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アメリカズ・ゴット・タレント Darci Lynne

無題
09 /22 2017

アメリカズ・ゴット・タレントは、所謂アメリカのオーディション番組で、様々な才能を持った人が集い、番組を大いに盛り上げています。

今年は12シーズン目となりますが、その中でも一際目を引いたのが、オクラホマ出身の12歳の少女、ダーシー・リンでしょう。

ユニークな格好の人形と共に出てきた彼女…審査員のサイモンとのやり取りで、腹話術であることが分かります。

しかし、単なる腹話術に終わらず、皆、その圧倒的な歌声、そしてユーモラスな人形との掛け合いに驚き、そして頬を緩めるのでした。

僅か2年で、ココまで高度なパフォーマンスを実現しているのには驚きますが、更にそのユーモアセンス、歌声、共に腹話術というものを、新たな世界へと昇格したと言っても過言では無いでしょう。

彼女は審査員のMel Bによってゴールデンブザーを獲得し、予選の勝ち抜いています。


その後、彼女が演じたコチラのネズミ「オスカー」では、腹話術としての技術も遥かに高度なものですし、同時に審査員のMel BとHeidiをネタにして弄るという新たなパフォーマンスを取り入れています。


動物ばかりでなく、人間までも実にユーモラスに上手くこなしています。

ファイナルでは、恐らく最初のウサギ「ペチュニア」をまた使うか・・・?なんて予想していたんですけど、驚いたことに、ペチュニアと、オスカーを両方を一度に出してきました!


このギャグのセンスといい、審査員弄りも忘れず、選曲といい、正に神業と言えるレベルでした!

世の中、腹話術というものは沢山ありますが、コレほどユニークで斬新なモノを、私は知りません。

この番組は、4人の審査員の他に一般からの投票も行われており、最終的に彼女が勝利した様です。


もう一人の9歳のアンジェリカも、歌唱力という意味で驚くべきモノがありますが、やはりダーシーのパフォーマンスには一歩及ばなかった様に思います。彼女のパフォーマンスは、子供だけでなく、年齢を問わず楽しめる普遍性が有ると思います。

あの厳しいサイモンが、ココまで評価するんですから…。

後は、彼女がオクラホマという田舎に住んでいること…コレは即ち、街の人が全て彼女のことを知っているという環境です。
悪い人も近づこうとするでしょうし、大金を手にしたことで、おかしくならないで欲しいところですね・・・。


コチラは、彼女がアイドルとして崇めるテリー・フェイターとの共演ですが、腹話術としての技術だけでなく、歌唱力、コメディアンとしてのセンス、細かいチャーミングな動き… 彼女の方がトータルで面白いと思います。


[ 加筆 ]
彼女は11月にラスベガスでショーを行っていますが、そのチケットは発売から6分で完売したそうです。


コレは観客が撮影したビデオです。

3分10秒辺りで、ペチュニアが観客に呼びかけるシーンがありますが、ソレにエコーを入れているのが、芸が細かいですね。

「AGTでの一番の思い出は?」
「ゴールデンブザー…」と言いながらも、「お母さんに間違って殴られたことを除いて…」と続きます。

3.45辺りで、上のテリー・フェイターとの共演を挙げていますが、その時、歌詞で詰まってしまったことも自虐ネタとして取り扱い、笑いを誘っています。

コメディアンとしての素質も非常に良いものを持っていますね。


ハロウィーンにには、こんのもやっています。当然コチラは編集も入っていますが、サイモンは、恐らくこんなテレビ番組を考えているんじゃないでしょうか?




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トヨタ、スポーツカー専門の新ブランドGR

日本車
09 /20 2017
 若者のクルマ離れに歯止めをかけることができるのでしょうか? トヨタ自動車はこれまでのスポーツカーブランドを一新し、新たなブランドを発表しました。

 タイヤをきしませながらドリフトを繰り返すこちらの車。これが「若者の“クルマ離れ”」を食い止めるトヨタの“秘策”だというのです。

 19日、トヨタが発表した新たなスポーツカーブランド「GR」。実はトヨタはこれまで「Gスポーツ」という別のブランド名を使ってきましたが、浸透しませんでした。そこで、なんとか知名度をあげようと、今回、これを一新。「GR」ブランドに統一し、セダンからミニバンまで幅広い車種をスポーツ仕様にして販売します。狙いは団塊の世代を中心としたクルマ好きの囲い込みと若者のクルマ離れを食い止めることにあります。

 「大多数の客は便利で移動手段的に考えると思うが、その中でも俺って車好きなんだよとアピールできるような、両方の客を満足させることにチャレンジしていきたい」(トヨタ自動車 豊田章男社長)

 最も安い価格で208万円からというこちらのシリーズ。低迷が続く国内の自動車販売の起爆剤となるのでしょうか?(19日17:14)


何だか、物凄くピントがズレていると思うのは、私だけじゃない筈です。

>>タイヤをきしませながらドリフトを繰り返すこちらの車。これが「若者の“クルマ離れ”」を食い止めるトヨタの“秘策”だというのです。

ドリフトが若者の車離れを食い止める???

日本のメーカーの偉いさんって、結局若者=暴走、スポーツカー=暴走という低俗な固定観念しか持っていないんですよね・・・!

まさか日本最大のメーカーが、暴走を推奨するとは…空いた口が塞がりません。

そう言えば、暴走が趣味だと公言した奥田なんて前社長も居ましたっけ?

今の若者が車を買わないのは、単純に魅力がない上に、金が掛かりすぎるからです。

その辺りに何もぜずに、既存の車に厚化粧施した程度で若者に訴えられるなんて、ホンキで思っているとしたら、さぞかしメデタイ連中ですね!

北米でも、若者向けブランドとして展開したSCIONも、既に無くなっています。

北米の状況も似たようなもので、金のない若者は中古車を買い、金のある若者は、もっと高級な車を買う、年齢が上がると、そんなガキっぽい車は買わない…ということで、所謂「若者向け」の中途半端な新車のマーケットというものが完全に消滅しているという事なのです。

ソレと全く同じ状況にある今の日本に於いて、10年遅れて同じ様な事をしようとは、一体何なのでしょう?

色々厚化粧した割に、あの醜悪なデザインがそのままなのは一体・・・。

まあ、皆で生暖かく見守ろうじゃないですか!

必ずものになる話すための英文法 市橋敬三

無題
09 /19 2017
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日本では、実に様々な英会話の教材が、本屋に所狭しと並んでいます。
要するに、日本語で書かれた、日本人のための英語の本があんなに沢山並んでいるのです!

今から30年ほど前、私が初めて自分で金を払って手にした英語のテキストが、このタイトルにある、「必ずものになる話すための英文法」でした。

著者の市橋敬三という方は、長年英語の教育に携わっており、同時に、海外に長期間住んでいる日本人の英語力の低さを取り上げ、幾ら長く英語環境に居た所で、英語の文章が頭に入っていない以上ダメだ…というのが持論なのです。

分かりやすく言えば、かけ算九九の様なモノなのです。

3X3と聞いて、即座に9と答えられたでしょうか?3+3+3と計算した方はいますか?

3x3が9と即座に応えられるのは、小学校でかけ算九九を暗記したからなのです!

確かに暗記なんかしなくても、3+3+3と計算すれば、理論上、答えを出すことは可能です。しかし、それでは時間がかかって仕方ないですよね?

9×9になれば、更に大変ですし、二桁、三桁になれば、絶望的です。

日本人の英語力の問題の一つが、この3+3+3の様な計算を、英会話でも行っているからなのです。

例えば「私はアメリカに行ったことがあります」という文章を英語にするとします。

英文が沢山頭に入っている人なら、即座に "I have been to the United States. "と出てきます。

ところが、日本の英語教育で習った方法だと、

この文章は「現在完了形の経験」だから、have +  動詞の過去分詞形で… have been、アメリカに…だから to the United States... という具合に、使用する公式を選び、それに名詞や動詞を当てはめ、文章を作り、口に出す…という膨大なプロセスを踏むことになるのです。

要するに3+3+3という計算と同じなのです。

それではイチイチ大変ですし、テンポの良い会話なんて出来ません。
そういうムダを止めて、効率的に文章を頭に入れると同時に、単語と英文法も頭に入れるというのが、当テキストの狙いなのです。

私が数あるテキストの中から、何故コレを選んだのか、今となっては全く覚えていませんが、当時の初級パート1を半分くらい終わらせた頃には、何となく頭に簡単な英文が浮かんでくる様になりました。

そして、3ヶ月程度で一冊を終え、アメリカに行った頃には、最低限自分の言いたい事位は口に出せる様になっており、観光程度なら問題ない位までになっていました。

ですので、次は中級を買ったのですが、コレが相当に手強かったのです!
当時は初級パート2が発売されていなかったからなのですが、後に初級パート2が発売され、ソレを終えてから後に中級に行ったら、全く問題なく終わらせる事が出来ました。

当時この本は、中級パート2までのトータル4冊が発売されており、私の英語というのは、殆どがこの本から習ったものだったのです。

正直言うと、その上が欲しかったのですが…その上級が発売されたのは、10年ほど前のことでした。

現在、このシリーズは、全く新しくなっており、更に簡単な入門編というものも有り、当初はカセットだった音源も、CD、そして現在はダウンロードへと進化しています。

こんな良いテキストが有りながら、売れるモノといえば、どうでも良いタレントの書いた本であったり、2週間でマスターとか、聞き流すだけ・・・なんていう詐欺同然のモノだったりします。

その2週間でマスターなんて奴も、結局は英文を覚えないとダメですし、正直余り効率的に出来ているとも思えない物が多いですし、聞き流しなんてのは論外です。

子供に聞き流しが通用するのは、脳が発育途中にあるからで、脳が退化しつつ有る大人には、土台無理な話なのです。

海外留学?高い金払った所で、結局は学校で習った文章を頭に入れない限り、大した効果は得られません。

英語のテキストというのは、巷に溢れる健康食品なんかと一緒で、利き目が無ければ、「アナタのやり方が悪い」という言い訳が出来るだけに、詐欺同然のいい加減なモノも少なからず出回っているのです。

こんな良い本が大して話題にならないのも、ある意味不思議なことです。


世界に1台のフェラーリ、日本の納屋で発見 競売へ

ニュース
09 /10 2017
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 世界にたった1台のフェラーリ365GTB/4を、岐阜県内の納屋で発見! 

 車好きを唸らせるニュースがネットを駆け巡っている。ソースは高額美術品のオークションで有名なサザビーズが運営する、高級車、ビンテージカーのオークション、RMサザビーズ。
 9月9日にイタリアで開催されるオークションのカタログによれば、1969年製の365GTBは、1200台以上生産された同車の中でも、レース用に数台作られたアルミ製ボディで公道を走れる唯一のもの。それが岐阜の納屋で40年近く放ったらかしの状態で見つかったという。

 おまけに日本の“マニア誌”「カーグラフィック」(72年1月号)にも掲載された、とある。編集部に聞くと、

「確かに総アルミの365は掲載されているのですが」

 何だか歯切れが悪い。

「微妙に違うんです。グリル内にフォグランプ、助手席グローブボックス下にクーラーが付け足されているのは大目に見ても、ハンドルの形状が替わっている。当時ですから相当なマニアの方が購入されたものでしょうが、こんな事をするだろうか。個体が違うのではないかと……」(同)

 当時の記事には、スーパーカーブームの頃に名を馳せた横浜のシーサイドモーターが輸入したとある。同社はすでにないが、最後の営業部長だった、鞍和彦氏(現キャステルオートサービス社長)が振り返る。

「72年に入れたという書類は覚えているよ。だけど私が入社したのは74年。当時はまだメンテナンス出来るところは少ないから、近くに所有者がいればウチに持ってきただろうけど、見たことがないんだよ」

 岐阜の欧州車販売店は、

「20年以上前から365が眠っているという噂はあった。だけど見た人はいないし、本気にしていなかった」

 マニアの1人が言う。

「その筋でも有名なコレクターが数年前に亡くなり、車は息子さんに。しかし車に全く興味がなく競売にかけた、といわれています」

 40年分の埃を払えば真実は明らかになるのだろうか。オークションは140万ユーロ(約1億8000万円)からスタートする。

「週刊新潮」2017年9月14日号 掲載

このタイトルを見た時、瞬時に「スーパーカーブームの残党か…」と思ったら、ソレ以前の車種なんで、驚きました。
当時の日本人が、一体どれだけフェラーリを持っていたでしょうか?しかも、こんな希少な車といえば、相当の財力のある人であったと思いますし、相当なマニアであったのは確かでしょう。
それか、昔のこち亀でありましたが。農村で田んぼを売ってフェラーリとか…。
この車自体は当然ですが、ソレを購入したオーナーが一体どんな人だったのか、そして、何故放置されたのか…中々興味深い話ではあります。
しかし…世代が替わったとはいえ、興味のない人にとっては、どうでもいいモノ…いくら価値があるとは言え、趣味の世界って、そういうモノなんですよね…。
近年、高齢化社会に於いて、高齢となったコレクターが亡くなり、そのコレクションが叩き売られるという事が結構起きていますが、オーナーの価値が家族には理解されない…コレこそがコレクションの悲しさでもあります。

スバル、ディーゼル車撤退。20年度めどに生産・販売終了

日本車
09 /07 2017
新型ガソリン車やEVに集中
 SUBARU(スバル)は2020年度をめどにディーゼルエンジン車の生産と販売から撤退する方針を固めた。欧州など世界各国で厳格化される環境規制には、新型のガソリンエンジン搭載車や電動車両の投入で対応する。ディーゼルエンジンに必要な新技術の開発費などを考慮し、開発資源を電動化技術など次世代分野に振り向ける。

 スバルは現在、欧州と豪州で「アウトバック」「フォレスター」などに排気量2000ccの水平対向ディーゼルエンジンを搭載している。16年の世界販売に占めるディーゼルエンジン車の販売台数は約1万5500台で、全体の約1・5%に当たる。ディーゼル車販売の大半を占める欧州では今後、新型ガソリン車や電気自動車(EV)などの投入を積極化して販売を伸ばす。

 英国とフランスはガソリン車とディーゼル車の国内販売を40年までに禁止する方針を表明。インドは30年までに国内で販売されるすべての自動車をEVのみとする政策を打ち出した。エンジン車の販売を継続する国でも、ディーゼル車やガソリン車ともに環境規制が強化される。

 スバルも規制に対応するため新型ディーゼルエンジンの開発を検討したが、新技術開発に必要なコストなどを踏まえて断念した。環境対策については、19年以降に新型直噴ダウンサイジングターボエンジン、21年ごろにEVを投入することで対応していく。

スバルのエンジンで、ディーゼルというのは日本には導入されておらず、日本ではイマイチピンと来ないかも知れませんね。
主にヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドといった市場で発売されていたものですが、当然北米でも導入されていません。
私もニュージーランド時代、少数ながら、この辺りは取り扱ったものですが、2010年モデルとして登場したレガシーでは2リッターターボ、2.5リッターNA、そしてディーゼルが導入されていました。
発売当時にメーカーの研修で試乗したところ、一番印象が良かったのは、このディーゼルだったのです。
非常に粘り強く、しかもガソリンにも劣らない加速、スムーズさ共に、非常に良い仕上がりだったと思ったものです。
マニュアルのみの設定だったのも、このエンジンには最適であったと思います。
因みにその時試乗した3車の中で、2リッターターボ、2.5リッターNAは日本仕様で、このディーゼルのみはイギリス仕様で、ウィンカーレバーとワイパーレバーが逆になっていました。
16年の販売台数は約1万5500台…これでは、次期新型エンジンを投入するのは難しいかも知れません。
折角の技術が勿体無い気がしますが、小規模メーカーとして、やはり仕方ない判断なのかも知れません。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。