バンクーバー・オートショー パート2
カナダ情勢入り口を入って先ず目につくのがコレ…。やたらバンクーバーショーではレクサスがデカイ顔してるんですよね・・・。
メイン会場までの通路には、こんな展示が…バブリーですね…。しかし何なんでしょう?このトキメキの無さは…?
英国文化の欠片も感じさせないコレは、正直ミニのデカイバージョンです。
今の裕福層は、こういうのをイイと思うんですね…。
かつての英国ならではのシックな佇まいは微塵もありません。
まるでフォード・レーザーを思わせる顔つき…。
こういうのは良いですね…。
こんなのも・・・。
理屈じゃなく、絵になりますね…。
こんな展示を見ながら、メインの会場に向かいます。そして最初に目にしたのが、前回紹介したキャデラックだったのです。
展示方法からして、高級感のこの字も無いですね…。
何処に行ってもこんな感じ…下品な、なんちゃってSUVは大人気です。
マスタングは健在。正直、カマロを見かけなかったんですが…単に見落としたんでしょうか?
当ブログでも、発表当初は期待したリンカーン・コンチネンタル…。
テールランプは、ダッジそっくり!
トランクも凄まじく狭いですね…電動リッドも良いんですが、トランクアーム如きの為に、こんなにスペースを殺すというのは如何なものでしょうか?
今回このショーでリンカーンにとって最大の失敗だったと思うのが…。
隣のブースがジャガーだったこと!
コレ、どう見ても違うメーカーには見えませんでした!
車にとって、一番雨漏りを起こしやすいと言えるトランクに、こんな重要な電装系を配置するというのは、如何なものでしょうか?
結局こうやって見てきて、一番印象が良いのが…やはりホンダ・アコードだったりします・・・。
ただ、デザインは妙にゴチャゴチャして、正直今回のデザインは好きじゃないですね…。
最近の車のデザインは法律で決まってるのか?と思うほどのファーストバック風スタイルです。
ホイールも凄まじいデザインです。
オマケに今大流行のコレ・・・シフトレバーもサイドブレーキも電動式なら、もう少しコンソールをスリムにするとか出来ないのでしょうか?
どの車もそうですが、一頃のスーパーカー並の巨大なセンターコンソールは、明らかに閉塞感を助長していますし、正直違和感を感じますね。
あとは、アルファロメオ・ジュリアでしょう。
今時、こんなにコンパクトなサイズで、しかも端正なスタイルなセダンは本当に珍しいですね。
惜しむらくは、何故こんな地味な色を展示するんでしょうか?
アルファロメオのイメージカラーは、この看板の赤です。その色の車が一台もないというのは、何か寂しいですね…。
グレーなんかはドイツ車に任せておけば良いんですから。
しかし毎回思うことなんですが、車のデザインというものが、年々破綻している様にしか見えません。
ファンの方には申し訳ないですが、こんな高い車買った所で、この程度のデザインなんですから…。
10年前、20年前に比べて、果たして車のデザインが進化していると言えるのでしょうか?
乗り込むだけで一仕事の様な昇降性…この辺りはずっと三本和彦先生が指摘し続けた事ですが、近年一層悪くなり続けています。
東京モーターショーを見れば、醜い箱モノの疑似エコばかり。バンクーバーでは妙に孕んだ巨大な箱モノばかり…やはり車というものが、既に私の興味の対象とはかけ離れてしまっているのかも知れません。
今回のカメラは、オリンパスE-M10マーク2+ライカ12-60mmF2.8-4。
前回使った12-35mmF2.8よりも少し暗いレンズなのですが、それでも高感度の描写が良くなっていること、手ぶれ補正がより強力になったことから、前回よりも歩留まりは確実に良くなっています。
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