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2014 バンクーバー・オートショー 2

カナダ情勢
03 /28 2014
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シボtレー・インパラ

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フォード・フュージョン

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クライスラー200

ビッグ3の中型車を比べてみて、気が付いたことがありました。
昨年登場したシボレー・インパラ、フォード・フュージョン、そして、今年発表された新型クライスラー200ですが、皆、物凄く良く似たスタイルをしているのです。

特に車のデザインを決定付けるルーフラインからCピラー周辺の処理が、3社共、ここまで似ているのには、正直驚きます。クライスラーは一年遅れながら、シボレーとフォードは、ほぼ同時期に登場しているので、どちらかが真似をしたという訳では無いと思うのですが、それにしても似ています。

この手のルーフラインでは、後部座席のヘッドクリアランスが不足し勝ちで、事実、フォードとクライスラーは、常に髪の毛が当たります。

クライスラーの係員に意地悪く、何故こんなに皆似ているのかと聞いたところ、良いデザインなんだから、それが沢山有るということは良い事だ・・・なんて言っていました。

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昨日お話した、センターコンソールの一例です。クライスラー200のものですが、ダッシュボードの下、つまり普通は、ほぼ直立している部分が、大きく傾斜しており、それが膝周りに来るので、閉塞感に繋がります。シフトセレクターがダイヤル式・・・。

こんなアメ車を見てきた後で、レクサスの常識的な出来に心底落ち着き、更にホンダに行き、アコードの内装を体験すると、やはりコイツは良い・・・決して豪華さも派手さも有りませんが、堅実で、必要なポイントを完全に押さえているのが印象的でした。

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ホンダ・アコード

コレが、カナダでは2万5000ドル~となっており、先日紹介したビュイック・ラクロスが3万5000ドル・・・まあ、大安売りされるとは思いますが、それにしても、アコードが如何にお買い得かが判って頂けることと思います。

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新型キャデラックCTS

一つ意外だったのが、以前、このサイトでも酷評した新型キャデラックCTSでした。
この車は、写真で見るよりも、遥かに良く見え、先代までのチンチクリンで下品なデザインが影を潜め、初代CTSから10余年、キャデラックも、ようやく、このクラスのデザインを理解したという印象を受けました。まあ、全長10センチ程延長されていますが、キャビンの幅も大きくなった感じで、室内も、窓が高くて小さく、閉塞感に溢れるといった先代の不自然さも払拭されていました。

まあ、グリル周りの処理等、まだ課題は残っていますが、少なくとも、これならアウディに見劣りするという事は無いでしょう。

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メーターパネルは、完全にコンピューター画面になっているのが面白いところでした。
どうせなら「クラシック画面」なるものを用意してくれれば面白いのですが・・・。

あとは、ニッサン・マイクラが久々に北米に投入される・・・という話しで、1万ドルを切る価格が話題になっています。20年前のネオンと同じ商法ですが、当然1万ドルを切るモデルは、エアコン無し、マニュアル、手動ウィンドー、手動ロックという仕様です。
製造もメキシコということですが、それでも、従来、ヒュンダイやキア、韓国製シボレーに流れていた顧客には、非常に魅力的な商品であることは、間違い無いでしょう。

バンクーバー・オートショーは、東京モーターショーの様な巨大なショーではなく、自動車産業の無い地域故に、部品、用品メーカーの出展も有りません。
どちらかといえば新車見本市といった感じのショーですが、この中でどれが一番印象が良かったか・・・というと、残念ながら去年と同じ、ホンダ・アコードでした・・・。

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バンクーバー市街の桜並木

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2014 バンクーバー・オートショー

カナダ情勢
03 /27 2014
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毎年春に開催される、バンクーバー・オートショーに行ってきました。
入り口の真ん前に陣取っているのが、トヨタでした。毎年、メーカーの位置は違っているのですが、入場と共に、先ず目に入って来るのがビッグ3では無くトヨタ・・・。

そして、その右隣には、GMの、しかもビュイックが居ました。昨年は無料のカフェで誤魔化していたビュイックですが、特に目新しいと思うモデルも無いながら、入り口の直ぐ近くという場所だったのは、意外でした。

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それにしても、車に関しては、何とも粗末なモノです。
今やフラッグシップとなったラクロスですが、幅1.85mが信じられない位に狭く、リアシートに座れば、つま先にフロントシートの下にある鉄パイプがモロに当たり、髪の毛どころか、頭が終始ルーフに当たってしまいます。
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後部座席で自分撮り・・・頭が常に天井につかえ、横も殆ど隙間が有りません。これは軽自動車ではなく、ビュイックの最高級車、ラクロスです。

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極め付けは、この巨大なトランクのアーム・・・コレのお陰で、恐ろしい位にトランクの有効幅が狭まっています。

仮にもこんな車がフラッグシップとは・・・。

不思議なのが、兄弟車のはずのシボレー・インパラでは、前述の全てが遥かにマシなのです。無理な厚化粧が祟っているのでしょうか?

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既にその姿は知られていますが、今回、初めて次期マスタングを見ることができました。
マスタングは、94年モデルでレトロ路線に舵取りを行い、以降、特に2005年モデル以降、如何に初代に近付けるか?というレトロスタイルの罠に嵌っていましたが、次期モデルは、マスタングの雰囲気を残しながら、レトロから決別し、比較的上手く進化させたと思います。

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色々な車を見て思ったのですが、最近のアメ車のトレンドとして、超巨大なセンターコンソールを装備する・・・というのが有る様です。

かつてのアメ車は、ベンチシートにコラムシフト・・・真ん中に邪魔な物が無い分、より足元が広々としていたものですが、最近のソレは、まるでランボルギーニといったスーパーカーを思わせる様な高く幅の広いセンターコンソールが多く、大いに室内空間をスポイルしている印象でした。
ベンコラからの反動なのでしょうか?

数々のアメ車を弄り倒した後で見たレクサスが、物凄く常識的で上質なデザインに見え、その次に見たホンダが、無駄の無い、極めて合理的で緻密な設計に見えたのは、言うまでもありません。

次回に続く・・・

少女はね、引きずり振り落とし殺した24歳男

ニュース
03 /25 2014
24日午前2時頃、福岡県飯塚市椿の市道で、同県桂川町吉隈、会社員矢次 幸恵 ( さちえ ) さん(19)が乗用車にはねられ、頭の骨を折るなどして死亡した。

 同県警は、殺意を持って矢次さんをはね、死亡させたとして、車を運転していた同県筑前町依井、自動車部品製造会社員瀬尾悠也容疑者(24)を殺人容疑で逮捕した。同容疑者は「殺すつもりはなかった」と否認しているという。

 発表によると、瀬尾容疑者は矢次さんをはねた後、矢次さんが助手席側にしがみついた状態で数十メートル引きずり、路上に振り落として殺害した疑い。そのまま逃走したが、県警は、目撃者が通報した車種とナンバーをもとに瀬尾容疑者を特定。同日午前3時半頃、自宅にいたところを確保した。


この事件、容疑者と女性は、出会い系サイトで知り合っている様です。

知り合いであった以上、偶然の事故とは考え難く、殺意を否定することは、難しいでしょう。
ところで、このニュース・・・当然容疑者の行動は論外ですが、私が非常に不自然に思うのは、19歳の女性を「少女」として報道している事なのです。

19歳、つまり高校を卒業している、社会人として行動していてもおかしくない年齢の女性を少女・・・今日、18歳以下の猥褻写真を「児童ポルノ」と呼びますが、それと同じ位不自然さを感じるのですが・・・。

<B747>「空の革命児」引退へ 高度経済成長期を支え

ニュース
03 /24 2014
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日本の高度経済成長期を支え、「空の革命児」ともいわれたジャンボ旅客機ボーイング747が今月末、44年にわたった国内民間機としての役目を終える。「今後、これだけ長期にわたって活躍する機種は現れないだろう」。ジャンボジェットの愛称で親しまれた「旅客機の王者」の引退に、航空関係者からは惜しむ声があがっている。

大阪万博が開かれ、多くの人が高度経済成長を謳歌(おうか)していた1970(昭和45)年7月、日本航空が他社に先駆けて国内で747を導入した。米ボーイング社製の機体は全長約70メートル、両翼を含め幅60メートル、高さ20メートル。従来の航空機とは比べものにならない超大型機だった。

ボ社は当初、軍用輸送機として開発を進めたが、米空軍はロッキード社の輸送機を採用。膨大な投資だけが残った。ボ社は社運を懸けて民間機への転用を目指し、巻き返しを図った。70年1月、パンアメリカン航空のニューヨーク-ロンドン線で初就航。半年後に日本の空に姿を現すと、機体の巨大さとユニークな「顔つき」に注目が集まった。

もともとは「鼻先」の機首部分から戦車を積み込めるよう設計されたため、コックピットが2階部分に設けられた。旅客機となり機首部も客席となったが、機体前方の2階はコブのように出っ張ったまま。正面から見ると愛嬌(あいきょう)がある人の顔に見える。

左右の翼の下には計4基の大型エンジンが搭載された。従来の倍以上の約500席がある「巨人機」の登場で、大量輸送時代の幕が切って落とされる。90年代半ばには、日本は120機を超える747を保有する「ジャンボ大国」になった。

元747機長で航空評論家の小林宏之さん(67)は、羽田空港を中心に離着陸便数が制限される中で「国内線でも一度に大人数を運びたいというニーズが高かった」と指摘。「日本人の海外進出を促し、海外旅行を身近にした。ヒト、モノ、文化の交流に寄与した功績は絶大だ」と話す。機体の安定度は抜群で「性能は今も他機種と比べて見劣りしない」という。

それでも時代の波には逆らえなかった。90年代後半ごろから、低燃費で長距離の運航が可能な後継機に座を奪われていく。2011年春に日航が撤退、全日空も国際線では既に運航しておらず、最後に残った1機が国内線で飛行を続けている。

国内ラストフライトは31日の沖縄-羽田線。那覇を午後0時35分に出発し、羽田には同3時に到着する予定だ。全日空は「雄姿を記憶にとどめてほしい」としている。【松谷譲二】

かつて、夢の旅客機と言われた747が引退・・・考えてみれば、44年も現役として、しかもトップとして活躍していた事に、今更ながら驚きます。

70年代初頭、当時言われていた夢の21世紀には、鉄道はリニア・モーターカー、超音速旅客機が当たり前になる・・・なんて言われていましたが、実際は・・・あのコンコルドも一部で使用されたのみで、既に退役、リニア・モーターカーも、まだまだ現実とは言えない段階で、輸送システムに関しては、思ったほど進化が無かった・・・と言われています。

実際には、747の就航当初、まだまだ高嶺の花であった海外旅行が誰でも手に届くまでに手頃になったり、運行システムが高度になったりと、飛躍的な進化はしている訳ですが、やはり747やコンコルド程にインパクトの有る話題は無かったと思います。

747の巨大さ、収容人数の多さこそが、飛行機の低価格化を促した・・・それは確かなのでしょうが、同時にその完成度の高さが、停滞を招いた・・・という側面もあるかも知れません。

数年前、実に20年ぶりに新幹線に乗った時、その静粛性、特にすれ違い時や、トンネルに入る時の衝撃が殆ど無くなっているのに驚いたものですが、飛行機に関しては、最新鋭の機体が、747よりも絶対的に静か・・・という印象も有りません。

しかし、これだけ燃料費が高騰している今日、やはり新型機の低燃費は、航空業界にとっては魅力的なのでしょう。
747が登場した当時といえば、オイルショック以前の話しで、庶民が当たり前に巨大なフルサイズカーを乗り回し、リッター3キロなんていう燃費を気にもしなかった時代です。

そう考えると、「飛行機界のフルサイズカー」の退役は、有る意味仕方ないのかも知れません。


エンコしたポリスカー

カナダ情勢
03 /22 2014
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ある日、電車で移動していた時、車窓から見たこの光景をカメラに収めようと、途中下車しました。

考えてみると、ポリスカーのエンコって、意外と見ないですね・・・アメ車とはいえ・・・。
やはり税金で賄っているだけあって、ちゃんと定期的に整備はされているのでしょう。

知人の警官の話しでは、ポリスカーの寿命は大体7年、専門の整備工場が有るということですが、民間の企業に比べると、お役所仕事といった感じで、サービスの質は悪いという話しでしたが・・・。

まあ、国によっては、こんな状況になれば、襲撃されても仕方ない場所もあるでしょうから、ソレに比べると、何とものどかな光景・・・少なくとも写真を撮っても怒られない位ですから。

GM7車種155万台をリコール 1月就任の女性CEOに試練

ニュース
03 /18 2014
アメリカの自動車最大手、ゼネラル・モーターズ(GM)は17日、新たに7つの車種で欠陥が見つかり、およそ155万台をリコールすると発表した。相次ぐリコールに、1月に就任したばかりの女性CEO(最高経営責任者)の危機対応能力が問われている。

GMのメアリー・バーラCEOは「これらの深刻な出来事は、起こるべくして起きてしまった。われわれの方法の何かが間違っていたため、この恐ろしい出来事が起きた」と述べた。
発表によると、新たなリコール対象は、シボレーやキャデラックなど7車種、あわせて、およそ155万台で、ブレーキ関連部品の不具合によって、エンジン部分の出火につながったり、エアバッグが作動しないおそれがあるとしている。

GMが、2月にリコールを発表した2つの車種については、2003年からの10年間で12人が死亡していて、GMが不具合を認識しながら放置していたことが判明し、組織的な隠蔽(いんぺい)の疑いが浮上しているほか、消費者団体が、この不具合による死者は、303人にのぼると発表していて、当局が調査に乗り出している。

GMは、1月に元開発責任者のバーラ氏が、自動車大手としては女性初のトップに就任したばかりで、早速、試練に直面している。

近年、トヨタやホンダといった日本のメーカーも、大規模なリコールを行っていますが、日本のメーカーのソレと、アメリカのソレとは、若干ニュアンスが異なる様です。

日本の場合は、「最悪の場合、○○が起こる可能性がある」という物をリコールするのに対して、アメリカの場合、既に問題が知れ渡り、死者が出ていても放置して、最悪の段階になってからリコールするのです。

コレは、安全性に限らず、例えば一頃話題になった、塗装の剥げといった、日本車では起こり得ない問題を、オーナーの管理の問題と拒否し続けた後に集団訴訟を起こされ、敗訴した様な例もありました。

やはり、この辺りは、アメリカの自動車メーカーが、技術者や営業畑の人間ではなく、経理畑の人間に動かされていることと無縁ではないのでしょう。
興味あるのは目先の数字のみ、顧客を欺き続け、粗末な車を作り続け、正直未だにGMがあれだけの規模のビジネスが出来ている事に、ある意味驚きを覚えます。

メアリー・バーラCEOは、そんな中で、18歳からGMで働いており、GMの技術学校を卒業しており、技術畑出身と、大変に珍しい経歴の持ち主です。
これで、少しでもGMが、技術者を優遇する企業になればいいのですが・・・。




新型スカイラインのデザイン

カーデザイン スタジオ
03 /10 2014
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昨日の記事で書いた新型日産スカイラインですが・・・正直、何とも形容し難いデザインです。

メーカー曰く「躍動感や高揚感を表現した」とのことですが、確かに色々と手の込んだデザインではある様ですが・・・何故かスポーティーとは対極に見えるのですが・・・。

先ず気になるのが、妙に長いボンネットに対して、異常に短いトランクが、物凄くバランスの悪いことです。この辺りは、クーペとセダンのデザインを混同しているのではないでしょうか?

ココをメインに、通例のフォトショップで手を加えてみました。
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コチラが、修正後ですが、如何でしょうか?オリジナルの、不自然に後ろにずり落ちた様に見えるキャビンを、全体的に少し前に移動してみました。

これによって、間延びしたボンネット周りが引き締まり、トランクも長くなる事で、全体的なバランスが向上しました。
スポーティー=ボンネットを長くしたい・・・というのも分かるのですが、やはりバランスというものがあります。

あとは、Cピラー付け根の妙なカーブを取り去ることで、より落ち着いた雰囲気になったと思います。

日産は、スカイラインをBMWの様な車にしたいのだと思いますが、それにしては、技術レベルに対して、デザインがまだまだですね・・・。

【日産 スカイライン 発売】欧州プレミアムセダンに対抗する3つの性能

ニュース
03 /09 2014
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日産自動車が2月26日に発売した新型『スカイライン』。56年の歴史の中で13代目となる新型モデルでは、欧州プレミアムセダンに真っ向から対抗するために、性能、品質面を大幅に高めるべく企画・マーケティングにおいてゼロから開発が行われたという。

新 型スカイラインで商品企画を担当した日産自動車リージョナルプロダクトマネージャーの寺田美穂氏は、欧州プレミアムセダンを凌駕するレベルになったと自信 を示す。同氏は「高いレベルの製品を作ることができたので、これまであまりお付き合いのなかった人にもアピールをしていきたいと考えています。アピールの 象徴がインフィニティバッヂなのです」という。

商品コンセプトは”走る度に胸躍る、新時代のプレミアムアスリートセダン”。スカイラインの特徴はどこにあるのであろうか。具体的な中身をみていこう。

1つ目はドライビングプレジャー。新型スカイラインには、日産独自の1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステム「インテリジェントデュアルクラッチ コントロール」に加え、ステアリングの動きを電気信号に置き換えタイヤを操舵する世界初のステアリングバイワイヤシステム「ダイレクトアダプティブステア リング」が搭載されている。

2つ目はデザイン。躍動感や高揚感を表現した新型スカイラインのデザインは、先代モデルに比べ全高を10mm落とし、全幅を50mm拡大することでワイ ド&ローのプロポーションを実現している。寺田氏はこの変更について、今にも動き出しそうな動物的な勢いや筋肉質な印象を演出していると説明した。

3つ目は安全性。新型スカイラインに搭載されている安全支援システムは”全方位型”の安全支援システム。全方位型というのは世界初のシステムであり、これ は前方、側方、後方それぞれの安全を支援するシステムを組み合わせることで全ての領域をカバーするシステムとなっている。

寺田氏は「2月末までで4200台のオーダーを頂きました。商談の中では、ハイブリッドであること、高い動力性能と燃費性能、エクステリアデザイン、全方 位の安全性能などを評価していただいており、我々がお客様にお届けしたいと思っていたことをきちんと評価していただいて非常に嬉しい」と述べた。



まあ、細かい事はともかく、日産にとって、このデザインが、「躍動感や高揚感を表現した」ものなんですね・・・。

V35スカイラインは、元々XVLという別のモデルとして開発されていたものが、スカイラインの何たるかを全く知らないカルロス・ゴーン体制下で、名前だけスカイラインとして発売されたものですが、とにかくデザインが酷く、実際に人気が無かった訳ですが、結局何が悪かったのか理解していない様で、以降、ソレをベースに、更におどろおどろしく変更しただけに見えます。

幾らヨーロッパ車を凌ぐ走りだとしても、ヨレヨレのパネルにレクサスのスピンドルグリルの出来損ないみたいな顔つき・・・正直全く魅力を感じません。

V35があれだけ人気無かったのは、従来のスカイラインファンからソッポ向かれたこと、そして新規の顧客を獲得出来なかったからですが、相変わらずこの路線・・・余程自信があるのでしょうか?それとも、良い物は必ず認められると思っているのでしょうか・・・?

キャデラックCTS スポートワゴン

キャデラック
03 /06 2014
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北米では、既に絶滅して久しいステーションワゴンですが、実は、先代キャデラックCTSには、途中からワゴンが追加されていました。

北米では既に人気の無いステーションワゴンを、しかも従来、ステーションワゴンの伝統を持たなかったキャデラックに・・・と、かなり不思議な存在でもありました。

キャデラックCTSは、GMが積極的にヨーロッパでも売ろうとしたモデルですが、今でもステーションワゴンの市場が健在なヨーロッパに向けて造った・・・というのが事実の様です。

それにしても凄まじいスタイルです。
このシリーズは、セダンもクーペも下品の極みの様なスタイルですが、このワゴンも負けてはいません。ワゴン・・・と言うよりは、正直、3代目ホンダ・アコードに有った「エアロデッキ」を思わせる様なスタイルです。

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そして、この凄まじいテールランプ・・・日本のミニバンのソレをパクッた上にキャデラックならではのギンギンに尖ったライン・・・。

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ホンダ・アコード・エアロデッキ・・・ワゴンと3ドアハッチバックの中間的な位置付けでしたが、少し誕生が早過ぎました。後のスバル・インプレッサ・ワゴンも、コレを思わせるモノがありました。


正直GMの高級ワゴンというのなら、ビュイック辺りで出すのが伝統的なのですが、最早そんな考え方は古いのかも知れません。

CTSがヨーロッパで苦戦しているのは言うまでもありませんが、オマケに北米でもステーションワゴンは人気が無く、このスポートワゴンも、販売は思わしくなかった様で、今のところ現行CTSでは、4ドアセダンのみとなっています。
ワゴンというものは、居住性と積載性を両立させる上で、セダンにも増して緻密な空間設計が必要になります。こんなカッコだけでっち上げた様な代物が、ヨーロッパの市場で通用する訳がありません。

かつてアメリカのステーションワゴンは、豊かさの象徴であり、富める国アメリカの象徴でもありました。そらが今では、この程度の代物に、しかもキャデラックなんていう名前を平気で付ける辺り、やはりGMは、相当重症だと思います。

Mac Tools ヘキサゴンソケット 

工具
03 /03 2014
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雨で肌寒い日曜日でした。
ヒマなので、久々にフリーマーケットへ・・・。

以前にスナップオンのプライヤをゲットした場所ですが、今回入手したのが、Mac Toolsのヘキサゴンソケットのセットでした。

この場所は、正直売ってる物の殆どはゴミです。30年前の壊れたカメラ、カビだらけ、埃だらけの社外品の安物交換レンズ、明らかに建設現場から盗んで来た様なパワーツール・・・。
大部分は盗難品か、亡くなった方の遺品をそのまま持ち込んだ・・・そんな感じのモノばかりです。

そんな中に、工具を取り扱っているカウンターが幾つか有るのですが、大抵は安物の粗悪品ばかりです。そんな中にも、有る時は有るものです・・・。
写真のセットを10ドルでせしめて来ました。ebayなんかで調べたら、大体一つ10ドル位で、しかも送料で更に10ドル位掛かるので、非常にお買い得であった訳ですが・・・実はコレ、インチサイズなのです。

ヘキサゴンには、メトリックとインチの両方が用意されており、かつては、アメリカ車でインチのヘキサゴンを使用していたものですが・・・正直最近、余り無いですね・・・。

建築関係では、今でも完全にインチなので、この手は使用するそうですが、車では、一体何時使う事やら・・・まあ、だからこそ安かったというのもあるでしょうし、逆に安くなかったら、買わない・・・その程度の存在です。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。