米夫婦が10億円相当の金貨1400枚発見、庭で犬の散歩中に
アメリカ情勢[ロサンゼルス 25日 ロイター] -米カリフォルニア州ゴールドカントリーに住む夫婦が、私有地内で犬の散歩中に、少なくとも1000万ドル(約10億2000万円)以上相当の金貨を地中から発見した。地中から発見されたものとしては米国最大とみられている。夫婦の代理を務める貨幣専門店カギンズが25日、明らかにした。
ゴールドカントリーは1849年のゴールドラッシュ時代にちなんで名付けられた地名。夫婦の氏名など詳細は明らかにされていないが、昨年4月に庭で犬の散歩中、さびついた金属缶が埋もれているのを発見。掘り出してみると、計8缶に約1400枚の金貨が入っていた。
カギンズの専門家によると、金貨は1800年代半ばから後半に鋳造されたもので、新品同様の状態だった。中には1枚だけで、100万ドルの価値があるものも含まれていたという。専門家は「過去に難破船から状態の良い金貨が数千枚規模で見つかったことはあるが、地中からこれだけの価値を持ち、状態も良い金貨が北米で見つかったというケースをこれまで聞いたことがない」と述べた。
金貨の大半は、ネット通販大手アマゾン・ドット・コムで売りに出されるという。
カリフォルニア州ゴールドカントリーは、記事にもある通り、1949年に起きたカリフォルニアのゴールドラッシュに因んだ名前です。
東はシエラ・ネバダ山脈~ネバダ州に接し、西には州都サクラメント、そして、更に西には、港町サンフランシスコが有り、多くの人で賑わった地域です。
アメリカという国は、ご存知の様に歴史の浅い国です。そして、当時の経済の中心は東部であり、西部では、東部の法律が通用しない・・・それ故に西部が無法地帯となった訳ですが、そんな時代に、カリフォルニアで鋳造された金貨・・・というと、東部のソレとも違う独自の物なのでしょう。
それが、こんなに大量に発見されるとは・・・しかも犬が・・・というと、花咲じいさんの様な話しですが、実際にあるんですね・・・。
コレがどんな金だったのか?当時、どの程度の価値だったか?にもよりますが、単純にゴールドラッシュで儲けた金だったのか?それとも鉱夫相手の商売で儲けた金か、それとも犯罪にまつわる・・・興味は尽きないところですが、やはり、無法地帯、カリフォルニアだからこそ起こり得たというのが、正直なところなのでしょうか?
スポンサーサイト