相次ぐ漫画・アニメの実写化、6割以上が「嬉しくない」
ニュース相次ぐ漫画・アニメの実写化、6割以上が「嬉しくない」
オリコン 11月30日(水)10時30分配信
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相次ぐ漫画やアニメの実写化どう思う? 6割以上が「嬉しくない」と回答 |
【調査結果】実写化に求める要素/主なコメント 一覧
漫画やアニメ、ゲームは、日本が世界に誇るサブカルチャー。諸国に比べて良質な作品に恵まれているだけに、これらの実写化が増える傾向にあることは、必然の成り行きなのかもしれない。しかしこの流れに反し、漫画やアニメの実写化が【嬉しくない】と答えた人の割合は、男女・世代別とすべてで6割以上。男女別に見ると「男性」(68.0%)、世代別では「20代」(73.1%)がそれぞれ最高値を記録した。一方で、【嬉しい】(とても嬉しい:3.8%、まあ嬉しい:31.0%)と返答したのは34.8%。その中で、実写化に最も好感を持っていた世代は「30代」(39.6%)で約4割を占めた。
では、漫画やアニメを実写化する際に求められるポイントは何なのか? 最もその声が大きかったのは【原作に合ったキャスト人選】で、男女・世代別のすべてで1位になった。登場人物のイメージが絵としてあるだけに、「あまりにかけ離れているとガッカリ。配役がその作品を見るか見ないかのものさしになります」(群馬県/30代/男性)。さらに、人それぞれに作品への思い入れがあることから、「人選が酷いと原作はもちろんファン心も傷つけられる」(東京都/10代/女性)との見方もあるようだ。
次いで2位は、「中途半端に脚色するなら最初からオリジナルを作って!」(岡山県/30代/男性)といった意見が寄せられた【忠実なストーリーの再現】(49.5%)。近年では物語のラストを変えるなどの手法を用いられることもあるが、これを快く思わない人たちも少なくない。3位には【脚本やキャスト人選などに原作者の意見を反映させる】(33.7%)こと。そのほか、【作品の“肝”となるシーン(試合や演奏など)の再現】(4位:29.7%)、【登場人物が持つ小物へのこだわり】(5位:22.7%)が上位となり、原作のイメージを損なわないリアリティが限りなく求められている。
来年も『ひみつのアッコちゃん』や『るろうに剣心』、『逆転裁判』など、名作の実写化が目白押しとなっているが、果たして世間から支持を得ることは出来るのか!? その完成度への期待と関心が高まる。
【調査概要】
調査時期:2011年10月25日(火)~10月28日(金)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代~40代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
漫画の実車化というのは、何も新しい話しでもありません。かつての青春ドラマの名作と言われる「俺は男だ!」も「夕日が丘の総理大臣」も、漫画の原作を元にしたものでした。
それと比べて昨今のソレがイマイチ評価されないのは、何故でしょうか?
比較的最近のソレで印象に残っているのは、何と言っても「こち亀」でしょう。両さん役が、事も有ろうに香取慎吾とあっては・・・・誰がどう見てもミスキャストな上に、作りも演技も学芸会レベルとあっては・・・・こち亀原作でも、この事はネタになっていた位です。
最近のドラマの作り方の特徴は、先ずキムタク有り・・・・と言った様な、人気タレントを主役に使うことで、視聴率を取ろうとしているところに問題があるのでしょう。
そして漫画には、漫画=静止画だからこそ表現できる・・・・という面も沢山あり、動画=アニメーションにした途端、随分とスポイルされ、実写になると、更にスポイルされ・・・・という例が少なからずある様です。
特にギャグ漫画では、それが顕著だと思います。
少なくとも、有名な漫画で、人気アイドルを使って・・・・という安易な発想なら、止めて欲しいですね・・・。折角の名作のイメージを壊すだけです。
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