰かが電話に出ることは皆無です。◎◎なら1、☓☓なら2…という風なガイダンスがあるのですが、そのメニューの中に、この場所でのトラブルも入っていました!その事からも、かなり多数のクレームが有ったのでしょう。

年が明けて、市役所も営業開始しているので、タイヤの費用と4時間分の休業補償を申し出るつもりで居ます。
まあ何れにしても、その日のうちに車が修理出来たのが何よりでした。保険請求を考えてAAを呼んで、何処かのタイヤショップに送って…なんてことをやったら、それこそあの時期、何日掛かったか分かりませんから。

まあ散々な思いをしましたが、そろそろ交換時期でもあったタイヤをタダで2本交換して貰える…ということで、ポジティブに考える様にしています。

バンクーバー・ウェストエンドの一軒家事情

カナダ情勢
11 /28 2022
IMG_1125.jpg

写真はバンクーバーのダウンタウンにある一軒家です。
結構古風な感じで比較的大きな家ですが、家の前に再開発の看板が立っています。

IMG_1118.jpg

しかし、そこに掲載されている完成図を見て愕然としました。

IMG_1119.jpg

家の表面だけを残して背後をマンションにするという計画になっています。
これは地価高騰の著しいバンクーバーでは、既に一軒家が一般人に購入出来る金額ではなくなっており、購入出来るのは大手デベロッパーのみとなっています。そしてそれを一軒家ではなくマンションに建て替えることで、より大きな儲けを得ようとしているのです。しかし法律的に景観を大きく変えてはいけないということから、こんな中途半端なことが横行しているのです。

かつては普通の人が普通に生活していたダウンタウン・ウェストエンドも、富裕層しか住めない街になり、IT長者か昔から住んでいる年配者ばかりの街になってしまいました。

bidwellstreet.jpg

ココなんかも、かつては有名な古典的な一軒家だったものがマンションとして再開発された一例です。コレは余りに酷いということで不評ではありますが・・・。

こうやって地価高騰というのは、その地の古くからの文化を破壊して、土地という土地が無意味なマンションへと変わっていくのです。近年、アチコチの建物がこうやってマンション化されていますが、あれだけマンションが増えても、地価が下がることもなく、マンションだってガンガン値上がりしているんですから、変な話しです。流石に最近は下がりつつありますが・・・。

免許証更新

カナダ情勢
11 /26 2022
Driving license

免許証を更新してきました。
BC州では4年に一度免許の更新が必要になります。
その事をすっかり忘れて運転していたんですが、期限切れだったからと言って、特別な手続きはありません。

C71E5685-8659-4F5A-B22C-275ACF6EF0DB.jpeg

先ずは免許センターですが、地図にある様に何箇所もあり、最寄りの拠点は駅前で、交通の便は非常に良く、日本の免許センターからは信じられない位に小規模な場所です。街の少店舗といった大きさです。

1.受付に行くと、古い免許を見せて手続きをして、番号札を貰います。
2.順番が来たら窓口に行き、口頭質問(身長、体重、住所他)が幾つかあり、料金75ドルを支払い、新しい免許が郵送されるまで有効の「暫定免許証」を貰います。
3.写真撮影。

以上で終わりです。時間にして15分程度でした。
視力検査しなくて良いの???とは思いますけど・・・。

まあ、こんな感じに非常に手軽に行われています。
これが免許センター内の風景ですけど、本当に小さいですね。

4A231B42-F470-4840-9112-37142156F10E.jpeg

免許を取得する時は、ココで学科試験まで行われます。
学科試験も大勢が一部屋に集まって・・・というのではなく、申請したらその場でコンピューターで行われ、直ぐに結果は出ます。

こういう辺りも実に合理的だと思いますね。
反面、安全講習の様なものが一切無いのは如何なものかとも思いますけど。
何れにしても、コロナの影響で混んでいるかと思っていたら、全く待ち時間も無かったので安心しました。

日本の場合、警察署や免許センターに行くことになりますが、特に免許センターは交通の便が悪い所が多いので、本当に一日仕事になることを考えると、随分と非効率的なことやってるな・・・と思えてしまいますね。

バンクーバーの個人売買事情

カナダ情勢
11 /08 2022
今日はバンクーバーの個人売買について話しましょう。

日本に比べて古くからカナダでは個人売買が盛んで、インターネット以前はBuy&Sellという個人売買専門の新聞が一番一般的でした。
その他では、図書館、公民館といった公共の場所に設置された掲示板に広告を張り出すのが一般的な方法でした。

ところがインターネットが一般的になると、その手がネットに移るのは当然の話しです。

現在バンクーバーで一番利用されているのはCragslistでしょう。

「アレ、ebayじゃないの?」と思いますよね?
当然ebayも一般的ですが、多くの商品がアメリカから来る上に、アメリカからの送料を考えたら割高になることが結構多く、地域を限定出来るCragslist の方が手頃なのです。

更にCragslist のメリットとして、地元の人相手の売買なので、郵送なんかの手間も無く、対面で引き渡すことになるのも手軽に利用出来る理由です

なので、最初に先ずはCragslist を見て地元で入手できるかどうかを確認して、無い場合はebayを使うという考え方もあります。

さて、先日、昔使っていたカメラを一台Cragslist で売ることが出来ました。
8年も前に399ドルという大安売りで購入したカメラだったので大した期待はしていなかったのですが、ebayで値段を確認してみると、大体350ドル位で売っている人が多いことが分かりました。

そこで私も350ドルで掲載したものの、全く問い合わせもなく掲載期限が切れたのですが、再び掲載してみたところ、数日後に問い合わせがあり、結局320ドルで売ることが出来ました。

気になって他にどんな物が売られているのか確認してみたんですが、皆古いカメラを随分と高い値段で売っているんですね…。アレを見たら、私の320ドルだって悪くないと思えてしまう位です。しかし、8年前に399ドルだったカメラが320ドルッて…。

以前と違ってカナダでも、型遅れのカメラが安く売られる様なことも無くなりましたし、メーカーは何処も高価格帯の商品ばかりに集中しています。そんな訳で、エントリーレベルの商品が中古で高く取引されるという状況になっているのです。

これは車でも同じことで、現在、車ディーラーは在庫も持たず、書いたければ予約を入れて延々と待つ…まるでかつての共産主義国の様な状況になっており、そうなれば当然中古車だって随分と高くなりました。

こんな感じなので、手元にある壊れたカメラを修理して売ってやろうか?なんて考えています。

因みにバンクーバーでは Cragslist が人気ですけど、トロント周辺ではKijijiの方が人気であったり、地域差も確実に存在しています。



americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。