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パリ2017 凱旋門~シャンゼリゼ

ヨーロッパ 2017
07 /31 2017
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日本でも有名なシャンゼリゼ通りは、パリで最も有名な建築物の一つである凱旋門から、あのマリー・アントワネット等、多くの人々が断頭台へと散ったコンコルド広場までの約3キロを指します。


この通りは、更に延長すると、ルーブル美術館、チュイルリー庭園(旧王宮)、コンコルド広場、凱旋門、そして更には、パリ市外になりますが、ラ・デファンスの高層ビル群が一直線上に並び、コレをパリの歴史軸(axe historique)と呼びます。

この辺りは、古くから王宮が有った関係で、明らかに街並みが立派で、サントノーレ通り周辺には、ルイヴィトンの様なブランド品の店が軒を連ねます。

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更に先に進むと、あの凱旋門が見えてきます。

そして、通りの両脇には、様々な店が軒を連ねています。最初に足を止めたのがココ!

プジョーは、こんな一等地に立派なショールームを持っているのです!

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中には、新車とともに、ダカールラリーPEUGEOT 3008 DKRが展示されています。

店員も皆英語が堪能で、フランスとは思えない位(失礼!)に気持ちの良い対応をして貰いました。

私自身、かつてプジョーの整備もやっており、北米にプジョーが無いのが残念だということを話すと、GMとの関係が深まり、その路線で再参入を画策中という話しでした。それが実現すると、面白いですね。

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この辺りは、凱旋門に向かって緩やかな上り勾配になっています。歩道もゆったりしていて、清潔で歩いていて気持ちがいいですね・・・と言いたいところなのですが、この日も優に30度を超えて、大変に蒸し暑い日でした。

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凱旋門は、ラウンドアバウトの真ん中にあり、ココに行くには、地下道から入場料を払うことになります。因みに日本では、凱旋門と言えばコレを指しますが、正式名称は、エトワール凱旋門と言います。

コレは、1805年にナポレオンがアウステルリッツの戦いに勝利した記念に建設されたものですが、完成したのは、ナポレオンの死去後のことでした。

私は特別、この手の物には興味がないので、地下道を直進し、凱旋門の反対側に出ました。

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この辺りは、ドカッティーやロイヤルエンフィールドの様なバイク屋や、スクーター専門店、バイク用品店が数軒、車屋が何店舗かありました。写真を撮ったと思ったのですが、何故か見付かりませんでした。

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ショッピング街の反対側が自動車街?というのも、少し面白いですね。

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コチラはラ・デファンスの高層ビル街です。パリ市内では、エッフェル塔建設に非常に反対意見が根強く、そして、72年に完成したモンパルナスタワーも、市民から非常に評判が悪く、以降、パリ市内では高層ビルの建設は行われず、この手の高層ビルは、隣接する地域にあり、伝統的な美しさを誇るパリの景観とは異なり、モダンアートの様な奇抜な景観が特徴です。

因みに、エッフェル塔建設の反対派であった文学者ギ・ド・モーパッサンは、塔が出来ると、そこのカフェに通うようになりました。

反対派仲間からその事を咎められると、「ココは唯一、あのエッフェル塔が見えない場所だ…」と言ったそうです。

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再び地下道を通り、シャンゼリゼ側に戻ります。先程と反対側に出ましたが、コチラの方が、より歩道が広く、ユッタリとしています。

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それにしても、蒸し暑そうな雰囲気が、写真からも伝わってきます。

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この辺りでは、フェラーリやランボルギーニのレンタルも行われています!

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90ユーロという値札が付いていますが、一体どの程度の時間借りられるのでしょうか?

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トヨタのショールームは、工事中でした。しかし、こんな所にショールームというのは、やはり凄いですね…。

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ルノーのショールームも有りました!

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プジョーもそうでしたが、一番目立つ場所にレーシングカーを置くのが、ココの文化なのでしょうか?

あとは、徳大寺先生の本で、シトロエンのショールームが有るという話を聞いていたのですが、残念ながらソレは見つける事ができませんでした。

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あとで確認したところ、ショッピング街の外れ付近に有りました!私の歩いている反対側であったこと、そして、この暑さから来る疲労も併せて、この辺りでは、そんな注意力は有りませんでした・・・。

まあ、ココは銀座やニューヨークの5番街みたいな所です。手頃なアットホームな店が少ないのは仕方ないのでしょうが、どうも所謂チェーン店の様な店が多く、私にとっては「一度来れば良いや・・・」という場所で、実は、帰国前の宿をこの近辺に予約しておいたのですが、ソレはキャンセルさせて頂きました。

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食事は、この辺りは当然安くない地域なのですが、このステーキと、パン、サラダ、デザートのセットで15ユーロでした。味もアメリカと比べて上品ですし、焼き具合も、何も聞かれなかったのに、絶妙な具合でした。

今のアメリカでは、この値段ではステーキではなく、ハンバーガーになります。

しかし、ココで閉口したのが、今時珍しい日本人の団体観光客でした!

ナイフ・フォークの使い方から何から、イチイチツアーガードが店中に聞こえる様な大声で食べ方のアナウンスを繰り返すのです。皆、かつての農協の団体旅行にも勝るとも劣らない下品な雰囲気で、この時代、一体どんな田舎から来た人たちなんでしょう?

余程店に文句を言いたかったですし、アレこそマナー違反も良いところです。

それにしても蒸し暑い日でした。並木も青々と茂っていますが、やはりパリといえば、葉っぱが色付く頃が、一番美しいのではないでしょうか?

更に進むと、コンコルド広場があり、そこでシャンゼリゼ通りも終わりです。このコンコルド広場は、フランス革命時、革命広場と言われ、ギロチン台が設置され、多くの処刑が行われた場所として有名ですが、現在は、ラウンドアバウトの真ん中に、党と噴水が有るだけで、ついでならともかく、敢えて見に行く程の価値は無いでしょう。

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この日は、最近アチコチで見かけるレンタル自転車を利用しました。

この手の自転車は、市内のアチコチに、写真の様な駐輪場があり、最初に1.7ユーロで24時間のチケットを購入し、それで一日何回でも自転車を借りられるのですが、最初の30分までが無料なので、上手くやれば、自転車を30分毎に乗り換えると、1.7ユーロで一日中使えるという事になるのです。

非常に便利なシステムで、しかも平坦なパリでは、使い易いのですが、問題は、有名観光地付近では、皆自転車を返却してから観光するので、返却スペースが無く、その場合、近くの自転車置き場で「空き」のある所を探さないといけないのです。ソレをやっているウチに30分過ぎてしまう…ということも有り、その場合は課金されてしまいます。

コレは市によって運営されているものですが、パリ交通の主流である地下鉄と違って、景色が見えるのが良いですね。

バンクーバーでも、同様のシステムが有りますが、最初に払う一日のチケットが10ドル近くもしているので、パリのソレは大変に良心的な値段だと言えるでしょう。

パリ観光には、オススメです!
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好調「輸入車」に影を落とすダイムラーの不正疑惑

ニュース
07 /30 2017
日本市場でもクリーンディーゼル車が浸透してきた矢先に…
 2017年の外国メーカー車の輸入車販売台数について「30万台を維持する」方針を明らかにした日本自動車輸入組合(JAIA)のペーター・クロンシュナーブル理事長(ビー・エム・ダブリュー社長)。17年上期(1―6月)の外国メーカー車の販売は前年同期比3・8%増の15万997台で、上期としては過去3番目の規模。下期(7―12月)も「各社のニューモデルの拡充などで、市場はさらに成長する」と話す。

 輸入車の新車販売は16年4月から17年6月まで15カ月連続で前年同月を上回っている。特に外国メーカー車に占めるクリーンディーゼル車の比率は、17年上期に21・5%と半期で初めて2割を超えた。クロンシュナーブル理事長は「クリーンディーゼル車への顧客ニーズの増加傾向を反映している」と評価する。

 しかし、そんな期待とは裏腹に欧州からバッドニュースが飛び込んできた。ドイツ自動車大手ダイムラーが、欧州で販売した300万台超のディーゼル車のリコール(回収・無償修理)を実施すると発表したのだ。

 同社をめぐっては、ドイツ・フォルクスワーゲン(VW)と同様の排ガス不正疑惑が浮上しており、独検察当局が捜査に乗り出している。

 リコールの目的は、窒素酸化物(NOx)排出に関する技術的な改善で、ダイムラーは実施中の措置の大幅な拡大だと説明。費用として2億2000万ユーロ(約280億円)を新たに投じる。

 ダイムラーは声明で「ディーゼルエンジンをめぐる世論により、当社の顧客にも不安が生じている」とし、リコールがあくまで自発的な措置であることを強調した。
VWの二の舞を避けられるか
 日本の販売統括会社であるメルセデス・ベンツ日本も、親会社のドイツ自動車大手ダイムラーが欧州で実施するディーゼル車300万台以上の無償修理について、日本でも同様に対応すると発表。「日本は対象外」との方針を20日に公表していたが、その後、ダイムラーからの指示を受け、一転して無償修理の実施を決めた。日本で対象となる車種は「詳細が判明次第、情報提供する」と説明している。

 VWの排ガス不正が発覚した時は、不正対象車がないのにもかかわらず国内でVWの販売が落ちた。原因は風評だけではないが、風評に敏感な国内の市場性が表れた。今回のダイムラーの不正疑惑が国内市場にどんな影響を与えるのか気になるところだ。

まあ、ヨーロッパ製のディーゼルというと、そのスムーズさ、加速性能の良さ等、正に国産車とはレベルが違うと思っていましたが、こういう事なんですよね…。

確かにディーゼルは、正常に働いている時は燃費がいいものの、一度何か起きると、その修理代が物凄く高いですし、特に現在のクリーンディーゼルは、一段とその傾向が高くなっています。

ヨーロッパを見ると、本当にほぼ全車がディーゼルなんじゃないの?と思う位にディーゼルが普及していますが、そうなると、ディーゼルもダメ、電気自動車だ…という流れにならないか、不安ですね。

まあヨーロッパでは、電気自動車になるのは既定路線の様ですけど。

世界販売、ルノー・日産が首位=トヨタ過去最高も3位―17年上期

ニュース
07 /28 2017
 トヨタ自動車は28日、2017年上半期(1~6月)の世界販売台数について、グループのダイハツ工業と日野自動車を含め、前年同期比2.7%増の512万9000台だったと発表した。上半期では過去最高。これにより、独フォルクスワーゲン(VW)の515万5600台を上回る526万8079台を販売した日産自動車と仏ルノーの連合が初の首位となった。トヨタは3位。

 ルノー・日産は、燃費不正を起こした三菱自動車を16年に傘下に収め、世界首位を狙う陣容を整えた。16年はVWが年間首位でトヨタは2位、3位が米ゼネラル・モーターズ(GM)。ルノー・日産は4位だった。

 トヨタの17年上半期は、北米は振るわなかったが、国内や欧州、アジアで販売が伸びた。ダイハツなどを除くトヨタ単独でも2.4%増の462万2000台と過去最高を更新した。

 国内販売は10.2%増。昨年末に発売した小型SUV(スポーツ用多目的車)「C―HR」や新型ハイブリッド車(HV)「プリウス」が好調だった。海外は0.8%増と2年ぶりのプラス。主力の北米はプリウスなど乗用車が落ち込んで2年連続で前年を下回ったが、HVが好調な欧州や中国が全体を押し上げた。

 ダイハツは国内販売が回復し、世界全体でも5.8%増加。日野自動車も4.3%増だった。 

コレは三菱も入れた台数なんでしょうか?
要するに三菱を足したから嵩上げされたとか?まあ、そんなに三菱が大きな販売台数を持っているとも思えないので、まあ頑張ったんでしょうけど、何か微妙な印象ですね・・・。

ホンダ、320馬力の究極のFFスポーツ 新型シビックタイプRを発売…価格は450万円

日本車
07 /28 2017
ホンダは、2017年7月27日、シビックハッチバック/シビックセダン/シビックタイプRを発表した。なお、発売は9月29日(金)となる。

320馬力でFF最速の新型シビックタイプRなど(画像118枚)

今回で10代目となるホンダ 新型シビックシリーズだが、ハッチバックとセダンは2010年に生産を終了した8代目以来、日本国内では9代目が販売されなかったので、実に7年ぶりの復活となる。

また、高性能モデルのシビックタイプRは、2015年に750台限定の抽選販売で9代目が販売されたが、10倍を超える倍率となり、購入できなかった人が続出した。
今回発売される新型シビックタイプRは台数に制限なく購入できるようになり、予約の段階ですでに1500台ほど受注しているという情報も。ホンダのスポーツモデルを待ち望んでいたコアなファンが多いことがうかがえる。

新型シビックタイプRは、ベース車からのチューンアップではなく、開発当初よりタイプRとして目指す理想の姿をゼロから思い描いて追求したことで、大幅なスポーツ性能の向上を実現。さらに街中での乗りやすさや居住性、快適性なども一層向上した。

価格(消費税込)は、450万360円となる。
目指したのは究極のFFスポーツ
新型シビックシリーズの開発当初より、タイプRを見据えてプラットフォームが新たに開発された。先代シビックタイプRに対し、ねじり剛性が約38%向上し、ボディは約16kgの軽量化を実現。低重心化やホイールベースとトレッドの拡大などにより、さらに優れた走行安定性を追求した。

シャシーは、圧倒的なスタビリティを実現するマルチリンク式リアサスペンションを新採用したほか、先代モデルからさらに進化したデュアルアクシス・ストラット式フロントサスペンションやアダプティブ・ダンパー・システムなど制御技術の進化により、運動性能を大幅に向上させている。

その結果、2017年4月に行われたドイツ・ニュルブルクリンク 北コースでの走行テストでは、FFモデルとして最速となる7分43秒80のラップタイムを記録。先代モデルのタイムを7秒近く更新するなど、運動性能の高さが証明されている。
さらに進化したパワートレイン
パワートレインは、先代モデルからさらに進化し、新型シビックタイプR専用の2リッター直噴VTECターボエンジン(最高出力:235kW[320PS]、最大トルク:400N・m[40.8kgf・m])を搭載。エンジン制御技術の進化により、低回転域での高トルクかつハイレスポンスな立ち上がりと、全開領域での高出力化を実現した。

また、6速マニュアルトランスミッションのローレシオ化や軽量シングルマス・フライホイールの採用により、加速性能がさらに向上している。
レブマッチシステムをホンダ初採用
減速操作に合わせてエンジンの回転数が自動で調整されるレブマッチシステムを、ホンダ車として初めて採用。これにより減速時のアクセル操作が不要となり、ステアリングやブレーキに集中して運転することが可能になった。

またドライバーの好みで、システム自体をオフにすることもできる。
走行シーンに応じて選べる3つのドライブモード
サーキットでの走行性能だけでなく、一般公道でのグランドツアラー性能も大幅に進化した。

ドライビングモードは、ベストバランスの「SPORT」とダイナミック性能を追求した「+R」に加え、日常の快適性にも配慮した「COMFORT」を追加し、タイプRの新たな世界観を表現した。

モードスイッチを操作することでダンパー・ステアリング・スロットルなど制御デバイスのセッティングを瞬時に変更し、サーキットから市街地まで、さまざまな シーンに応じた高いパフォーマンスを発揮する。

ボディカラーは、チャンピオンシップホワイト クリスタルブラック・パール フレームレッド ブリリアントスポーティブルー・メタリック の4色を用意。インテリアはタイプR専用のレッドxブラックのシートや本革巻ステアリングホイール、アルミ製シフトノブなど、走りを予感させるデザインとした。


450万円って、一体どんな顧客をターゲットにしているんでしょうか?

FFのみで320馬力???トラクションコントロール効きまくりなんじゃないでしょうか?

速いのは分かりますけど、シビック・タイプRって、もっと気軽に乗れる高性能スポーツカーだったはず。それが若者の生活スタイルに合致し、しかも何とか手に届く価格だったからこそ、人気だったのです。

450万円って・・・かつてのGTR並の価格ですよ!

先のNSXといい、どうも最近のホンダは、何か勘違いしているんじゃないですか?
25年前ならともかく、F1で不振を極める今日、ホンダに走りのイメージなんかは皆無です。

訳分からないミニバン、アメリカ仕様の大味なセダン…正直こんなイメージしか無いですね。

精々80年代のF1での活躍を覚えている世代の小金持ちか、中国人に金持ちのガキ辺りがメインのターゲットでしょうか?

性能追求するのは結構ですけど、コレじゃ若者が興味持たないのも無理ないですね。

パリ 2017 サン=ルイ島

ヨーロッパ 2017
07 /27 2017
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Saint Louis島は、シテ島と同様、セーヌ川に浮かぶ小島で、互いに隣接しており、橋で接続されています。

さて、この名前、何と発音すれば良いのでしょうか?英語では、セントルイスと読みますが、フランス語では、サン=ルイと発音します。日本語では、サン=ルイ島という表記が一般的な様です。

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この島は、古くから貴族階級の超高級住宅地として知られ、シテ島と同等の歴史を誇ります。

今日、観光地として大いに賑わうシテ島に比べ、比較的静かな住宅地という雰囲気があり、シテ島の店舗が、観光客相手のモノが多いのに対して、より現地の人の為の店という印象を受けます。

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観光客が密集する様な名所が無いせいか、昔のままのパリの雰囲気を楽しめる地域だと思います。

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とにかく店構えといい、色使いといい、センスが良いですね…。

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中華に有りそうなこんなのも、何となくオシャレに見えますね…。




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シトロエンCV2…やはりこの車は、無条件にパリの景色に似合いますね…。今や少なくなったこの手の車は、観光客相手に使われることが多い様です。

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セーヌ川を散策しながら、シテ島と共に散歩するには、丁度いい場所ですね。

9歳熱中症で死亡、食事をするためエンジン切られた車内に残る

ニュース
07 /27 2017
 24日、奈良市内にある駐車場の車の中にいた9歳の男の子が熱中症とみられる症状で死亡しました。警察などへの取材で、当時の詳しい状況がわかってきました。

 男の子は母親と車内で食事をしていました。母親が先に食べ終えましたが、男の子は途中だったため、母親はエンジンを止め、車の鍵を渡します。そして「後で来るように」と伝えて、病院に向かったということです。しかし、男の子は病院には来ず、約1時間半後に母親が車に戻るとドアはロックがかかり、男の子は座席の足元に倒れていたといいます。

 「(サイレンに)びっくりして見たら、担架で誰か運ばれていた」(目撃者)
 「女の人の声やったけどね。大丈夫大丈夫と、子どもに大丈夫大丈夫って感じの声は聞こえてましたね」

 9歳の男の子に、いったい何が起きていたのでしょうか?

 夏場の車内、短時間で温度が急上昇する様子をMBSが検証した際には、温度は15分で35度から45度に上昇。体の表面の温度は30分経つと50度近くまで上がりました。特に子どもは危険です。

 JAFによりますと、今回のように鍵が車内にある状況で子どもが閉じ込められたという救援要請が、去年8月の1か月間だけで約300件あったといいます。

 「お子様はスイッチ類がものすごく好きですから、興味をもって触ってしまって鍵を閉めてしまうというのが実際に現場であった。小さなお子様というのが多いですね。小学校のお子様でも出動した中には何人かいた」(JAF大阪支部 平井寛稔さん)

 また、奈良で事故があった日の最高気温は34.1度でしたが、気温がそこまで高くない日でも危険な場合があると言います。

 「例えば外で雨が降っているとか、雨の場合というのは湿度も高いから、汗が発散されないような状態になってしまうので、結果的に熱中症の可能性がある」(JAF大阪支部 平井寛稔さん)

 密閉された夏場の車内。今一度、注意が必要です。


色々とツッコミどころのある記事ですね。

普通だったら、先ず親が、もっと早い時期に心配になって確認に行くでしょう。1時間半なんて、余りに時間が経ちすぎています。

まあ、この親の対応は論外にしても、もう一つ気になるのが、子供の方です。
死者に鞭打つ訳では無いですが…。

>>お子様はスイッチ類がものすごく好きですから、興味をもって触ってしまって鍵を閉めてしまうというのが実際に現場であった。

最近の子供は、車のドアのロックも開けられない位に能力が低下しているのでしょうか?

私なんかは、車や機械が好きだったこともありますけど、もっと小さい時でも、どアロックの開け方位知っていましたし、運転席のスイッチ類だって父に教えてもらって知っていました。

ゆとり教育で何も教えない、子供の方は何も興味を持たない…こんな辺りも、大いに影響している様な気がして仕方ないですね。

それか、まさかチャイルドロックが掛かっていた…なんて事は無いですよね?

今カナダに来る20代の若者でも、父親の持っている車の車種すら知らない人、多いですよ。

若者が車に興味がない…結構根の深い、深刻な問題だと思いますね・・・。


英国、2040年からガソリン車とディーゼル車を販売禁止へ=現地紙

ニュース
07 /26 2017
[ロンドン 25日 ロイター] - 英政府は、2040年からガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する方針を26日に発表する見通し。大気汚染対策の一環で、電気自動車(EV)への完全移行を目指す。現地有力紙などが報じた。

フランス政府も先に、40年までにガソリン車とディーゼル車の販売終了を目指す方針を発表している。

英紙タイムズによると、英政府はモーターとガソリンあるいはディーゼルエンジンを組み合わせたハイブリッド車(HV)の販売も40年までに終了する方針。

デイリー・メール紙は、20年からは、最も大気汚染が深刻な道路で大気質の改善が見られない場合、地方自治体がディーゼル車に課税することが可能になると伝えた。


20年以上先の話ですけど、本当にそんなことが出来るんでしょうか?

先ず、電気自動車が環境に優しいという大きな勘違いがありますが、実際の所電気自動車は、そのエネルギーをガソリンの代わりに発電所に頼ることになります。

電気の使用量が大幅に上昇するというのが、本当に環境に良いことなのでしょうか?

バッテリー等の製造には、希少な資源を湯水の如く使いますし、更に、バッテリーのリサイクルという問題も抱えています。今、電気自動車やハイブリッドの平均寿命が、ガソリン車に比べて大幅に短いのは、皆、バッテリー交換が必用な時期に廃車にしているからなのです。

そのバッテリーのリサイクルも確立されていないのですが・・・。

バッテリーに合わせて車体までもがガソリン車よりも遥かに早く廃棄されているという事実、果たしてコレが本当にエコなのでしょうか?

ガソリン車よりもメンテが楽で、長持ちするはずの電気自動車が、実際はガソリン車よりも遥かに寿命が短いのが現状なのです。

燃料電池車?水素の取扱をどうするか?という問題に、今の所妙案はありません。

これらのエコカーとやらが、実はガソリン車に比べ、トータルでの環境負荷が必ずしも低くないということは、専門家なら誰でも知っている事だと思うのですが・・・。

こういう流れは、正直歓迎できないですね。


パリ2017 モンマルトル

ヨーロッパ 2017
07 /19 2017
モンマルトルは、平坦なパリの中で一番標高の高い丘です…とは言ったところで、僅か標高130m程度なのですが…。
私が初めてこのモンマルトルという名前を聞いたのは、スズキ・アルトのCMだったと思います。
Montmartreというスペルで、フランス語では、Tを発音しませんが、英語では、このTを発音します。
普通なら、最初に現地に直行するのですが、列車からの眺めで、何となく気になった一つ手前の駅で下車・・・。
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こんな、ロスのダウンタウンを思わせる様な店舗が軒を連ねます。そしてこの辺りには、あまり白人の姿は無い様です。
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こんな雑多な通りも、パリの一面なのです。
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コチラがモンマルトルの頂上に立つサクレ・クール寺院です。
1919年に完成と比較的歴史は浅いものですが、元々は1870年に普仏戦争に敗れた後、さらにパリ・コミューンの騒乱の犠牲者を悼むために造られたものでしたが、実際に礼拝のために開放されたのは、第一次大戦後であり、ドイツに対する復讐の象徴として多くのフランス人から捉えられたということです。
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 大道芸人に合わせて踊っている女の子…
どんな大道芸人か?というと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
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こんな大道芸人???でした・・・いゃ・・・大物ですね・・・。
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モンマルトルからのパリ市街です。
この日も、雲一つない快晴で、気温も30度を超えており、しかも湿度も高く、日本の夏の様に蒸し暑い中、何とか頂上まで到達。
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モンマルトルは、上のCMでもある様に、かつては芸術家の街として知られていましたが、今はその文化も廃れつつ有るようで、この気候のせいもあってか、画家の姿を目にすることはありませんでした。
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やはり、こういう街には、シトロエンが似合います。2CVだったら、より良いのですが・・・。
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しかし…こういう観光名所の通りというのは、本当に何処も観光客向けの下らない土産物店ばかりですね…。かつては普通の市民の為の普通の店であったことを思うと、この観光地化というのは、残念なことです。
土産物と言っても、本当に現地で作ったモノなら良いのですが、実際には、中国の工場で地名だけ変えて作ったゴミです。そんなモノには一銭の価値もありませんが、残念ながら、そういう店しか無いですね・・・。
この辺りは、昔から余り柄の良い街ではなく、スリの被害が多いと言われていた場所ですが、やはり今日の観光地化のせいか、そのような事は、無くなったようです。
本当は、もう少し街を散策したいところなのですが、余りに人が多く、しかもこの30度を超える蒸し暑さもあり、一度宿に戻ることにしました。

パリ2017 シテ島

ヨーロッパ 2017
07 /18 2017
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パリといえば、エッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館…正直私は、その手の物に、余り興味がないのです。
最初に目指したのは、セーヌ川に浮かぶシテ島でした。
シテ島は、パリ発祥の地と言われ、大変に古い歴史を誇る場所で、カエサルのガリア戦記にも記述があります。
英語のCITYという単語は、このCITEが語源となったもので、シテ島の住民=citeainは、citizen=シチズンの語源になっています。
かつてのTVアニメでフランス革命を扱った「ラ・セーヌの星」という作品がありましたが、その舞台になったのも、このシテ島なのです。
さて、宿からシテ島までは、Googleマップで見ると、2.6キロとなっています。これなら30分程度で歩けるか…と思ったら、どうもそうは行かないのです。
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流石に古い街だけあって、パリの街は碁盤目になっておらず、しかも道路標識も北米の様に見易い場所に無い上に、何処を見ても同じ様な古典的なビルです。

更にその建物も結構高さがあり、太陽の位置もよく分からないのです!コレでは方角を見失いやすいのも、無理はありません。
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何回か人に聞きながら、何とかセーヌ川まで到達…かつて、パリは英語が通じないと言われたものですが、皆、英語で丁寧に教えてくれました。
結局シテ島まで、3時間も掛かってしまいました。まあ、途中にある通りで色々と道草食ったのも理由なのですが・・・。
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しかし、こう見事にカンカラカンに晴れていると、情緒も何も有ったものじゃ無いですね・・・
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シテ島の観光名所といえば、ノートルダム寺院とコンシェルジェリーでしょう。
ノートルダム寺院…1163年着工で1225年に完成…当時の建築は、その凝り様といい、そして後期と言い、現在では考えられないレベルのモノなのです。
コレも、フランス革命時には破壊が繰り返され、一時は廃墟になっていたそうです。
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見る角度によって、全く姿が違います。
それにしても、この手の建物って、観光客が物凄く多いですね…。
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コチラはコンシェルジェリー…10~14世紀にかけては王宮として使用されていたものですが、後に監獄として使われ、あのマリー・アントワネットが処刑まで監禁された場所として有名です。
こうやって見ると、随分と立派な建物です。こんな建物が監獄に使われていたというのも、随分と勿体無い話しに思えますが・・・。
王宮が有ったという辺りからも、この土地がいかに栄えたかを窺い知ることができます。
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コチラはラ・セーヌの星に出てくるコンシェルジェリー・・・まあ、雰囲気は上手く捉えていますね!
奇想天外のフィクションも多く含まれていますが、フランス革命の大筋を上手く辿っていると思います。
ラ・セーヌの星最終回…2枚目役のロベールの声は、広川太一郎氏です。Mr.Booの様な3枚目から、宇宙戦艦ヤマトの古代進等、幅広いレパートリーを誇りました。
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こんな看板が・・・随分安っぽくも見えますが・・・名誉回復されたとは言え、マリーアントワネットの扱いは、イマイチ良くないという印象を受けます。色使いといい、フォトショップの技術といい、極めて稚拙ですね。

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コンシェルジェリーの隣は、パリ司法宮、つまり裁判所として使われていた建物で、フランス革命当時、ココで多くの無実の者が有罪判決を受け、コンシェルジェリーに収容され、そして断頭台に散って行きました。

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小さい中洲の島とはいえ、随分と立派な街並みです。
元々は人々の住む普通の街であったのですが、19世紀半ばのパリ改造により、多くの住民が郊外に転居し、ラ・セーヌの星の頃とは、景観も大きく異る様です。
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セーヌ川沿いの名物の露店は健在です。対岸には、コンシェルジェリーが見えます。

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セーヌ川とコンシェルジェリーの夜景。
かつて、パリの観光地というと、スリ等の犯罪が多いことで有名で、私も渡航前、何度となくその話を耳にしました。
しかし、コレだけ観光客が増え、しかもテロ事件後、警官の数が大幅に増えたせいか、そのような話は耳にしなくなりましたし、私自身、危ない経験も皆無でした。
滞在中、何回ココに足を運んだでしょうか?特別何が有ると言う訳でも無いのですが、歩いていると何となくココに到着する…という意味で、やはりパリの中心と言えそうです…。
私の滞在中は、連日30度を超える猛暑で、極めて蒸し暑い日の連続でした。そんな中、セーヌ川沿いでは心地よい…という訳にも行かず、水辺故に蒸し暑かったですね…。

GM新型車、海外仕様のまま 日本販売、トランプ砲頼み?

キャデラック
07 /14 2017
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■車体大きく/左ハンドルのみ

 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は13日、新型スポーツ用多目的車(SUV)「キャデラックXT5クロスオーバー」を10月28日に日本市場で発売すると発表した。全長4・8メートルと大型で、左ハンドルの設定しかない海外仕様のまま販売する。GMの平成28年の日本販売は1千台超と苦戦している。コスト増を理由に右ハンドルを設けなかった新型車が、どこまで反転攻勢の起爆剤になるかは未知数だ。

 XT5には排気量3・6リットルのV6エンジンを搭載。自動ブレーキや衝突軽減装置など最新の安全機能を充実させた。価格は668万5200円から。13日、東京都内で記者会見した日本法人GMジャパンの若松格社長は「XT5は日本で成功すると確信している」と意気込んだが、日本で実際に受け入れられるかは見通しにくい。

 理由の一つが車のサイズだ。SUVは日本でも人気車種だが、主流はトヨタ自動車の「C-HR」やホンダの「ヴェゼル」など全長4・2メートル程度の小型モデル。狭い道が多い日本の道路事情を踏まえると、全長が長く重量が重いのは取り回しや燃費の点で不利だ。右ハンドルの設定がないのも、日本の自動車ユーザーには売り込みにくい。

 実際、GMが日本で手がける「キャデラック」と「シボレー」ブランドの販売は低迷している。大部分の車種が燃費に劣る中・大型の上、左ハンドル設定のためで、日本のシェアは0・1%にも満たない。

 トランプ米大統領は今年1月、日本での米国車の販売シェアが低いことに「不公平だ」と批判したが、日本の自動車関税は既にゼロで、競争条件は同じ。日本の自動車メーカーは、米国車の低迷に「日本の道路事情に合う右ハンドルの設定など、売るための努力が足りない」と口をそろえた。


しかし・・・誰がどうデザインしたら、ココまでかっこ悪くなるんでしょうか?

ココまで醜いのも、ある意味奇跡的で凄いです。

GMが日本で1,000台も売れているんですか???それは凄いですね…。見たこと無いですけど。

>>理由の一つはサイズだ・・・

そんな事よりも、適当な車を、適切な価格で販売出来ていない…それだけの話しですよ。

>>「XT5は日本で成功すると確信している」

何をどう考えたら、そういう結論に達するんでしょう?韓国製シボレーも大失敗だったじゃないですか?

今度はアメリカ製だから?

668万円も出せば、もっと良い車が幾らでも有るので…敢えてキャデラックを選ぶ意味が分からないですね。

キャデラックなんて言った所で、所詮はFFベースのなんちゃってSUVで、しかもこのデザイン…デザインがもう少しマシなら、まだ売り様が…と言いたいところですが、この手の車なら、寧ろシボレーを安く売ったほうがマシだと思いますけどね・・・。

この手の車って、GMでは伝統的にシボレーかGMCなんです。そこにキャデラックなんか持ってきた所で、シボレーベースのでっち上げにしか見えません。

しかし、月桂樹のないキャデラックのエンブレムって、風格も何も無いですね。

まあ、皆で生暖かく見守りましょう!

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。