グルメンピック主催者「大東物産」のウェブサイト
無題日本最大の「食のイベント」として計画されていた「グルメンピック」が、計画的詐欺なんじゃないか?という話になっています。
まず、こういう場合、主催者がどんな会社か?というのが重要になります。
そこで、この会社のウェブサイトを見てみましょう。
上の写真が、そのウェブサイトのトップページです。
日本という国は、不思議なことにウェブデザインに関しては、大変に保守的なところが多く、大企業でも、10年前のデザインそのまま…という例も珍しくありません。
それから考えると、このサイトは一応スマホにも対応していますし、パッと見は、まあ…コレが素晴らしいデザイという気はありませんが、同時にコレより酷い大企業のサイトは、日本に掃いて捨てる程あります。
しかし、フロントページと言う割に、どうも内容が薄いですね・・・会社沿革も無しですか…。
メインイメージも、どこかの素材サイトからダウンロードしたものでしょう。
では、少し専門的な話しになりますが、このサイトをhtmlのコードで見てみましょう。
4行目から始まるmetaという項目…この辺りは、サーチエンジン対策(SEO)に非常に重要な項目なのですが…本当に最低限しか入っていませんね…。
僅か4行…コレでは、本格的に作られたサイトとは到底思えません。
SEOというのは、例えば誰でも知っている様な大企業の場合、それ程難しいものでは無いのですが、中小企業で競争が非常に激しい場合は、それこそ最重要項目となります。
ソレがこんなにスカスカと言うのは・・・やはり疑わしいですね。
因みに私がサイトを作るとなると、前述のmeta項目は、30数行にも及びます。
コレも殆ど内容らしい内容も無く、当たり前のことを羅列しているだけですね。画像も、素材サイトから適当にダウンロードしたのでしょう。
この商品の写真・・・商品というのには、あまりにも雑ですし、素人レベルです。
「国内で製造した素材を海外で製造し国内外で販売するワールドワイドなビジネスを展開しています」
…正直私には、この部分、理解できませんでした。
日本語に関しては、本当に日本人が書いているかも、少し怪しいですね…。正直、流暢な日本語を話す隣国人という印象があります。
会社名は、どこかで聞いたこと有るような名前で、人に安心感を与えるのは、昔からある詐欺の常套手段です。
資本金1億1,200万円ってのも、こんな大規模なイベントを行うには、随分と小さいですね。
経営者の経歴も顔写真も何一つありません。
ここで考えると、計画的詐欺とも思えるのですが、反面、実際に会場は押さえており、予約金は払っていたというので、詐欺というよりは計画倒れだった…という面も否定できません。
それとも、予約金が戻ってこなくても、十分に元が取れる計画だったのでしょうか?
その上、登記されたオフィスはもぬけの殻…しかも、去年一年で4回も引越しているとなると、まあ、残念ながら、限りなくクロと言わざるを得ませんね…。
イベントの日程も10日間ながら、東京は、月~金、土日は休みで、また月~金という信じられないスケジュールです。あの辺りに、平日、しかもこの寒い時期にそんなに人が居るとも思えないですね…。
恐らく、会場を手配するのに一番安い時期を選んだのではないか?と疑いたくなります。土日は高かったんでしょうね・・・。
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