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プリウス「急加速」ねつ造?被害男性に疑惑

ニュース
03 /15 2010
トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が突然急加速するとされるトラブルを巡り、米メディアは12日までに、カリフォルニア州で同車を運転していた男性の「捏造(ねつぞう)」「でっちあげ」疑惑を報じた。

 男性は8日、同州サンディエゴで警察に「ブレーキを踏んでも加速が続く」と通報。パトカーが強制的に停車させるショッキングな映像が全米に流れた。しかし、プリウスはアクセルとブレーキを同時に踏むと出力を抑える構造で「ギアをニュートラルに変えろ」という警察の指示を無視した行動も、男性の疑惑を“加速”させている。事故直後にトヨタを訴える意向を示していた男性も、「訴えるつもりはない」と話しているという。

 一方、米ABCテレビが、電子制御システムの異常でトヨタ自動車の車に急加速が発生する実験を放送したニュースで、回転数を示すタコメーターの映像について、急加速するトヨタ車とは無関係のものを使っていた。同局は12日までに、不適切に編集した「誤り」があったことを認めた。





前回の記事で、この事故に疑問を投げかけましたが、やはり思った通りでした。
もう一つ疑問なのが、このでっち上げに警察も関わっているという「事実」です。
警察が実際に現場に居たのなら、明らかにおかしいと思える本件が、あんなに大々的に発表されてしまった事、コレは即ち警察にも重大な過失があります。

そして、「警察車両に追突させる事で車を停車させた」という発表が流れていること、コレは警察側にも悪意を感じずには居られません。

単純な「悪意のある一般市民」一人に罪を擦り付けられる様な単純な問題には思えません。

この件に対しては、トヨタも徹底的に調査した上で訴えるべきでしょう。ABCテレビに関しても、謝罪の広告を要求すべきことです。

報道というのは、悪いニュースは大々的に流すものの、謝罪のニュースに対しては非常に消極的で、それ故に市民が誤解し続けることにもなり得るのです。

訴訟社会でビジネスをする以上、訴えられるリスクと同時に、故意の「誤り」、不正な態度に対しては、訴える位の覚悟が無いと、成り立たないのです。

急加速の問題、全部が全部でっち上げとは思いませんが、予想通り、早くも悪意を持った捏造が登場しました。
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プリウスのトラブル、報道相次ぐ=公開実験後に-トヨタ苦慮

ニュース
03 /11 2010

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3月11日9時6分配信 時事通信

【ニューヨーク時事】トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」のドライバーが、スピード制御不能になったなどと訴える騒ぎや事故が米国内で相次いでいる。自動車の不具合か、運転ミスかなど、原因はいずれも不明だが、米メディアが大規模リコール(回収・無償修理)問題に絡めて盛んに報道しており、トヨタ側は苦慮している。
 8日にはカリフォルニア州サンディエゴ近郊で、2008年型プリウスを運転中の男性(61)が「ブレーキが利かない」と警察に緊急通報。駆け付けたパトカーが高速道路上で、ハンドブレーキを使うよう指示しながら並走して停止させるという騒ぎが発生。9日にもニューヨーク市郊外で、女性(56)が運転していた05年型プリウスが石垣に衝突。米メディアによると、負傷した女性は警察に対し、車が勝手に加速したと話している。
 トヨタは8日に、電子制御装置の欠陥説に反論する実験を公開したばかり。その後も立て続けに疑惑を呼ぶ騒ぎや事故が発生したことで、関係者からはため息も漏れている。プリウスに関しては、アクセルペダルがフロアマットに引っ掛かって急加速事故を起こす恐れがあるとして、トヨタは昨年11月に04~09年型を対象にリコールしている。



留まるところを知らないトヨタのリコール問題ですが、このニュースを最初に聞いたとき、???と思いました。昨日のニュースでは、パトカーがプリウスに追突させる形で停止させたと言われていたのですが、まず、ニュースの映像では、どちらの車にもダメージが確認できなかったこと。
仮に話しが本当なら、高速であることを考えると、それなりののダメージがあって然りだと思います。

そして150キロで巡航しているのならともかく、不意に暴走している最中に、果たしてドライバー本人が電話をするようなことが可能でしょうか?

そして、瞬時にパトカーが現場に駆けつけて暴走中の車と通話・・・余りに出来過ぎた話しに聞こえるのは、私だけでしょうか?

三菱自「ラリーアート」も今月末終了へ

ニュース
03 /10 2010

三菱自動車が、100%子会社でモータースポーツ関連事業会社「ラリーアート」の業務を今月末で終了することが9日、明らかになった。

三菱自は、自動車のオフロード競技「ダカール・ラリー(通称パリ・ダカ)」と、世界ラリー選手権(WRC)から撤退しており、モータースポーツ関連事業の縮小を一段と加速する。

「ラリーアート」は三菱自のモータースポーツ活動支援などを行っているが、ここ数年、売り上げ不振で赤字が続いていた。ブランド名は残す方針だ。
(2010年3月10日09時56分 読売新聞)



昨今の不況の影響は留まるところを知らず、あのスバルでさえWRCの撤退を決めた位です。
かつてレースは「走る実験室」と言われ、その成績が技術レベルの象徴であり、人気にも大いに左右するものでした。

現在は、車の性能向上がある意味頭打ちになったこと、そして「エコ」という従来とは異なる面での「性能向上」が求められる昨今、高性能高出力のイメージは、ともするとネガティブなイメージにも取られかねないのでしょう。
レースによって得られる技術が、市販車に求められるソレとリンクしなくなった・・・コレはかつて2輪のワールドGP500ccクラスに起こったソレと似ているのかも知れません。

当時のレギュレーションから、同クラスは500cc2スト4気筒という形式に成らざるを得なかったのですが、余りに金が掛かる上に、市販車との関連が極めて薄いということで、レギュレーション変更され、現在のMotoGPになり、より市販車との関連性の強い4ストがメインのレースに変貌したのです。

そして、何といっても若者が車に興味を持たなくなったことも忘れる訳には行きません。

こうやって見てみると、この「ラリアート」の終了は、ある意味、車社会の急激な変化を方印象付けるばかりで無く、レースというものの今後の有り方が問われる時代になったのかも知れません。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。