2008年のアメリカ滞在時、以前関わりのあったアメリカ車が軒並み姿を消していることに驚き、その姿を記録に止めようとブログを開設し、今年で12年目になります
ブルーポイントは、スナップオンの中で、自社製品でないOEM生産の製品を販売するブランドです。OEMとはいえ安物という訳では無く、例えばドイツのクニペックスのプライヤーもブルーポイント銘で販売されていたりします。
近頃の車は高度に電子化され、自己診断端末の使用頻度が大幅に増していますが、それでも手放せないのが、昔ながらのサーキットテスター、そしてテストライトです。
特にテストライトは、テスター程精度が必要とせず、取り合えずバッテリー電圧の有無を確認できれば良いという場合に手ごろなので、何かと使う機会が多いのですが、写真のタイプは、+と-両方を点検出来る優れ物なのです。通常のテストライトの場合、電圧の有無は点検出来るものの、アースの不良は点検出来ません。そして、今日の車では、アース側でのオン・オフの制御が非常に多くなっている為、ソレには対応出来なくなってしまうのですが、コレでは、ソチラにも対応出来るので、飛躍的に応用範囲が広がります。
写真に見えるLEDが赤に光ると電圧有り、緑に光るとアース、点等無しの場合、断線の可能性大です。
そして、本体に付いている二つのスイッチは、それぞれ+、-を回路に導くことで、配線~アクチュエーターのテストを可能にしています。
本体に黒いビニールテープが巻かれていますが、コレは何度も自分で中を開けて修理しながら使っているからなのです。時々配線と基盤の繋ぎ目のハンダにヒビが入って使えなくなってしまうのですが、電気製品としては珍しい?アメリカ製故か、シンプルな構造により、本体は極めて丈夫で、10年近く使っています。
一般のテストライトが百円ショップでも買えることを考えると、$100ドルという価格は尻込みしますが、それでも利用価値は大きく、工具による「スキルアップ」が可能です。
[東京/デトロイト 13日 ロイター] 米消費者団体専門誌コンシューマー・リポートは13日、トヨタ自動車<7203.T>のスポーツ多目的車(SUV)、「レクサスGX460」の2010年モデルに横転につながる「安全上のリスク」が存在するとして、消費者に対し購入しないよう呼びかけた。
同誌はレクサスGX460の10年モデルは急カーブを曲がった際に横滑りしやすいとして「不適切」との判断を下した。同誌がこうした警告を出すのは異例。
コンシューマー・リポートは横滑り実験の結果、レクサスGX460は横転しやすいことが判明し、重大な傷害事故や死亡事故を招く恐れがあるとした。ただそのような事故の報告は受けていないとしている。
レクサスGX460は「4ランナー」と共通のプラットフォームを利用しているが、レクサスGX460は車高が高く重心も高いため、横転事故を起こしやすいとしている。
同誌は「問題が修正されるまでレクサスGX460の購入を控えるよう推奨する」とした。
トヨタは声明で「コンシューマー・リポートの実験結果を真剣に受け止める」とし、同誌の実験結果の再現を試みた上で、対策を取る必要があるかどうか判断するとした。
トヨタはレクサスGX460を市場投入後4カ月で約5400台を販売した。
コンシューマー・リポートは、アメリカの品質情報の権威と言われている雑誌ですが、かつて、「いすゞ・トルーパー(ビッグホーン)」に対して、走行テスト中に転倒したということで、同様の評価を下したことがあります。
後に、同車の時だけ故意に転倒させる様な運転を行っていたことが判明し、いすゞとの間で裁判沙汰となったのですが、日本のメディアは、ほんの10数年前の、この事を知っている人が誰も居ないのでしょうか?
それとも、知っている上で、それに触れないのでしょうか?
何れにしても、極めて悪質と言わざるを得ません。
トルーパー以前にも、同誌は、スズキ・サムライ(ジムニー)にも同様な評価を下して、同じく裁判に発展したことがあるのです。
確かにコンシューマー・レポートの記事は、「ある程度」は参考になるものの、同時に、明らかな悪意の上での「捏造」の過去があるだけに、この様なニュースの場合、日本のメディアの責任として、過去の問題についても読者に知らせる必要はあるのではないでしょうか?