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トヨタ車買い替えに優遇策=米GM、品質問題で狙い撃ち

ニュース
01 /28 2010
トヨタ車買い替えに優遇策=米GM、品質問題で狙い撃ち
1月28日11時28分配信 時事通信

【ニューヨーク時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は27日、トヨタ自動車製の車を所有するオーナーがGM車に買い替える場合に、1000ドル(約9万円)の現金払い戻しや、ローン金利をゼロにするなどの販売促進策を2月末まで実施することを決めた。同社広報担当者が明らかにした。アクセルペダルの問題で大規模リコール(回収・無償修理)、販売・生産の一時停止に追い込まれたトヨタを狙い撃ちし、国内市場でのシェア奪還に乗り出す。

GMの販促策は、リコール対象車に限らず、トヨタ車を手放してGM車に乗り換える顧客が対象。GMの車種により、5年間のゼロ金利ローンや、購入頭金の補助などが提供される。人気車種の販売を一時中止するトヨタ側のすきを突こうというもので、既にトヨタ顧客から数千件の問い合わせを受けているという。品質への不安が急浮上するトヨタにとって、ライバル社との競争が一段と厳しくなりそうだ。




こんな話しが通用するのも、アメリカならではの話しです。
逆にトヨタがアメリカで同様の事をやろうものなら・・・・・とんでもない政治問題に発展しかねないのは、容易に想像が出来ます。

GM車といえば、元々日本車と比べてかなり割安な価格設定の上に、非常に値引き幅が大きく、更に今回の措置による割引となる訳ですが・・・同社の車作りが何一つとして変わった訳では無いし、たった一月の間のキャンペーンで、どの程度のシェアが奪えるのか?効果には疑問が残ります。

本当にシェアを奪いたいのなら、トヨタ以外も対象にすべきでしょう。

正直なところ、今回の措置は、間接的にトヨタの批判することが本来の目的の様にしか見えませんが、アナタ方に言われる覚えは無い・・・という気がします。
 
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帰国の挨拶

日本の話
01 /28 2010

遅ればせながら、現在、日本に帰国しています。
4年ぶりの日本は、前回と比べ、随分と雰囲気が違う様です。

4年前と言えば、ホリエモンげテレビに出回っており、アメリカのサブプライム問題の表面化以前とあり、比較的景気が良く、明るい雰囲気があった様な気がするのですが、帰国から数日間とはいえ、やはり何処か空気が違うのを、肌で感じているところです。

そして・・・ニュージーランドドルの下落も少なからぬ影響があるところです。

ニュージーランドの景色

ニュージーランドの話
01 /20 2010

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段々アメ車から遠ざかっている様ですが、ニュージーランド生活も残り僅かなので、お付き合い下さい。
昨日、いつもコメントを頂いているmonashee61さんから、ニュージーランドの建物についてのコメントを頂きました。やはりカナダと比較して、随分と古い建物に対する規制が緩い様です。

そして、昨日話題に上がった、古きを重んじない一例が、一番上の写真です。青と黄色・・・同じ青でももう少し良い色がありそうなものですが・・・。

最近オーナーが変わって塗装しているところですが、それが2番目の写真です。随分と雰囲気が良くなりました。

以降は、ニュージーランドで非常に一般的な街の佇まいです。もう少し色や看板を何とかすれば見栄えがする様になるのでしょうが、余りの色彩感覚の無さ、デザインセンスの無さには、ただただ呆れるばかりです。

以前、イギリス人が、ニュージーランド人は特に緑に対して色盲なのでは?というのを聞いたことがありますが、確かに緑関係で良い色を見たことがありません。他の色も似たり寄ったりなのですが、もしかしたら紫外線が色彩感覚に影響しているのでしょうか?
それとも、紫外線による色の劣化が激しいのか・・・・?

そして、黄色に塗られたギャラリー・・・仮にも美術品を扱う者として恥ずかしくないのか?と問い質したくなるセンスです。

これだけ沢山の店が、それぞれの店構えを持っていながら、どれ一つとして入りたくなる気になるものが無い・・・コレがニュージーランドの現実なのです。

要するに、その様な事に拘る人は、国内に残っていないということなのでしょう。

そして、多くの店が、移民によって経営されていることが、より街の景観に統一感を持たせるのを難しくしている様です。

2008年にカナダに行ったとき、一番感じたのが、やはり店構えの小奇麗さでした。特に写真をやる者としては、非常に大きな問題でもあるのです。

オースチン1300

ニュージーランドの話
01 /19 2010

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私の住んでいるニュージーランドは、かつての大英帝国の一部であったため、比較的古いイギリス車が当たり前に残っています。

写真はオースチン1300、60年代のイギリスで最も人気の有った大衆車の一つで、通称BMC ADO16と呼ばれ、BMCが所有するモーリス、ヴァンデン・プラ、ライレーといったブランドから、若干デザインに手を加えたバリエーションが多く発売されました。
元々ミニの一クラス上を狙った車で、FFという斬新なレイアウトを維持しつつ、前後のサスペンションを油圧ラインで接続し、前後で干渉し合うという独特なサスペンションを装備していました。

この非常に原始的なサスペンションですが、驚くことに、90年代に販売された、同社のMG-Fにも採用されていました。

本国でもとうの昔に見なくなった、この様な車が残っているのは、ニュージーランド独特の歴史によるものだと思います。

従来、季節が逆のイギリスに農作物を独占的に販売することで、経済的に繁栄したニュージーランドも、70年代、イギリスがECに加入すると、その関係が崩れ、急速に経済が衰え始めました。
そして、社会主義的政策により、車から何から、可能な限り国内生産をする様になっていったのですが、規模の小さい国での工業化は、正に自殺行為でしかなかったのです。

新車を注文して、手に届くまでに2年もかかり、買った車を数年乗って売れば儲けが出るという、まるで何処かの社会主義国の様な著しい需要と供給のアンバランスの中で、本来なら捨てられて当然の様な古い車が生き残る環境が出来てしまったのです。

20年ほど前から、市場開放と共に、日本から中古車を輸入する様になり、様々な高性能な車が入って来る様になると同時に、凄まじく品質の悪い車も少なからず混ざっていました。
その事が車検制度の厳格化に繋がり、今度は、今まで折角生き残ってきた古いイギリス車に引導を渡す事になってしまいました。

その主な理由が錆なのですが、それによる剛性低下・・・等と言ったところで、この手の車に元々安全性云々を言うこと自体場間違っていると思うのですが・・・10年前にココに来た時と比べると、随分と数は減っています。

ある意味、アメリカ本国では完全に廃れた古いアメリカ車が残っているキューバと似ている・・・というのは酷でしょうか?


写真:背景の建物に注目!

古典的なレンガ造りの建物ですが、この様な建物を大切にする風潮は無く、特に地階部分は勝手に弄って原型を留めない様になっています。バブルの頃、東京でも同じ様なことが起きましたが、ココも20年遅れて文化の破壊が加速度的に進んでいます。

コレは・・・・

修理
01 /13 2010

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現在、帰国の準備で、様々な荷物を整理しています。使えるといえば使える・・・けど・・・といった感じの物が多く、何を捨てるかで、色々と悩まされます。

工具箱の中に大切に保管しておいたコレ・・・何だと思いますか?

凄まじい力で破壊されているのが写真でもお判り頂けるでしょう。

実はコレ、90年式レガシーのドライブシャフトなんです。

牽引されて来て、作業指示書を見ると、「壊れたドライブシャフトの修理"Repair broken CV shaft"」という風になっていました。

ソレを見て「全くウチの会社の連中は、もう少しマシな英語使えないのか・・・?」と半ば呆れながら車を見たところ、本当に破壊されていて驚きました。

今まで、アウタージョイントが抜けたという例はありますが、シャフト自体が捩じ切れたというのは、初めてでした。スプラインの部分も完全に捩れており、これ以上の分解は出来ませんでした。

コレだけ凄まじい破壊が起きる以上、何処かに異常があると思うのが普通なのですが、結局何の不具合も見つからず、シャフトを交換したら、全く普通に走りました。

普通壊れる場所というと、一番弱い所に行くはずなのです。タイミングベルトが切れずに、シャフトが捩じ切れるとは・・・車はフル積載の状態でしたが、それでも納得の行かないものでした。
もしかしたら、フル積載の上に、更にフル積載のトレーラーを牽引していた可能性はありますが・・・。

交通事故死、57年ぶり5000人下回る

ニュース
01 /02 2010
昨年の全国の交通事故死者数は前年より241人少ない4914人で、1952年以来、57年ぶりに5000人を下回ったことが2日、警察庁のまとめでわかった。

9年連続の減少で、マイカーが一般に普及する前の戦後復興期の水準に戻った。

全体の交通事故件数も減っている。昨年は前年比2万9987件減の73万6160件。負傷者も同3万6630人減90万8874人と、いずれも5年連続で減少した。

死者数が最も多かった地域は、愛知が227人で5年連続ワースト1。これに北海道(218人)、埼玉(207人)、東京、大阪(いずれも205人)が続いた。

30都道府県で前年より減少したが、長崎、宮崎、大阪など17府県は増加した。一方、65歳以上の高齢者の死者は2452人で、全体に占める割合は過去最高の49・9%に達した。

昨年11月末の統計では、事故当時、車に乗車中だった死者は1442人で、前年同期より110人減っていた。このため同庁は「運転席や助手席だけでなく、後部座席のシートベルト着用率が向上したことで死者数が減少した」と分析している。

死者数がピークだったのは、「第1次交通戦争」と呼ばれた70年の1万6765人。高度経済成長に伴う業務車両やマイカーの急速な普及が背景にあった。

80年代後半からは若者の無謀運転などによって1万人を超える状態が続いたが、96年に1万人を下回って以降は減少傾向が続いている。
(2010年1月2日18時49分 読売新聞)



かつては、毎年交通事故で一万人以上が亡くなっていたことを考えると、非常に明るいニュースです。

県別に見てみると、愛知県は、トヨタや三菱の城下町であるが故に、車社会として発達している事が、事故の多さにも繋がっているのかも知れません。

北海道は、同じく車社会である上に、凍結による事故、救急体勢・・・といった感じでしょうか?

20年前と比較すると、記事にもある通り、シートベルト着用率が向上した事、エアバッグ、ABS、衝撃吸収ボディー、ビークル・ダイナミック・コントロールといった安全装備の充実、そしてNHKの某ドキュメンタリー番組を機に、救急体勢が大いに見直された事・・・等の理由が挙げられるでしょう。

ところで、一つ気になったのが、かつてはワースト3に必ずといって顔を見せていた神奈川県が無いことです。コレは何を意味しているのでしょうか?

かつて神奈川県といえば、走り屋や暴走族が多い県(失礼!)でもあり、そのことが事故件数に少なからぬ影響を与えていたと思うのです。
昨今、若者の車離れが顕著になっていますが、これは娯楽の多様化の他にも、若者が車を維持できるだけの収入を得られないという問題でもあるのでしょう。

死亡事故件数の減少という面だけを見ると、明るい話題の様にも思えますが、もう少し深く掘り下げてみると、意外と明るい話題と手放しには喜べない事実が隠れているものです。

スバルのエアコンベルト

修理
01 /02 2010

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真ん中付近の赤丸の付いているところが、以前はベルトテンショナーが装着されていた場所で、現在でもブラケットだけは残っています。
因みに、発売から既に2年以上経っていますが、今のところ、ベルトのトラブルは一切聞いたことが無く、エアコンのコンプレッサー交換時に一緒に交換したのみです。

オルタネーターの方は、パワステポンプを駆動している関係もあり、現在も調整式になっています。

しかし、新型レガシーでは、既に一部で電動パワステに切り替わっている関係で、その手はオルタネーターベルトも非常にシンプルなものになっています。

そうなると、そう遠くない将来、全車電動パワステで、オルタネーターベルトも非調整式という日が来るかも知れません。

謹賀新年

ニュージーランドの話
01 /01 2010

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皆様、明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

私がココ、ニュージーランドに来たのが1999年。つまり、最初の新年が西暦2000年だったのです。あれから10年も経ったというのが、未だに実感が沸きません。何時もコメントを頂いているMonjiさんが滞在していたのも、既に5年も前になるのです。

私が日本を離れた頃というと、ようやくインターネットが一般に普及し始めた頃で、5色のiMacなどが大ヒットを飛ばしていました。デジカメなど、とても通常に使えるレベルの物では無く、APSのフィルムが観光客に人気を博していました。

あれから10年・・・日本では、身の回りの大抵の事は携帯で出来る様になっている様ですね。前回日本に帰ってから既に4年も経っており、あの頃は携帯テレビが始まる・・・という時期でした。

久々に帰ると、余りの技術の進歩と物量に驚かされ、同時にストレスを感じて、「これならニュージーランドの方が・・・」という繰り返しの10年であったと思います。そして、帰ってくると、やはり田舎生活に嫌気が差して来るのです。

それが2008年8月、初めて日本を経由せずにカナダに行った時、のんびりとした国であるはずが、あれ程までに洗練されて、拓けているのに驚愕させられたのです。そして、同時に「どうせ同じ外国で苦労するのなら、もう少し質の良い生活もある」ということで、やはり長く居るだけに様々な思いはあるものの、本年ニュージーランドを去ることになっているのです。

それが吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、動けるうちに動いておこう・・・というのが正直なところなのです。

そんな訳で、私にとって、今年は激動の一年になりそうです。


写真:今日撮影した、ニュージーランド最大の繁華街!!クィーンストリートです。まだクリスマスの飾りが残っている辺りが・・・。やはり夏のクリスマス、正月というのは、10年経った今でも非常に違和感が強いもので、未だに色々な記憶の中で、月と季節が一致しないで困ります。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。