スズキ、鈴木修氏が会長専任に 社長には長男の俊宏氏が昇格
ニュース スズキは30日、鈴木修会長兼社長(85)が社長を退任し、長男の鈴木俊宏副社長(56)が昇格する人事を固めた。修氏は会長兼最高経営責任者(CEO)に就任する。30日午後に修氏らが出席し、東京都内で記者会見する。
修氏は他社に先駆けてインド市場を開拓するなど、スズキを世界的な自動車メーカーに育てあげた。俊宏氏はこれまで経営企画や海外部門を歴任。俊宏氏への交代で経営陣の若返りを進めるとももに、インドや東アジアなど新興国市場でのシェア拡大を目指す。
鈴木修社長というと、日本の経営者としては珍しく、世界を相手に一歩も引かずに上手く舵取りをしてきた、近年稀に見る名経営者でした。
いすゞがGMにダメにされたのとは違い、GMを徹底的に利用してアメリカ市場を開拓し、車を売りまくりました。
「ゼネラル・モーターズが鯨で、うちがメダカ?いやうちはメダカじゃなくて蚊ですよ。だってメダカは鯨にのみ込まれてしまうが、蚊であれば空高く舞い上がることができるのでのみ込まれない。」
というのが修氏の名言ですが、事実、いすゞの他にもサーブ、ハマー等、GMと関わったメーカーが軒並み飲み込まれたのに比べると、スズキの立ち回りは見事としか言えませんでした。
反面、85歳まで現役=後継者の育成と言う面では、成功だったとは言えない様です。本田宗一郎氏が僅か65歳で引退し、45歳の河島氏に交代したのは、実に見事な世代交代でした。
反面、晩節を汚したのは、ヤマハの川上源一氏でしょう。
結局、この世代交代までが経営者の仕事であることを考えると、鈴木修氏は、少し長く居過ぎた様です。
何となくヤマハの川上ファミリーの様になりそうな気がして仕方ないのですが…。
修氏は他社に先駆けてインド市場を開拓するなど、スズキを世界的な自動車メーカーに育てあげた。俊宏氏はこれまで経営企画や海外部門を歴任。俊宏氏への交代で経営陣の若返りを進めるとももに、インドや東アジアなど新興国市場でのシェア拡大を目指す。
鈴木修社長というと、日本の経営者としては珍しく、世界を相手に一歩も引かずに上手く舵取りをしてきた、近年稀に見る名経営者でした。
いすゞがGMにダメにされたのとは違い、GMを徹底的に利用してアメリカ市場を開拓し、車を売りまくりました。
「ゼネラル・モーターズが鯨で、うちがメダカ?いやうちはメダカじゃなくて蚊ですよ。だってメダカは鯨にのみ込まれてしまうが、蚊であれば空高く舞い上がることができるのでのみ込まれない。」
というのが修氏の名言ですが、事実、いすゞの他にもサーブ、ハマー等、GMと関わったメーカーが軒並み飲み込まれたのに比べると、スズキの立ち回りは見事としか言えませんでした。
反面、85歳まで現役=後継者の育成と言う面では、成功だったとは言えない様です。本田宗一郎氏が僅か65歳で引退し、45歳の河島氏に交代したのは、実に見事な世代交代でした。
反面、晩節を汚したのは、ヤマハの川上源一氏でしょう。
結局、この世代交代までが経営者の仕事であることを考えると、鈴木修氏は、少し長く居過ぎた様です。
何となくヤマハの川上ファミリーの様になりそうな気がして仕方ないのですが…。
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