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VPG MV-1 ????

リムジン、特殊車両
10 /30 2012

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先ず、この角度から見て、一体何だコレ・・・・と思いました。正直、旧共産圏の車かと思った位です。
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横から見て・・・・それでも全く見当すらつきませんでした。
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更に前から見て・・・やはり全く見当付きませんでした・・・・


今日、今まで全く見たことも無い車を目にしました。
最初に後姿を見て、全く見たことが無いと思い、後ろにもメーカーらしきロゴが無く、フロントには、グリルにVPGと書いてあるだけ・・・・一体何だコレ・・・・と、とりあえず名前の様な奴をメモしておきました。

家でネットで調べてみると、 Vehicle Production Group LLC という、マイアミにある会社が生産するタクシー車両だということが判りました。

生産は、あのハマーの原型となったHAMVYを生産しているAMジェネラル社によって行われており、Roushという、アメリカのパフォーマンスカーを生産している会社のシャシーに、フォードのエンジン、駆動系を使っているということです。 しかもエンジンはフォードの4.6リッターV8で、全長5.2m、幅2mオーバーという、正にフルサイズのバンです。

既にニューヨークのイエローキャブは、日産を採用することを発表していますが、この車は、障害者向けに、より使い易くなっている様で、今後シェアを広げていることになると思いますが、ココ、バンクーバーでは・・・少々大き過ぎる気がしますし、実際見るのが、今日初めてだったので、普及するかは微妙なところですが、現在、ミニバンタイプのタクシーは、旧式のダッジ、シボレーが消えつつあり、トヨタ・シエナがメインになっていますが、特にタクシーの様なラフな扱いを受ける車両は、メンテナンスの関係で、国産車の方が有利なこともあり、もしかしたら数年後、その姿を街で見かける様になるかも知れません・・・・。

尤も、トヨタ・シエナも十分国産車と言って差し支えないのですが、それでも大きなトラブルが起きた時のメンテナンス費用は、やはりアメリカ製のブランドに比べ、割高な傾向にあります。
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中国“自業自得”レアアース輸出最低に 尖閣問題が“ブーメラン” 2012.10.25

ニュース
10 /25 2012
反日姿勢を強める中国に“ブーメラン”が返ってきた。沖縄県・尖閣諸島の強奪を狙う中国が、日本への脅し材料として輸出規制をちらつかせているレアアース(希土類)の輸出量が、今年は1万トン前後と過去10年で最低水準に落ち込み、輸出許可枠の約3万1000トンを大きく下回る見通しとなった。業界関係者が24日、明らかにした。最大の輸出先である日本の需要が急減したためで、レアアースを外交カードとして使ってきた中国は資源戦略の転換を迫られそうだ。

レアアースはスマートフォンなどハイテク製品の製造に欠かせない材料だが、中国から日本への輸出量は2011年に前年比で34%減少し、今年はさらに下がる見込みとなった。

きっかけは10年9月の尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件。中国当局は日本への対抗措置として、事実上のレアアース対日輸出規制を実施した。これを教訓に、日本企業はその後、レアアースが不要な製造技術やリサイクル技術を相次いで開発。調達先もオーストラリアなどに拡大し、対中依存度を急速に引き下げた。

中国税関統計によれば今年1-6月のレアアース輸出量は4908トンと前年同期比42・7%の減少。通年では「1万トンをやや下回る可能性」(業界関係者)も指摘されている。03年の通年輸出量7万4000トンと比較すると大幅な減少となる。

このため、一部のレアアースは供給過多となり、販売価格が半年で3分の1程度に下落したケースも。日本に揺さぶりを掛けるつもりが、自らの首を絞める結果となった格好だ。

折角レアアースを持っていても、それを使うことさえも出来ない・・・これが中国という国の実態です。

反面、未だにレアアースの輸入トップが日本ということは、即ち日本が先進技術のトップを維持しているということを意味します。

幾ら日本に追いつきつつある様に見えても、実際は重要な部品は日本の技術に頼らざるを得ないのが現状で、相変わらず中国という国は、生産工場から脱却できていません。

最近、日本の「オタク文化」というものが、一部ではあるものの、海外でも注目されています。
昔から、日本人には、細かいことに拘り、突き詰めていくという行動がDNAに組み込まれている様な気がします。それがオタク文化でもあり、そして先進技術の開発にも結び付いているのです。

反面中国人の興味といえば、手っ取り早く金を握ること・・・・それだけです。そんな背景かはら、地道な研究が必要な先進技術など、無理というものです。

中国も、少し己を過信し過ぎているのではないでしょうか?
因みに、レアアースの埋蔵量が一番多いのは、秋葉原・・・・・なんていう話しもあります。

2013 北米型 ホンダ・アコードのデザイン

カーデザイン スタジオ
10 /24 2012
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北米では、既に2013年モデルの新型アコードが正式に発表されています。

先代モデルは、全幅1.8mオーバー、全長4.8mオーバーと、元々コンパクトなハッチバックとして登場したアコードからは考えられない程、巨大な車になっていました。

そして、かつては若いファミリー向けの車であったアコードも、時代と共にオーナーの高齢化が進み、今や50-60代位という印象すら有ります。

オマケに先代のデザインといえば・・・何を考えたらここまで爺臭いデザインが出来るんだろう?と思うほど、まるで魅力の無いものでした。
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今回のモデルですが、実は街で見かけたポスターの写真に、目が留まったのです。ここの所、車のデザインに目が留まることは皆無だったので、ある意味驚きました。

全体的にデザインは先代のキャリーオーバーにも見えますが、先代を、より無難に洗練させた・・・・こんな印象を感じました。

そして、先代の全身から漂う爺臭さが払拭されている様にも見えます。

この先代のデザインの最大の問題は、Cピラーの形状だと思いますが、リアのドアガラスの形状に対して、リアガラス~トランクにかけてのラインに一体感が無く、それが、何処かチグハグなデザインに見せているのです。

新型は、そのリアガラス~トランクのラインをなだらかにしすることで、Cピラーの形状とのバランスが取れているのだと思います。

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2013モデル: リアガラス~トランクのラインが絶妙で、Cピラーのラインと上手くバランスが取れています。


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2012モデル: リアガラス~トランクのラインが不自然なラインを描いている上に、トランクの高さが、ドアガラスの下端のラインよりも下がっているのも、不自然で、どこかダラッとして見えます。

まあ、写真だけでは、実際のところは分かりませんが、先代の、写真を見た瞬間から、全身に漂っていた爺臭さは感じませんでした。

レクサスも最近、若返りに必死になっていますが、アコードも若返りを試みているのでしょう。

先代の北米アコードは、日本でインスパイアとして販売されていましたが、既にインスパイアの販売は中止されており、日本でこの車が販売されることは、恐らく無いと思います。

今の所、ヨーロッパ型のアコードがまだ発表されていませんが、そろそろ、其方の方も出てきても良い頃だと思います。
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ポンティアック・アズテック・・・・世界一醜い車

ポンティアック
10 /18 2012
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写真は、ポンティアック・アズテックです。
過去10年間、アメリカでは、SUVと乗用車の中間、つまりクロスオーバーと呼ばれるジャンルが人気を得ましたが、このアズテックも、クロスオーバーの一つでした。

シャシーは、同時代のGM製ミニバンのものを流用しており、プラスチックの外板が特徴となっています。

車としては、これと言って話す事は無いのですが、やはり最大の特徴は、この凄まじいデザインでしょう。

フロントの2階建ての様なグリル・・・・せめて上の部分を削り落とした方が、遥かにバランスは良さそうです。

リアは、かつてのマツダ・ファミリアNEOか何かをふやけさせた様な感じで、極めて異様です。
事実このデザインは、世界一醜い車という評価を受けています。

ミニバンをベースに、少しでも個性を出そう・・・と頑張ったのでしょうが、全てに於いて取って付けた様なデザインです。クレイモデルの段階では、「削る」が基本です。コレもアメリカの例に漏れず、肉付けに次ぐ肉付けは、やはりデザインとして成立していません。

少し幅が広過ぎる事を除けば、比較的コンパクトなだけに、上手くやれば、それなりに面白い商品になりそうなのですが、モデルチェンジされる事も無く、2005年には生産中止になっています。

GM特有の、時々突発的に何かを作り、ダメなら直ぐにお蔵入り・・・・という奴でした。

バイク事情 in サンフランシスコ

Motorcycle
10 /14 2012
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私が初めてサンフランシスコに行った20数年前、シカゴ辺りと比べて、日本製バイクのシェアが大きい様に感じました。
特にシカゴ周辺といえば、隣のウィスコンシン州のハーレーの正に地元というだけあり、何処を見てもハーレーで、しかもノーヘルというのが当たり前でした。

それに比べると、サンフランシスコで目に付いたのは、80年前後の、当時としても既に古くなった日本車でした。
ホンダCB900、スズキGS1000、ホンダ・ナイトホーク、カワサキZ・・・・既に日本では旧車と呼ばれている車種が、市内に停められているのが目に付きました。

写真は、先月撮影したものですが、これだけ沢山のバイクの中に、ハーレーが驚くことに、たったの2台!!

まあ、サンフランシスコの道路事情を考えると、狭くて坂が多く、車を運転するのは大変なことです。そして気候に恵まれているからこそ、より小回りの利く様な車種が、交通機関として使用されているのでしょうか?

カリフォルニアといえば、海あり山あり砂漠ありと、一つの州にあらゆる環境が揃っていることで知られています。やはりバイクには面白い環境かも知れません。


今から20年ほど前のラッキーストライクのCMを覚えている人は多いと思いますが、恐らくアレは、カリフォルニアの内陸部で撮影されたものだと思います。

一つ言うなら、日本でプレミアの付いていそうなレトロバイクは全く見かけないですね・・・・皆日本の里帰りしてしまったのでしょう。

新型「レクサスLS」の縞杢ステアリング、老舗家具メーカーの匠の技を生かす

カーデザイン スタジオ
10 /14 2012
 トヨタ自動車が2012年10月11日に発売した高級車「レクサスLS」の新モデルは、新たに縞杢(しまもく)の本木目ステアリングを採用している。このステアリングの木工部品は、老舗家具メーカーとして知られる天童木工が製造している。
 天童木工は、1940年創業の家具メーカー。木工家具に用いる成形合板の高い技術を有しており、1987年から乗用車向けの本木目内装部品を手掛けている。2006年9月発売のレクサスLSにも、ウォールナット(クルミ)など複数の木材を組み合わせた本木目ステアリングの木工部品を供給している。
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新型「レクサスLS」の縞杢ステアリング 出典:トヨタ自動車
 縞杢ステアリングの木工部品の製造には、天童木工を含めて3社が関わっている。3社で合計67の加工プロセスを経ており、製造期間は38日に上るという。
 まず、料理の桂むきのように薄く削り出した板材を、黒染めや漂白によって色調を変えてから、積み重ねて圧縮する。このプロセスは木材シート加工を手掛ける北三が担当している。次に、この圧縮材を板材の積層方向に対して垂直にスライスすると、シート状の木材の表面に縞杢の模様が現れる。このプロセスの担当はパナソニック エコソリューションズ内装建材である。
 天童木工は、このシート状の木材を複雑な曲面をもつステアリングの芯材に貼り込み、縞杢の模様が水平方向に走るような最終的な加工を担当。職人の手作業による精緻(せいち)な仕上げにより、高級車であるレクサスLSにふさわしい品質を確保している。さらに、このステアリングの縞杢模様の方向が、新型レクサスLSで一新した水平基調のインストルメントパネルの存在感を引き立てているという。


インパネが水平基調だから、ステアリングの木目も水平の縞模様・・・まるで小学生の理論です。

この程度のデザインの為に、物凄く無駄なコストですね。

デザインセンスも無ければ、金の使い方も知らない典型的な例です。
まるで38日かかるから偉いみたいな思い違い・・・・こんな物は、良く見えて肌触りが良ければ、30分で出来るのでも良いのです。
この色使いも・・・・幾ら金掛けても、仕上げが小僧の改造車と何ら変わりないのが悲しいところです。

高級車である以上、先ずは乗り心地が良くなくては、どうにもなりません。トヨタの車というのは、ヨーロッパ製の高級車に、その辺が一番遅れているのですが、その分シートの骨格とか、もう少し目に見えない部分にも力を入れないと、何時まで経ってもヨーロッパでは支持されないことでしょう。

アメリカで支持されたのは、アメリカ人が大味で細かい事を気にしないからです。

新レクサスLSのデザイン

カーデザイン スタジオ
10 /13 2012
昨日取り上げた新型レクサスLSですが、やはり、このデザインには大きく疑問符が付きます。

そこで、特に気になるフロントマスクを通例のフォトショップで弄ってみました。
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こちらがオリジナルです。

トヨタ曰く糸巻き状のグリルが嫌でも目に付きますが・・・・やはり下品さの根源はココに有りそうです。
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1.先ずはグリルを弄ってみました。この形状は、フォトショップで描いたもので、他車の流用ではありません。

2.最近有り勝ちな、やたら巨大なエンブレムを、少し控えめにしました。

3.バンパーも、よりオーソドックスな形状に・・・・特にオリジナルはバンパーの高さが下品さを増長している様に見えたので、高さも切り詰めました。

確かに没個性になったとも思いますが、押し出しを強調し過ぎて、下品になるよりは、余程良いと思うのですが・・・・コレだと、恐らく度重なる社内審査を通らないんでしょうね・・・・。

どちらかというと、先代に近付いた気もしますが、先代も、グリルの押し出しが強過ぎるので、少し逆に抑揚を抑えてみました。

あと、目立つようにしたいのなら、色を何とかすべきです。今の車というと猫も杓子もシルバーばかり・・・・あんな無機質で飽き易い色、無いと思うのですが・・・・。

デザインというものは、色でも随分とイメージが違うものです。その色さえも放棄している様ではダメですね。

新レクサスLSが発売…台形重ね・遮光で配慮も

カーデザイン スタジオ
10 /12 2012
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トヨタ自動車は11日、高級車ブランド「レクサス」の最上級セダン「LS」を一部改良して発売した。
 一目でレクサスと認識されるように、前面のデザインを一新した。
 新デザインは「スピンドルグリル」と呼ばれ、ヘッドライトの間からバンパーにかけて、台形を重ねた形状だ。走行性能だけでなく、デザインの面でも独BMWやアウディなどに対抗することを目指す。
 安全面では、対向車のライトなどを認識するとハイビームの一部を自動で遮り、対向車などがまぶしくならない装置も、日本で初めて備えた。
 新型LSの事前受注台数は約5000台で、月間販売目標(300台)の約17倍と好調だ。ハイブリッド車の設定もあり、価格は830万~1550万円。
(2012年10月11日21時18分  読売新聞)

今から20年ちょっと前、初めてトヨタ・セルシオを見た時、日本車もここまで来たか・・・と思ったものでした。確かにメルセデスの影響を多分に受けてはいたものの、従来のクラウン他、日本車とは一線を画する上質感が有ったからです。

このデザイン・・・・デザイナーは一体何を表現したかったのでしょうか?レクサスを段階的に若返らせようとしているのは判りますが、コレではまるでガキの改造車じゃないですか・・・・!

バンパー周りなど、ヤングオート辺りに出ていそうな改造車の下品なエアロそのものです。
メーカー純正の珍車(暴走族車)ですね・・・・。

高級車をデザインするには、高級とは何かを知らなければいけません。ホンダが初代レジェンドは開発する時、デザイナーをヨーロッパの高級ホテルで生活させたという話しがあります。それが上手くいったかどうかは別ですが、デザイン業界も、いよいよ不況とコストカットしか知らない世代になってきている様な気がします。

フォルクスワーゲン・ビートル レトロスタイルのモデルチェンジ

カーデザイン スタジオ
10 /08 2012
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1998年、レトロスタイルで有名なフォルクスワーゲン・ビートルが登場しました。
この車の居住性に関しては、かつての記事で酷評させて頂きましたが、その不自然な居住性は、本来リアエンジン用に設計されたボディーデザインを、FFに使用した為、本来前席の脚がボンネットの下に納まるところ、それが出来ずに、極端に後ろに座らされる為に起きていることなのです。

実際に、この車に乗り込むと、気持ち悪いくらい巨大なボンネットと、テープルの様に広大なダッシュボードが目の前に広がり、ものすごく大きな車に感じるのですが、反面後ろを振り向くと、後ろまで手が届きそうな位で、実は小さな車であることが分かります。

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因みにコチラがオリジナルのビートルですが・・・・こうやって比べると、レトロスタイルの常で、実は全く似ていないことに気が付きます。

ニュービートルの場合、確かにFFになったことが、その居住性を大幅にスポイルしているのは確かなのですが、同時に、不自然な円弧を描くAピラーのお陰で、フロントガラスがドライバーの額の寸前まで迫るので、結局更にシートを後ろに持って行かざるを得ない・・・・コレももう一つの理由なのです。

最近、そんなやたら寝かされた巨大なフロントガラスを持った車は数多くありますが、共通してフロントの居住性は悪く、そして無駄にだだっ広いダッシュボードを有しているものです。

エアロダイナミクスだか何だか知りませんが、フロントガラスを寝かすことが、如何に居住性に悪影響があるか?が良く判るというものです。

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コチラは、その新型ですが・・・・やはり、先代の間違ったパッケージングは直してきました。そして、先代よりも、より初代のビートルに似ています。

結局レトロスタイルというのは、そのオリジナルの当時の時代背景も、デザイン的意味合いも理解していない現在の若者が、見よう見まねで、しかも己のイメージが肥大化した中で表現した、理論も何も無い、単なる偽者以外の何者でもありません。

そして、そのモデルチェンジというと、これまた同じパターンで、よりオリジナルに近づけるだけです。

そうなると、最早成長の余地も無く、デザイン自体が停滞を起こす訳です。
現行のビートルも、このデザインの為に、既に全幅が1.8mを超えるという、巨大な車になっています。

まあ、この車の主要マーケットというと、北米、日本、中国だと言われています。要するに車に小難しい理論も何も求めない、カッコさえ良ければ・・・という国がメインなので、コレで充分なのかも知れませんが・・・・。

この車がメキシコ製なのも、やはりヨーロッパで人気無いからなのでしょう。

コンピューター購入 東芝P870-02

IT関係
10 /07 2012
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6年半ぶりにコンピューターを新調しました。
前回のコンピューターを購入した時、その一つ前の機種も5年目でしたが、当時5年もののPCといえば、全く話ににもならないレベルだったものですが、実は今回、それまでのPCに正直大して不満も無かったのです。
フォトショップも全く問題なく動くし、その他、特に問題もありませんでした。

この事は、即ちパソコンという製品が、ある程度成熟してきたという事を示しています。

例えば私の更に前の2000年モデルを、その5年後の目で見ると、HDDは話にならない程小さく、CDライターすら無く、DVDも観られない、USBメモリースティック如きにもドライバーが必要、当然ワイヤレスにも、Ethernetにもアダプターが必要・・・こんな感じで、本当に話しにもならないレベルだったものです。

敢えて今回購入に踏み切った理由が、もうすぐウィンドウズ8が出るということなのです。

どうもウィンドウズは、大きな変化を経ると、トラブルが多発するというのは確かにある様で、UI(ユーザーインターフェース・・・つまり使い方)を変更したXPも、最後の頃は良かったものの、当初は酷評されたものですし、次のVISTAが良くなかったのは、皆が知るところです。

Vistaのビッグマイナー版とも取れる7は、少なくとも安定している様で、次回の8は、UIの大幅変更と共に、タブレットを初めとしたタッチスクリーンへの対応等、大幅に変わることが既に発表されています。

そんな理由から、今月末の8発売の前に、値段が落ちてきたところで、購入に踏み切ったのです。

プロセッサーは最強のインテルi7、メモリーも8GB搭載で、最高16GB、HDDも1TB,スピーカーも東芝の高級機に搭載されるharman/Kardonが奢られており、音質も極めて良好・・・・こんな具合に、取り敢えず今ある中でかなり高度なモデルを購入したのですが・・・・。

やはり気になるところもあります。

一つは、何故17.3インチという巨大なモデルが必要だったのか?です。最近のモデルは、猫も杓子もワイドスクリーンです。今主流の15.6インチという奴は、私の前の15.4インチと比較すると、明らかに縦方向に小さく、特に写真をやる私にとって、縦位置の写真を大きく表示できないというのは、大問題なのです。
そんな理由から、私にとっては無駄に横幅の長い17.3インチにせざるを得なかったのです。

そして、タッチパッドの位置・・・・最近の設計者は左利きが多いのでしょうか?
最近のウィンドウズ機は、皆が皆、タッチパッドが中央よりも左側に寄っているのです。右利きの私にとって、左側に寄ったタッチパッドを使い、左クリックする・・・というのは、正直余り具合が良くなく、仕方なく、設定を変えて左右のボタンを入れ替えて使っています。

そして、MACを真似した様な、ボタン一体式のタッチパッドは、従来のものと比べ、明らかにコントロール性の劣ります。ポインタを思う位置に持っていくのに時間がかかる、クリックするとポインタが微妙に動く等の症状が見えます。この辺りは何れアップデートで改良されるとは思いますが・・・・。
拡大、縮小、スクロールといった機能も、タッチパッドで可能です。

やはり、今回購入したデジカメなども、明らかにファイルサイズが増大しており、その様な画像を扱う場合、新型PCの威力は絶大です・・・・が、これだけ景気の悪い今日、取り敢えず今のPCが動いてくれれば充分・・・・という感じで、昔ほどの一定期間内での買い替えというのは期待できない時代だと言えます。

そんな中、アップルコンピューターは、ウィンドウズ機の倍以上の価格で平気で売って、しかも人気を博しています。アップルのやり方がどうかを問う気はありませんが、もはや完全に消耗戦となっているPC市場は、明らかに曲がり角に差し掛かっている気がします。

まあ、そんな時代だからこそ、これだけの性能のPCが、前回の日本で購入したモデルの、ほぼ半額で買えた訳ですが・・・・。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。