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Apple、新型「MacBook Air」を発表 13.3インチRetinaディスプレイ搭載

IT関係
10 /31 2018
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Appleは10月30日(現地時間)、新型「MacBook Air」を発表した。13.3インチRetinaディスプレイ(2560×1600ピクセル)を搭載し、従来モデルと比べてディスプレイ周囲のベゼル幅を狭くした。指紋認証機能「Touch ID」も備える。同日から購入予約を受け付け、11月7日に発売する。13万4800円(税別)から。
【写真10枚】新型「MacBook Air」をチェック
従来モデルと比べて薄型化・軽量化し、体積は17%小型化。サイズは304.1(幅)×212.4(奥行き)×15.6ミリ(高さ)、重さは1.25キロ。
CPUは第8世代のIntel Coreプロセッサを採用。1.6GHzデュアルコア Core i5を搭載する。メモリは8GBで、SSDストレージの容量ごとに128GBモデル(13万4800円)と256GBモデル(15万6800円)を用意する。いずれのモデルもメモリは最大16GB、SSDストレージは最大1.5TBまで拡張できる。
トラックパッドは従来より20%広くなり、感圧タッチ(Force Touch)に対応。バタフライ機構の第3世代キーボードを採用し、従来の機構と比べるとキーの安定性が4倍よくなったという。ステレオスピーカーは、従来の2倍の低音域をカバーし、出力可能な音量は25%増。
7月に発売した新型「MacBook Pro」と同様、セキュリティ強化のために独自の「Apple T2チップ」を搭載する。「Hey Siri」と呼び掛けると、音声アシスタント「Siri」を起動できるようになった。
側面にUSB Type-Cポートを2つ備え、Thunderbolt 3にも対応。バッテリーの連続駆動時間は、動画視聴なら約13時間。カラーはゴールド、シルバー、スペースグレイを用意する。

廃止という声が根強かったMacBook Airですが、ようやくニューモデルの発表です!
私が2015年モデルのProを購入した時も、最初に検討していたのはAirだったのです。しかし、やはり当時のレベルでも非RetinaのAirのモニターは、他と比べて明らかに鮮明度に欠け、その辺りから、結局USBを持っているPro2015モデルにしたのです。
あれから3年近く経ち、ようやく発表されました。
それにしても最近にアップルは、iPhone以外のモデルが結構放置されていますね。
現行のAirも、実質15年モデルから殆ど手付かずで、17年にメモリーが8Gになった程度です。まあ実際には、2012年辺りから殆ど変わっていないんですけど…。
Macbookでは性能的に不満、Proでは高すぎるという層は、実は一番多かったと思うのですが、実は一番冷遇されていた・・・というのがアップルの現状だったのです。
サイズ的にも少し小さく、薄くなっていますが、当然まあ普及しているというには程遠いUSB-Cを採用しています。
まあ2箇所あるので、MacBookよりはマシですが・・・。
全てに於いて余りにも予想通り・・・という印象も拭えませんが、同時に多くの人が求めていたのがこんな感じだったのです。
何れにしても、大方の予想がAirの廃止、MacBookの13インチ版の登場という感じであったことからすると、嬉しいニュースですね。そして忘れた頃にやって来た…という印象です。
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路面の傾斜と車の故障について・・・

修理
10 /30 2018
特に大型車を扱うようになって、より顕著に思うのが、ブレーキ等の足回りを見ていると、どうも右側のトラブルが左側に比べて多い様なのです。

私はカナダに住んでいるので、日本とは逆の右側通行です。

右側通行では、車両の右側は歩道側ということになります。

そして皆さんご存知のように、道路というものは平らではありません。センターラインを頂点に、両側に向かってなだらかな円弧を描いた、要するに「かまぼこ型」になっています。

これは、道路の水はけを良くするためなのですが、そうなると、センターラインに近い左側よりも、歩道に近い右側の方が確実に「水量」が多くなるのです!

しかもコチラでは冬に融雪剤を使うので、その水と一緒に融雪剤も歩道側、つまり車両の右側に向かって流れていくことになるのです。

そのせいで、ホイールの固着、ブレーキの固着、サスペンション関係の摩耗といったトラブルは、右側の方が多い様に思うのです。

一般にブレーキは左右同時に交換するものですが、それでも右側の方が摩耗が早い、若しくは偏摩耗が起きるという傾向にあります。

以前に紹介したブレーキの錆も、右側でした。

道路の傾斜によるトラブルといえば思い出すのが、ホンダが最初にアメリカ製アコードを国内に持ち込んだ当時、ハンドルが左側に流れるというクレームが付いた事です。

コレも右側通行の国で生産された車を左側通行の国に持ってきたことで、「反対側の傾斜」を走ることになったことによって起こった事で、ホイールアライメントの調整で対応していました。

こうやって、大したこと無い様に思える道路の傾斜ですが、意外と車に影響が有るものなのです。

オールズモビル・デルタ88・ロイヤル

オールズモビル
10 /30 2018
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 - こうやって見ると、オールズモビルなんですが…

写真は80年代初頭のオールズモビル・デルタ88・ロイアルです。

77年モデルとして登場したGMフルサイズ車は、皆大幅なダウンサイジングを受けており、この車もホイールベースで200mm、重量で410キロという大幅な減量が施されています。

当時のオールズモビルのフルサイズには、Cボディーの98とBボディーの88がありました。

両者の違いは、ホイールベースの長さ(=全長)の違い、装備の差、グリルとテールランプの形状の違いといった所なのですが、正直違う車両と言うのは余りに無理があります。

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 - こうやって見ると、どう見てもシボレーと同じ車です…

そしてこの車の特徴は、ベースエンジンがビュイックの3.8リッタV8となり、V8エンジンも、オールズモビル独自のモノの他にもシボレーのV8も搭載されており、その事が後に「シェビー・モビル事件」として知られる様になりました。

結局この件で、GMは該当のユーザーに対して保証を延長するか、車の交換をするか…という対応をしました。尤も車の交換の場合は、走行距離に応じて支払い金額が発生する為、殆どの人が延長保証を選択したということです。

この世代では、見た目もシボレーと何処が違うの?という位に似通っていますし、更にシェビー・モビル事件によって、GMに車が全て一緒だということを世間に知らしめる結果にもなったのです。

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1981年には、全てのエンジンにコンピューター・コマンド・コントロール・エンジン・マネージメント・システムが搭載され、現在のOBDⅡの原型として知られています。

この車は、私が最初にバンクーバーに来た96年当時、結構タクシーとして走り回っていたものです。バンクーバーのタクシーは、昔からアメリカに比べていろいろな車種が走っています。
アメリカでは、それこそカプリスかクラウンビクトリアばかりであったのに対して、バンクーバーでは、GMでもカプリス、88、アストロといったバリエーションが見て取れました。

しかし当時、既にオールズモビルがシボレーよりも高級と信じている人は皆無で、オールズモビルのタクシーを喜ぶ人が果たしてどの程度いた事やら・・・?

そして現在、こうやって残っているのも圧倒的にシボレーが多く、オールズモビルは本当に珍しいですね…。

プロト ワイヤーストリッパー J298

工具
10 /29 2018
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こんなのを購入しました。
プロトのワイヤーストリッパー、8インチのタイプです。

1.一番先端がプライヤー
2.その次のギザギザに見える部分が、各サイズの配線の被覆を剥がす為のモノ
3.その次が配線の切断
4.支点の周辺にある穴は、ネジを切断するためのもの
5.一番グリップに近い所にあるギザギザは、配線にギボシをカシメる時に使うものです。

こうやって、一つの工具に5種類の機能が搭載されています。

主にアメリカの配線やギボシの規格に合わせた工具です。

乗用車の場合も有るに越したことは無いのですが、使うとしても配線の修理程度ですが、大型車の場合、特にメーカー純正でない架装部分に関しては、例えば灯火類の様な単純な電装系部品の交換にしても、カプラーの着脱といった簡単なものではなく、切ったり繋いだりという作業が非常に多く、そんな事から、こういう工具が必要になってくるのです。

実際に使ってみると、物凄く切れ味がよく、いとも簡単に被覆を剥がすことができます。

しかも大型車の整備というのは、場合によってはハシゴで高い所に登った作業になるので、そういう時こそ、一つの工具で色々出来るというのが有り難いのです。

一般的に多機能な工具ほど、どれも中途半端…という傾向がありますが、ココは流石産業用工具たるプロト…どの機能も大変に使いやすい物になっています。

以前私の工具箱というと、スナップオンが大半を占めていると思っていたのですが、今はプロトが多くなってきました。やはり大型車には、上品過ぎるスナップオンよりもプロトの方が雑に扱っても…という印象があります。
  

オールズモビル98

オールズモビル
10 /21 2018
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今日、オールズモビル98を運転する機会がありました。

前回運転したのは何時だったか…恐らく20年前だと思います。
兄弟車のビュイック・パークアベニューに比べて当初から著しく販売台数の少ない98ですが、今回の車両は、95年モデルのレージェンシー・エリートでした。

当初から売上が低迷していたことから、95年には大幅にグレード数も整理され、シリーズ1とシリーズ2の僅か二種類でした。そして翌96年モデルを最後に生産中止となっています。

室内に入り、非常にソフトかつ幅の広いベンチシートに腰掛けます。センターコンソールが無いのも、足廻りが広々としていい物ですね… 非常に大きく遠いフロントガラスが、開放的な雰囲気を演出しています。

ただ、開放的というだけでなく、適度な包まれ感も併せ持っており、その具合が絶妙なものでした。少なくとも今日のやたら小さいくて額の前に迫るフロントガラスとは大違いです。

幅の広いダッシュボードもクラシカルな雰囲気とデジタル表示の先進性が上手くミックスされています。

ドッシリとした重厚なドアを閉めてエンジンをかけると…当時のGM車特有の軽いヒューヒュー音が懐かしいですね。
コラムシフトをドライブに入れて走り出すと…本当に全ての音が遠くに有る…そんな印象です。

その不思議な静けさは、音の遠さから来るものなのでしょう。とにかくスムーズでユッタリとしたトルク、ハンドリングなんかとは別次元の軽快かつスムーズな操縦性…。

全てに於いて安楽でいて、レクサスの様に運転感覚が希薄になることも無く、不思議と心地よい音に包まれているのです。

ブレーキも巨大なブースターによるあくまでもソフトで快適なタッチです。

やはりこの時代のCボディー車は、先代からのサイズアップも有り、室内空間から操縦性から、アメ車の良さを最大限に打ち出した、実にいい雰囲気に仕上がっているのです。

久々に運転したCボディー車ですが、品質レベルはともかく、その走りといい、室内空間といい、当時のGMが非常に高いレベルにあったことが分かります。

当時と比べて今日の感覚だと、随分と大きな車に感じましたが、クラウン・ビクトリア等FRのフルサイズに比べると遥かにコンパクトで洗練された走りだと言えます。

本当に久々に乗ったオールズモビル98ですが、正直今更ながら欲しくなりましたね…。

全てがドイツ的価値観で語られる今日の高級車に於いて、完全に忘れ去られた「高級感」がそこには確実に存在し、そして私には心地の良いモノだったのです。

現在この手の車のオーナーといえば、当時から乗っている年配者が多いのですが、やはり彼らが手放さないのも無理はないのかも知れません。

20年ぶりに昔の車に乗ると、「アレ、こんなんだっけ・・・???」と感じることも少なくありません。その20年の間の技術的進歩、そして経年変化に依る所が大きいのですが、今回はその20年という時を経ながら、今日忘れ去られた心地よさを改めて感じる事ができました。

近年、凄まじく運転マナーの悪くなったバンクーバー…移民が増えて皆好き勝手な運転をしているから・・・というのもありますが、攻撃的な車が増えて、こういう車が無くなったから・・・というのも有るのかも知れません。

メルセデス・ベンツ・スプリンター2500 北米のバン事情

カナダ情勢
10 /20 2018
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私が勤務している会社では、様々な車両を使用していますが、その中で一番信頼性が高いのは?と聞かれたら、恐らくメルセデス・ベンツ・スプリンターだと思います。

この2500というのは、3/4トンという意味で、例えばフォードのF-250なんかと同等です。

他にもインターナショナル・マックスフォース、フォードE-450、F-550、GMC-C5500といった車両がある中で、ダントツ定期点検の間に不調で戻ってくる回数が少ないと思うのです。

現在主流のインターナショナルですと、本当に細かいトラブルが多いですし、フォードも軒並み20万キロ程度でエンジンがダメになって交換を経験しています。そんな中でスプリンターだけは5台ある中でエンジン交換を経験したモノはありませんし、定期部品交換の範囲で楽に20万キロオーバーを達成しています。

メルセデスの乗用車というと、複雑過ぎる電子制御のトラブルが多いのですが、コチラは大変シンプルに出来ており、整備性も然程悪いと思いませんし、部品代もそんなに高くありません。

そして、あのダッジからも同型車種が販売されていました。

近年、バンクーバーを走っていて思うのが、本当にアメリカ製のバンが減ったということです。

代わりに見かけるのが、このスプリンターと、ヨーロッパフォードのトランジット辺りです。

極めて出来の悪いフォードEシリーズは、一部の特装ベース車以外は生産中止となっており、クライスラーですら、既に自社製は放棄して、フィアット・デュカートの兄弟車、ラム・プロマスターになっています。

GMだけが、辛うじてシボレー・エクスプレス/ GMCサヴェナの兄弟車がアメリカ製として残っていますが…。

元々この手のバンのパイオニアと言えばフォルクスワーゲンでした。ソレをアメリカ流に理解したのがアメリカ製フルサイズバンだった訳です。

この辺りはピックアップと同様、正にビッグ3の独壇場で、日本のメーカーも中々食い込むことが出来ないマーケットであったにも関わらず、ビッグ3が自ら自社製品を諦めて系列のヨーロッパ車を導入するということで、アッサリと市場を開け渡してしまいました!

既にミニバンも日本車に完膚なきまでにやられていますし、残るはピックアップのみ・・・という感じですね・・・。

まあ、何処製であれ自社の名前が付いていれば何でも良いのかも知れませんが、こうやってビッグ3は年々自社では何も出来ない会社へと成り下がったのです。

Made in the USA... with Global Materials...

工具
10 /15 2018
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世の中何処に行っても中国製品が溢れています。

そんな中で最近コチラで見かける様になったのが、コレ・・・。

Made in the USA... アメリカ製だ・・・と思ったら、何でしょうコレ?with Global Materialsってのは・・・。

コレを見て、さすがはアメリカ!ドイツ製の部品でも使っているのかな?それともスウェーデン製???なんて思う人は余り居ないと思います。

コレがメキシコなり、中国なりを意味しているのは、余程鈍感な人じゃない限り、常識として判るとおもいます。

アメリカには、世界中からよりすぐりの素材を集めて…なんていう発想はありません。

海外製の材料・・・というのは、何処までが海外製なのでしょうか?恐らく部品は完全に海外製で、アメリカで組み立てて箱詰めしているだけだと考えるのが妥当でしょう。

コレじゃ浜名湖に放流された中国産ウナギを「国産」と言って売っているのと大差無いですね。

アメリカというのは本当に不思議な国です。どんなに良い伝統のある企業でも、中国製なんかにシフトして、品質を落としても平気なんですから。

ただ、中華製というのじゃ見栄えが悪い・・・ということで、こんな訳の変わらない事を書くのでしょう。

金儲けばかりで品質なんか基本気にしない・・・アメリカならではですね。

外人は手先が不器用だから・・・???

工具
10 /10 2018
日本に比べ、コチラのメカニックを見ると、遥かに沢山の工具を所有しています。

工具のカタログを見ても、日本のソレとは比べ物にならない位に多数の工具がラインナップされています。

その事を日本人は「外人は手先が不器用だから・・・」と評しています。日本人は器用だから、会社から支給される基本工具だけで大方作業が済む・・・と・・・。

ソレは事実なのでしょうか?

先ずはコチラでは、政府関係の仕事や、遠隔地での仕事以外、日本の様に会社から工具を支給される事はありません。故に自分の仕事に応じた工具を自分で揃えることになります。

そうなると、ある程度の収入を貰える様になると、当然出来る限り良いものを・・・と思う様になります。そして、コチラの工具メーカーは、何かとセットで売りたがること…この事も工具が増える要因となっています。

更にメトリックとインチが混同しているので、両方が必要で、ソレも工具を増やす要因です。

車に関して言っても、アメ車やヨーロッパ車が、日本車に比べ遥かに整備性に劣ること…この事も、余計に工具を増やす要因となっています。
その上、日本のようにトヨタばかり20年・・・なんて人は先ず居ないので、8, 10、12、14,17、19mmを持っていれば何とかなる・・・なんて人は、まず居ません。

最後に車の走行距離、状態です。日本では10年、10万キロ超えた車のエンジンやトランスミッションと言った重整備を施すことは殆ど有りません。皆その時点で廃車です。それが、コチラでは当たり前に直しますし、しかも融雪剤による錆の影響もあり、その事も工具を増やす要因となっています。

まとめると

1.全て個人所有であること
2.メトリックとインチの混同
3.劣悪な整備性
4.過走行車の重整備

この辺りが、日本に比べて大幅に工具の量が増える要因なのです。

例えばこの様な工具です。

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ホースクランプを押し縮める為の工具ですが、あんなのプライヤーを使えば・・・と思いますが、コチラの車には、そんなプライヤーを使う様なスペースは全く有りません。

そういう所では、こういう工具が不可欠なのです。

更に、私なんかよりも遥かに腕も太く、手の大きい人達が、あんな劣悪な整備性の車をいじっていることを考えれば、寧ろ彼らは非常に手先が器用だと思います。

昔から言われているこの俗説に関して、常日頃、否定したいと思っていたところです。

スズキ新型カタナのデザインをイジってみました。

スズキ
10 /05 2018
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発表されたスズキの新型カタナですが、何ともバランスの悪いデザインです。

先ずは昨今のバイクの例に漏れず、やたらボリュームの有るフロント周りに対して、余りにスカスカなリア周り…。

こんな短くてちょん切れた上に極端な傾斜をしたリアシートが果たして本当に座りやすいとでも思っているのでしょうか?

リアシートは長いに越したことはありません。実用面でもコレじゃ余りにバランスが悪すぎます。

よって、この辺りを少しイジってみましょう。

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コレがフォトショップでイジったモノですが、リアシートを延長するのと同時に、傾斜をかなり小さくしています。お蔭で、リア周りのスカスカ感も低減されていると思います。

あとは、ハンドルを下げてみました。やはりカタナというのは殿様乗りで乗るバイクじゃないんですよね・・・。

今の時代、旧車にしても、猫も杓子もパイプハンドルにする傾向がありますが、アレも正直如何なものでしょうか?

まあ、当然こういう改造する人は出るでしょうし、数年経ったら、メーカーも恐らくマイナーチェンジでこんな感じにする…と、今から予言しておきましょう。

新型「カタナ」発表!

スズキ
10 /05 2018
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スズキが2019年モデルとして新型「刀」を発表した様です。

コレがそのデザインなんですが・・・。

一体何なんでしょう?このエゲツないデザインは…。
初代刀の繊細かつ伸びやかなデザインとは到底似ても似つかなですね・・・。取り敢えず今あるシャシーにソレっぽい外装を乗っけただけです。

この前半分の肥満感は一体何なんでしょう?コレの何処が刀???斧か鉈が精一杯でしょう。

フロント周りの肥満感と比較して、このリア周りのスカスカ感、寸詰まり感が半端じゃないですね!

このバランスの悪さを指摘する人材が一人も居なかったのでしょうか?

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この尻切れトンボ感…私は思わず、あのGR650を思い出した位です。

それに、何故に国内仕様で酷評された耕運機ハンドルが復活してるんでしょう?刀ってどう考えても低く構えたバイクなんですが?

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要するにこのデザイナーは、刀のデザインを本当のところで理解していないのでしょう。ただ何となくソレっぽい外装を乗っけただけ。一からこのデザインを作り上げたハンス・ムートとは雲泥の差で、美的センスの欠片すら感じられません。

1981年当時と比べ、比較にならない程技術も進歩し、生産技術も向上し、遥かにデザインに対する自由度も上がっています。それなのに、この程度のデザインしか出来ないとは・・・情けないの一言です。

コレもガンダム世代のデザインなのでしょうか?偏差値教育による「勉強ができる人」しか取らない日本の企業の綻びが、こんな所に如実に現れている気がします。

まあ、コレをベースにシート周りをカスタムして、昔っぽく仕上げるのが流行るかも知れませんね…。コレだったら90年代にやった様に、そのまま出した方がまだマシたった様な…。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。