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バンクーバーのバイクシェアと駐車事情

カナダ情勢
04 /29 2018
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人口増加の著しいバンクーバーでは、市内に限らず、私の住んでいる地域でも、駐車事情は非常に悪く、カローラクラスでも大き過ぎると思う位です。

それでも、家からそう遠くない地域では、大体どの辺に穴場が有る…とある程度目星を付けていました。

先日、その一箇所に行ってみたところ…その部分の多くが、最近欧米で流行している「バイクシェア」の駐輪場になっているじゃないですか!

このバイクシェアというのは、最初に一日分のレンタル料金を支払い、その後は使用時間によってクレジットカードにレンタル料金が加算される・・・というシステムです。

多くの場所で、最初の30分は無料となっている様なので、30分毎に自転車を返却すれば、最初の料金だけで乗り続けることも可能…というシステムです。

主に観光客には便利なシステムなのですが、観光地でもない私の家に近い辺りまでこんなものが進出してきました!

要するに、観光客ばかりでなく、市民にもソレを使えということなのです!

バンクーバー市は、街から車を追い出し、自転車に乗り換える様に促しているのですが、冬の寒さ、雨の多さを考えれば、そんなのは机上の空論も良い所です。

地下の暴騰から、年々多くの人が郊外に移転し、通勤時間が長くなっているというのに・・・。

更にマンションが増えているということは、即ち周辺に路上駐車が増えるということでもあり、パーキングメーターのある場所ですら、以前とは比べ物にならない位に場所の確保が困難になっています。

唯でさえ不足している駐車スペースを、こんなので更に占領されるのは、正直嬉しく無いですね…。

昨年パリに行った時、このシステムは毎日利用しましたが、パリでは最初の支払いが1.75ユーロと手頃で、しかも最初の30分が無料なので、非常に手頃な価格で利用できたのです。

ところがバンクーバーのソレは、最初の料金ですら10ドル近くします。

確実に人口が増え、車が増えているにも関わらず、更に駐車スペースを減らしてこんな物を増設するとは…運転する者としては、甚だ迷惑ですね…。

最低限、観光客の少ない、雨の多い冬の間は撤去して欲しいものです。
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ウーバーやリフトが台頭するなか、声を上げたNYタクシー運転手たち(27日)

アメリカ情勢
04 /28 2018

米配車サービスのウーバーやリフトが台頭するなか、25日、ニューヨークのタクシー運転手たちは市庁舎前で、抗議活動を行った。週7日休みなく、一日12時間以上働いても必要経費を払うのもままならない現実に声を上げた。ロイターの我謝京子がニューヨークからレポート。


確かに私もウーバーやリフトといった白タク紛いの営業には賛成出来ません。

タクシーというのは、第二種免許を取得した上に、高い営業許可を購入し、高い特別な保険に加入する義務があります。

ソレに対してウーバーなんかの場合、普通免許で営業許可も無く、単に登録するだけで誰でも運転手になれますし、保険だって営業用車の保険ではありません。

そんな車で事故でも起きたら、一体どんな事になるのでしょうか?

まあ、それはさておき、タクシーの方に問題がないとも言えません。
何処の都市のイエローキャブを検索してみても、そのレビューは酷いの一言です。

不潔な運転手、汚い車内、ボロボロの車、高い料金、ボッタクリは当たり前、英語もロクにしゃべれない、運転マナーは最悪…幾ら高い金を払って営業しているからと言った所で、こんなメチャクチャな営業を続けてきている以上、他に客を取られても文句を言えないんじゃないでしょうか?

こういう殿様商売を続けてきた結果が、現状なのです。

ウーバーやリフトに規制が必用とは私も思います。それ相応の保険は必用ですし、当然2種免許だって必用でしょう。

だからと言って、タクシーが今のままで良い訳はないのです。競争相手が出てきた以上、今まで以上に頑張る以外に無いのではないでしょうか?


スナップオン1/2ブレーカーバー 続編

工具
04 /27 2018
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先日グリップが粉々に破壊したスナップオンの1/2ブレーカーバー…結局適合する旧型のグリップの入手が不可能ということで、新品交換になりました。

20年ぶりの新型・・・。

今回は、グリップ無しのSN24Cにしました。コチラの方が酷使に向くので…。

早速使ってみて思ったのが、とにかく比べ物にならない位に剛性が向上していることです。

前の型ではシナって力が入らなかった様な部分でも、ガッチリと確実に力を掛けることができます。

両者比較しても、寸法等に決定的な差は見られませんが、恐らく、ヒンジの部分の構造が変更されていることの他に、材質が変わっているのかも知れません。

やはり新型は、確実に改良が加えられている様で、改めて20年の技術さを実感した次第です。

値段は聞かなかったんですが、今調べた所、アメリカでも134ドルしているそうです。20年前にカナダで118ドルだったと思いますが、結構値上がりしていますね…。


フォード、北米でセダン販売から撤退 一層の経費圧縮へ

フォード
04 /26 2018
デトロイト 25日 ロイター] - 米自動車大手フォード・モーター<F.N>は25日、経費節減と利益率押し上げについて、以前に発表していたよりもさらに急ピッチで進める計画を明らかにした。その一環として北米市場で人気の低いセダンの販売から撤退する方針だ。

フォードは昨年秋、2022年までに経費を140億ドル減らすと投資家に説明したが、今回の計画で圧縮額を255億ドルに引き上げた。また世界全体で10%、北米で8%の利益率達成時期を22年から20年に前倒しした。

北米の製品ラインアップは、スポーツタイプ多目的車(SUV)やクロスオーバー車、小型トラックが消費者に好まれている状況を踏まえ、スポーツ車「マスタング」と来年発売予定のクロスオーバー車「フォーカス・アクティブ」の2種類に絞る。一方、中型の「フュージョン」や大型の「トーラス」といったセダンの次世代モデルには投資しないという。

フォードは2017年の税引き前利益が前年の103億ドルから84億ドルに減少。投資家から製品ラインナップ改善と利益率引き上げを強く迫られていた。同日発表した第1・四半期決算は、純利益が前年同期の16億ドルから17億4000万ドルに増加。1株利益は0.43ドルで、アナリスト予想の0.41ドルを超えた。ただ調整後の税引き前利益率は6.4%から5.2%に低下した。驚くべきニュースです!



まあ、現在のアメリカ製セダンの低迷を見れば仕方ない部分はあるとは言え…フォードのセダンが無くなる…やはり驚くべきニュースです。

結局は数の原理でしかないんですよね…。

>>北米市場で人気の低いセダン…

アコードやカムリは普通に売れていますし、シビックやカローラだって定番として売れ続けていますが?

ドイツ車だって普通にセダンを売っていますが?

北米でセダンの人気が低いんじゃなくて、北米のセダンの市場を既に輸入車に押さえられてしまった…ただそれだけの話しなんです。

かつてトーラスは人気有ったのに…あの当時の日本車は、まだまだアメ車に比べて小さく、品質は良くても、精々セカンドカー的な存在であったのに対して、97年に登場したアコードでは、アメ車と遜色ないサイズになり、エンジンも当たり前にV6が載る様になると、一気に市場を奪われた…それだけの話しなのです。

丁度フォードは、あの楕円の悪夢のトーラスや、面堂邸のタコのモンディオの時代です。

幾ら経理畑の人間が息吐いたところで、肝心なクルマづくりが疎かなんですから、マトモになる訳がありません。

取り敢えず日本が手薄な大型SUVやトラックで取り敢えず息しているだけ…というのが現在のフォードです。

経理畑の人間や投資家という連中は、絶対にいい車を作るという方向には話が行きません。コストダウンと売れているモノ以外は撤退…要するにマイナスの発想しか無いのです。

唯でさえ売れていないトーラスやフュージョンが無くなった所で大勢に影響ないのでしょうが、市場の変化以前に、完全な敗北だということをもっと認識して、残される車種に対してもっと謙虚になるべきです…なんて、絶対にムリでしょうけど。

リンカーンはどうなるのでしょうか?
あの全く売れていないコンチネンタルも当面は残すのでしょうが、元になる車種が無くなる以上、惰性で暫く売った後に撤退になるのでしょうけど…。
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アップルを装った偽メールに注意!

IT関係
04 /21 2018
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今メールを開いた所、アップルからメールが来ていました。

この様に、送り主もアップルとなっていますが…なんか日本語が微妙に変ですよね?

試しにこの "from" の部分にポインタを当ててみると、メールアドレスが表示されるのですが、その表示されたアドレスが…

   mytc@tsite.jp

こんなメールアドレス、アップルのサポートが使うわけが有りません。
試しに検索してみたところ、ツタヤを名乗った偽メールなんかにも使用されている様です。

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前回のメールがコレですが、コレだとfromの部分を見て何だこれ?と思いましたが、今回はその部分をスッキリとAppleとしてきた辺り、若干マシに見えますが、肝心な日本語がコレでは…。

皆さんも同様のメールを受け取った場合は、変なリンクをクリックしたりせず、冷静に対応して下さい!

バンクーバーの春2018

カナダ情勢
04 /14 2018
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雨の多い冬も終わりを告げ、やっと暖かくなってきたバンクーバー…と言いたい所ですが…今日現在、生憎の雨模様…。

今年は桜の開花時期に雨が続いたせいもあり、満開を前に散り始めてしまっています。

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過去20年、日系人社会が中心になってアチコチに植樹した桜も、毎年盛大な花を咲かせ、春の街に彩りを添えています。

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バンクーバー市の西端、スタンレーパークの入口付近が、桜の名所になっています。

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多くの人達がカメラを片手に、思い思いに桜を楽しんでいます。かつての日本人のように…。

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コチラでは、丁度客船が出港するところでした。

幾らか肌寒さが残っているものの、確実に春を迎えているバンクーバーの景色でした。

オリンパスE-M10マーク2+パナソニック・ライカ12-60mmF2.8-4

カナダの錆

修理
04 /12 2018
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先日、メルセデス・スプリンターバンのリアブレーキパッドを交換していました。
メルセデスの常で、ローターも同時に交換するのですが、ローターが外れません。

リアディスクは、パーキングブレーキのドラムでもあるので、パーキングブレーキを完全に緩めても、全く外れる気配が有りません。

取り敢えず片側は外れたので、パーキングブレーキがトラブルを起こしているのは明確です。

こうなったら…とにかく破壊覚悟で強引に引っ張る以外に方法はありません。

苦労の末、何お破壊する事無く、何とかローターを取り外すことに成功したものの…パーキングブレーキのシューが変な風に浮いていて、バックプレートの接地していません。

コレがローターが外れなかった原因なのは明確なのですが、その原因は…取り敢えずパーキングブレーキを分解する以外にありません。

分解してみた所、レバーで引っ張られたケーブルが、シューを押し広げるためのカムが完全に固着していました。

全くピクリともしない上に、ブレーキ関係なので、法律的にも熱を加える訳に行きません。

交換しようとメルセデスに問い合わせても、この部品はリストにすら載っていません!

仕方なく時間かけてハンマーで叩きながら何とか少しづつ動かしてはWD40で潤滑しながら、何とか完全に動く様にしました。

取り敢えず大丈夫であった反対側も、固着する直前だったことから同様の作業を施し、今後、冬の間は定期点検でこの辺りも給油しようという事になりました。

パーキングブレーキシューも交換し、いざ組み立てよう…と思ったら、ブレーキパッドが取り付けられないのです!

外側は普通に取り付けられたのに、内側が…と思ってブラケットを確認してみると…

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こんな具合に錆が堆積していました。この辺りは普段、ワイヤーブラシで軽く清掃する程度なのですが、まさかこんなに錆が堆積しているとは・・・。

ワイヤーブラシではピクリともせず、結局タガネで叩き割る以外に方法はありませんでした。

反対側は真っ直ぐなのが分かるでしょうか?

この車両は、冬の間コンスタントに長距離雪道を走っているだけに、これだけ融雪剤の影響を受けるのです。

特に内側の下…つまり路面からの影響を最も受ける位置に錆が集中したのです。

この車両は、スキー場へのツアーを毎日の様に行っている関係上、普通の車両よりも痛みが激しいと言えますが、やはりカナダの錆は凄いですね…。


マイナスドライバーの話し

工具
04 /11 2018
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現在、マイナスドライバーを「ネジ回し」として使用する人が、一体どの程度いるでしょうか?

日本でも60年代にマイナスからプラスへの転換が行われ始め、以降、マイナスネジというものは殆ど使われなくなりました。

しかし、今でも普通に売られているマイナスドライバー…コレは殆どの人が、抉ったり、ハンマーで叩く「タガネ」の代わりに使用しているのが実情です。

スナップオンやマックといった永久保証を謳うメーカーでも、この様な使用法は「本来の目的以外の使用」となり、現在では保証の対象外となります。

それでも後を絶たないのですが…。

そこでマックツールが現在販売しているのがコレ…。

マイナスドライバーの格好をしたプライバーです。

そんなに皆が皆、マイナスドライバーをプライバーとして使用したいのなら…と、正に逆転の発想の商品と言えるでしょう。

マイナスドライバーよりも遥かに強靭で、貫通型となっており、グリップエンドをハンマーで叩くことも可能な上に、破損も保証の対象になります。

今までマイナスドライバーを使っていた人へ…という訳です。
日本以外では珍しい貫通型なんですから、正にメカニックの使用法を研究し尽くした?設計になっています。

65ドルと少し高かったものの、安心して使えるという意味で、一本購入しました。

アストロプロダクツ 超ショートヘックスビットアダプター 7個セット

工具
04 /05 2018
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近年の車は、整備のスペースが最小限になっている上に、ヘックスやトルクスといったネジの使用も増えています。

ヘックスと言えば、要するにL型のアーレンキーか、ヘックスソケットが一般的ですが、最近では、その手では大きすぎて使えない事が増えてきました。

近場で何か無いか…と工具店やネットを調べていたものの、どうも良いものが有りません。

結局日本から取り寄せたのがコレです。
コレは、12mmのメガネかギヤレンチを使って使用するものですが、3~10mmまである上に、しかも値段が驚くことに1050円!送料入れても1600円です。

スナップオンやマックでも、この手は作っていませんし、近場で見つけたのはコレでした。

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私が欲しかったのは10mmだけなんですが、このセットだと、10mmは1/4ドライブになってしまう上に、やはりアストロプロダクツのソレに比べたら、ソケット自体も背が高い上に、更にラチェットハンドルを使うので、思った程コンパクト化が出来ないのに、値段も50ドル近くする…ということで、見送ったところでした。

私の工具箱には、日本の工具はほとんど有りません。
それは、私が日本で仕事をしていた当時は、日本の工具と言えば全く話にならないレベルのものばかりで、なにか気の利いた工具となると、自ずと海外製になってしまったからなのです。

それが近年、日本のアストロプロダクツなんかは非常に頑張っていますね。気の利いた工具というと、ココで見つける事が多いのです。しかも値段も大変にリーズナブルですし。

それは、日本車の整備性が急速に悪化していることとも無関係では無さそうです。
昔から、ドイツ、イタリア、フランス、アメリカ等、駄目な車を作る国は、決まって良い工具を作っていました。

ソレに対して日本の工具は…本当に最低限という印象だったのです。
今日、こうやって気の利いた工具が増えたということは…要するに、そういう事なのです。

まあ、この製品も一つクレームをつけるとしたら、全部のコマを12mmレンチで使用するという所です。

私に言わせれば、3,4辺りはより小さい10mmでイイでしょうし、5,6,7は12mm、8,10はもう少し力を掛けたいので14mm…なんて具合の方が、より実用的かも知れません。


<バイク>メーカー、テコ入れに躍起 販売台数減少で

Motorcycle
04 /04 2018
 二輪メーカー各社が国内市場のテコ入れに躍起だ。販売台数は小型の原付きバイクを中心に減少に歯止めがかからず、大きな反転は見込めない。各社は比較的堅調な中・大型を中心にバイクの魅力を訴え、女性や若者向けの新店舗も出すなど新たな需要の掘り起こしに本腰を入れている。

【グラフでわかりやすく】バイクの国内販売台数は減少傾向が続く

 ホンダは今年2月、新店舗「ホンダドリーム川崎宮前」を披露した。店内には、17年ぶりに全面改良した排気量1800CCの最上位モデル「ゴールドウイング」など新車の他、人気の中古車や実際にレースで走った非売品のバイクも展示。「ぎっしり並べて、またがることもできない昔の『バイク屋』のイメージを払拭(ふっしょく)した」(担当者)という。展示車を厳選する代わりにジャケットやブーツなどの試着・販売コーナーを充実させ、ソファでくつろげる歓談スペースも設けた。

 ホンダは5種類ある系列の販売店網を、4月から同店のような趣味性の高い高性能バイクをそろえる「ドリーム店」と、原付きなどの実用モデルを扱う「コミューター店」に再編した。販売子会社のホンダモーターサイクルジャパンの加藤千明社長は「量や規模より販売の質を追求する」といい、旗艦店と位置づけるドリーム店では利幅の厚い上級車を1台ずつ丁寧に販売する考えだ。

 川崎重工業も1月、JR秋葉原駅近くの商業施設に半年限定のショールームを開いた。赤レンガ造りのおしゃれな店内では「カワサキ」ブランドのアパレルや雑貨を販売するが、バイクは主力の中・大型車を数台展示するのみで、その場では販売しない。あくまでバイクのあるライフスタイルを提案する場と位置づけ、バイクと縁が薄い女性や若者との接点にする狙いだ。

 上級車種は価格帯が高く、若者には手が届きにくそうだが、販売子会社のカワサキモータースジャパンの谷敏明販売戦略部長は「今の若者はお金を大事に使う。目利き力があり、本当に良い商品は買ってくれる」と自信を示す。開設以来、直営店の5~10倍に当たる月間数千人が訪れているという。

 ヤマハ発動機の販売子会社も1月から、排気量126CC以上のスポーツバイクを扱う販売店を全国に順次展開。整備や故障診断などの高い専門知識を持つ整備士を置き、質の高いサービスを提供する体制を整える。スズキも4月以降、最新モデルを集めた無料の試乗会を各地のサーキットなどで開く。国内市場の活性化に向けた各社の取り組みは今後も加速しそうだ。【和田憲二】

 ◇キーワード

二輪の国内市場 二輪は維持費が安く通勤・通学などにも便利なことから1970年代以降広く普及。日本自動車工業会によると、国内販売台数は82年に328万5000台とピークに達したが、その後は軽自動車や電動アシスト付き自転車の普及などで原付きバイクを中心に減少傾向にあり、2016年には過去最低を記録。17年は35万7264台と4年ぶりに前年を超えたが、これは16年の熊本地震でホンダの工場が被災し、生産が落ち込んでいた反動が大きい。ローンや子育てが終わり、もう一度バイクに乗ろうという「リターンライダー」世代を中心に中・大型は需要が底堅く、各社の主戦場となっている。国内は半世紀近くホンダ、ヤマハ発動機、スズキ、川崎重工業の寡占が続く。



>>二輪メーカー各社が国内市場のテコ入れに躍起だ

私を含め、当ブログの読者の殆どが、この書き出しに疑問を抱くんじゃないでしょうか?

ホンダドリーム川崎宮前…「ぎっしり並べて、またがることもできない昔の『バイク屋』のイメージを払拭(ふっしょく)した」

ソレが不人気の本質なんでしょうか?

昔はそのギッシリ並んだバイク屋でも、飛ぶようにバイクが売れたんですけど?

いくら小奇麗なショールームにユッタリバイクを並べたところで、買いたいと思う様なバイクがない以上、全く意味ないですね。

今のバイク年齢は50近く…その50近い人が欲しいと思う様なバイクが売られていないこと…コレが最大の問題なのです。

50近くで、それなりの資金力が有れば、普通はより魅力のある輸入車に行くでしょう。寧ろ輸入車のほうが安いくらいなので。

定期的に出るこの手の記事、しかし、私の挙げる問題の本質に触れた記事は今の所皆無です。

余程バイク関係の人間には人材が居ないのでしょうか?

バイク自身に魅力がなく、メインの客層に向いていない事に加え、駐車違反取締、排ガス規制といった動きに対して一切行動を取らなかったメーカー自身が、結局は自分で自分の首を締めているのです。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。