アメリカズ・ゴット・タレント Darci Lynne
無題アメリカズ・ゴット・タレントは、所謂アメリカのオーディション番組で、様々な才能を持った人が集い、番組を大いに盛り上げています。
今年は12シーズン目となりますが、その中でも一際目を引いたのが、オクラホマ出身の12歳の少女、ダーシー・リンでしょう。
ユニークな格好の人形と共に出てきた彼女…審査員のサイモンとのやり取りで、腹話術であることが分かります。
しかし、単なる腹話術に終わらず、皆、その圧倒的な歌声、そしてユーモラスな人形との掛け合いに驚き、そして頬を緩めるのでした。
僅か2年で、ココまで高度なパフォーマンスを実現しているのには驚きますが、更にそのユーモアセンス、歌声、共に腹話術というものを、新たな世界へと昇格したと言っても過言では無いでしょう。
彼女は審査員のMel Bによってゴールデンブザーを獲得し、予選の勝ち抜いています。
その後、彼女が演じたコチラのネズミ「オスカー」では、腹話術としての技術も遥かに高度なものですし、同時に審査員のMel BとHeidiをネタにして弄るという新たなパフォーマンスを取り入れています。
動物ばかりでなく、人間までも実にユーモラスに上手くこなしています。
ファイナルでは、恐らく最初のウサギ「ペチュニア」をまた使うか・・・?なんて予想していたんですけど、驚いたことに、ペチュニアと、オスカーを両方を一度に出してきました!
このギャグのセンスといい、審査員弄りも忘れず、選曲といい、正に神業と言えるレベルでした!
世の中、腹話術というものは沢山ありますが、コレほどユニークで斬新なモノを、私は知りません。
この番組は、4人の審査員の他に一般からの投票も行われており、最終的に彼女が勝利した様です。
もう一人の9歳のアンジェリカも、歌唱力という意味で驚くべきモノがありますが、やはりダーシーのパフォーマンスには一歩及ばなかった様に思います。彼女のパフォーマンスは、子供だけでなく、年齢を問わず楽しめる普遍性が有ると思います。
あの厳しいサイモンが、ココまで評価するんですから…。
後は、彼女がオクラホマという田舎に住んでいること…コレは即ち、街の人が全て彼女のことを知っているという環境です。
悪い人も近づこうとするでしょうし、大金を手にしたことで、おかしくならないで欲しいところですね・・・。
コチラは、彼女がアイドルとして崇めるテリー・フェイターとの共演ですが、腹話術としての技術だけでなく、歌唱力、コメディアンとしてのセンス、細かいチャーミングな動き… 彼女の方がトータルで面白いと思います。
[ 加筆 ]
彼女は11月にラスベガスでショーを行っていますが、そのチケットは発売から6分で完売したそうです。
コレは観客が撮影したビデオです。
3分10秒辺りで、ペチュニアが観客に呼びかけるシーンがありますが、ソレにエコーを入れているのが、芸が細かいですね。
「AGTでの一番の思い出は?」
「ゴールデンブザー…」と言いながらも、「お母さんに間違って殴られたことを除いて…」と続きます。
3.45辺りで、上のテリー・フェイターとの共演を挙げていますが、その時、歌詞で詰まってしまったことも自虐ネタとして取り扱い、笑いを誘っています。
コメディアンとしての素質も非常に良いものを持っていますね。
ハロウィーンにには、こんのもやっています。当然コチラは編集も入っていますが、サイモンは、恐らくこんなテレビ番組を考えているんじゃないでしょうか?
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