40年代のアメ車 in バンクーバー
カナダ情勢先日、バンクーバーのパシフィック・セントラル駅の周りに雪が積もっているのに気が付きました。バンクーバーは冬でも雪が少なく、しかもこの所全く雪が降っていないので不思議に思っていたのですが、翌日、そこで映画の撮影が行われていました。
古いアメ車が何台も停まっており、撮影の準備をしているところでした。
エキストラは40年代風に着込み、車も40年前後の物ばかりで、しかもインディアナ州のナンバーが付けられていました。
聞くところによると、1946年のクリスマスという設定で、バンクーバーの駅が、インディアナ州のデパートに使用されていたのです。
パシフィック・セントラル・ステーション
クリスマス風に飾られています。車は40年頃のハドソンです。
インディアナ州といえば、サウスベンドにあったスチュードベーカー・・・・・と言いたいところですが、残念ながら、それは無く、タクシーはハドソン、他にはパッカード、フォードA型、そして、一番上の写真の黒い車はプリムスです。
30年代の豪華絢爛、同じく50年代の豪華絢爛に比べ、今ひとつ華が無い様に思われる40年代、事実42~45と4シーズン欠落していることもあり、地味な印象が拭えないものの、適度に洗練されて、無駄に大きく無く、上品な佇まいは中々だと思います。
バンクーバーは、かつては北のハリウッドと呼ばれ、アメリカ映画が多く撮影されたものですが、最近はドル高もあり、カナダで敢えて撮るメリットも少なくなっていることでしょう。まあ、こんな古い建物が、大して使われていない・・・・この辺が撮影に使われた理由だと思います。
因みに、一番上の写真は、フォトショップで加工したもので、コチラが実物です。
古く見せかけるために、車の左側にあるイエローの斜線部分も消しました。
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