フォード・マスタングⅡ Ford MustangⅡ 画像による初代との比較
カーデザイン スタジオ 64年の登場以来、爆発的な人気を博したマスタングですが、その中でも74年に登場したマスタングⅡは、駄作との評価がすっかり定着してしまっています。
その件に関しては、以前の記事で紹介しましたが、今日、非常に程度の良いマスタングⅡを見かけたので、写真に収めて来ました。
2代目で余りに巨大化した反省から、初代マスタングへの回帰を目指したこの車・・・・デザイン的に見てどうなのか、初代と比較してみましょう。
先ずは初代マスタング・・・・スポーティーな中にも、上品さを併せ持つ、絶妙なスタイルです。
マスタングⅡ・・・・似せようとした努力は認めますが・・・・・どうにもフロント周りが重苦しい印象が拭えません。
初代のサイドビュー・・・・シンプルかつ重心の位置にも一寸の隙が有りません。
マスタングⅡ・・・・前述のフロント周りの重苦しさは、フロントオーバーハングの長さが原因なのではないでしょうか?
同じく、後輪周辺の何処と無く寸詰まりな印象は、やはり初代のソレに一歩譲ります。
初代マスタングのリア周り・・・・シンプルなバンパーの形状、そしてスッキリと切り落とされたデザイン処理は、多くのライバルに真似されたものです。
マスタングⅡ・・・・当時のアメリカ車としては、珍しくウィンカーレンズがオレンジ色になっていますが、そのせいか、何処か日本車的な雰囲気です。
こうやって改めてマスタングⅡを写真に収めて観察してみると、やはり駄作と言われるのは、ある意味仕方が無いのかも知れません。
1.非常に人気の高い初代マスタングと比べられてしまうこと
2.2代目のパワフルさに比べられてしまう事
2代目マスタング・マッハⅠ・・・・・巨大化、高価格化から、販売自体は低迷したものの、この存在感と比較すると・・・・・
それだけでも十分以上に難しいところに、ベースとなったフォード・ピントが炎上事故の多発というトラブルを抱えていたことも、更に追い討ちをかける結果となってしまいました。
敢えてこの車を肯定的に取るとしたら、2代目を遥かに上回る販売台数ばかりでなく、トヨタ・マークⅡや、ホンダ車に少なからず影響を与えたいたと思えることでしょうか?
そして、巨大化した2代目マスタングの販売不振という「事実」、顧客の声に目を向け、ダウンサイジングという、デトロイトでは前代未聞の所業をやってのけた経営判断は、販売不振の事実から目を逸らし続けて破綻に陥ったGMと比べると、十分評価に値する事なのかも知れません。
その件に関しては、以前の記事で紹介しましたが、今日、非常に程度の良いマスタングⅡを見かけたので、写真に収めて来ました。
2代目で余りに巨大化した反省から、初代マスタングへの回帰を目指したこの車・・・・デザイン的に見てどうなのか、初代と比較してみましょう。
先ずは初代マスタング・・・・スポーティーな中にも、上品さを併せ持つ、絶妙なスタイルです。
マスタングⅡ・・・・似せようとした努力は認めますが・・・・・どうにもフロント周りが重苦しい印象が拭えません。
初代のサイドビュー・・・・シンプルかつ重心の位置にも一寸の隙が有りません。
マスタングⅡ・・・・前述のフロント周りの重苦しさは、フロントオーバーハングの長さが原因なのではないでしょうか?
同じく、後輪周辺の何処と無く寸詰まりな印象は、やはり初代のソレに一歩譲ります。
初代マスタングのリア周り・・・・シンプルなバンパーの形状、そしてスッキリと切り落とされたデザイン処理は、多くのライバルに真似されたものです。
マスタングⅡ・・・・当時のアメリカ車としては、珍しくウィンカーレンズがオレンジ色になっていますが、そのせいか、何処か日本車的な雰囲気です。
こうやって改めてマスタングⅡを写真に収めて観察してみると、やはり駄作と言われるのは、ある意味仕方が無いのかも知れません。
1.非常に人気の高い初代マスタングと比べられてしまうこと
2.2代目のパワフルさに比べられてしまう事
2代目マスタング・マッハⅠ・・・・・巨大化、高価格化から、販売自体は低迷したものの、この存在感と比較すると・・・・・
それだけでも十分以上に難しいところに、ベースとなったフォード・ピントが炎上事故の多発というトラブルを抱えていたことも、更に追い討ちをかける結果となってしまいました。
敢えてこの車を肯定的に取るとしたら、2代目を遥かに上回る販売台数ばかりでなく、トヨタ・マークⅡや、ホンダ車に少なからず影響を与えたいたと思えることでしょうか?
そして、巨大化した2代目マスタングの販売不振という「事実」、顧客の声に目を向け、ダウンサイジングという、デトロイトでは前代未聞の所業をやってのけた経営判断は、販売不振の事実から目を逸らし続けて破綻に陥ったGMと比べると、十分評価に値する事なのかも知れません。
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