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初代マスタングの車体番号1番!

フォード
09 /29 2019
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先日、通勤中のラジオのニュースでこんなのを耳に挟みました。

64年初代マスタングの車体番号1番…この車を販売したセールスマンが、55年ぶりに再会したというのです...。

現在この車は、ヘンリーフォードミュージアムに保管されているそうです。普通フォードは、全ての車の生産第1号は保管しているそうなのですが、初代マスタングの場合、何故かそうなっておらず、この個体も、本来は販売用ではなく、ショールームの展示用だったそうです。

この車が販売されたのは、アメリカではなくカナダ、しかも大都市部ではなく、辺境のニューファウンドランドでした。何故このようなことが起きたか...というと、4月17日に一斉に発売するに当たり、辺境地には、より早い時期に車が発送されたという事情が有った様で、2番は、同じくカナダ辺境のユーコン自治州に行ったそうで、此方も現存が確認されています。

フォードからは、この車が展示用で、発売後に返却するように伝達があったそうですが、そのディーラーのセールスには伝わっておらず、現在84歳になるかつてのセールスマンが、地元のパイロットとして有名なスタンレー・タッカーという人に発売の1日前に販売しましたが、コレほど楽に車を売ったことは無いと懐述しています。

フォードはソレを買い戻そうとしたものの、タッカー氏から拒否され、2年後に再び連絡し、今度はシリアル番号100万の新車に好きなオプションを全て付けたモノと交換するという条件で、買い戻すことに成功したそうです。

この事は、僅か2年でマスタングが100万台を達成したことを示しており、その人気を示すエピソードの一つとなっています。そして、ディアボーンでは、その車のラインオフが盛大に祝われたということです。

因みに此方はタッカー氏によってニューファウンドランドの厳しい気候の元で酷使され、70年代の中頃に氏のメカニックに売却されて以降、所在は分からないそうです。

現在、こんな風に衝動買いしたい様な車も有りませんし、車体番号1番の現行マスタングですら全く価値を感じません。やはりあの時代、そして、あの初代マスタングの人気故のエピソードですね...。
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カナダの首相ジャスティン・トゥルードーは人種差別主義者???

カナダ情勢
09 /20 2019
今カナダで騒がれているのが、首相ジャスティン・トゥルードーの昔の写真のことです。
2001年に撮影された写真が、人種差別に当たるということなのです。
彼はまだ47歳と若く、29歳の頃の写真です。

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コレがその写真なのですが…コレはアラビアンナイトをテーマにした仮装パーティーということで、右から二人目が、若き日の首相です。

コレをやり玉に挙げて、人種差別主義だと言うのです。

私もカナダに住むマイノリティーとして、差別する側ではなく、される側にある訳ですが、それでもこの考えは納得いきませんね。

アラビアンナイトが主題で色々な仮装をする…だったらコレくらい普通でしょう。

例えばマイケル・ジャクソンのモノマネをするとします。それで顔を黒く塗ったら人種差別ということになるのでしょうか? 私に言わせれば、白いままのマイケル・ジャクソンの方が、余程差別主義だと思いますが?

コレがダメだとなれば、シャネルズなんかも完全にアウトですね!
ハロウィーンだって迂闊なことできなくなりますし、日本のコスプレイベントなんか、それこそヤバイですよね…。アメリカインディアンのコスチュームなんかも完全にアウトですね!

確かにこの格好で人種差別活動を行ったり、特定の人種を馬鹿にする様な行動を取ったのなら、ソレは問題でしょうけど、所詮は若者がパーティーでコスプレしただけです。

そんな20年前の下らない写真を持ち出して騒ぎ立てる方こそ差別主義者だと私は思います。そして、こんな下らない事を延々と垂れ流しているカナダのメディアも、結構レベルが低いな…と思わざるを得ません。

ダウンタウンの浜田が問題になったこともありましたが、何か世知辛い世の中ですね…。

インタナショナル・マックスフォース 冷却水漏れ…

修理
09 /16 2019
お馴染みのトラブル満載のインターナショナル…。

先日、ツアー中にけたたましい警告音が鳴り響き、冷却水のレベル低下という警告が出たと、ドライバーから連絡がありました。

私の勤務先では、顧客の送迎、その他のサービスの為に市内でバスを走らせているのですが、そのバスと交代し、問題の車両は、途中で水を足しながら戻ってきました。

途中で補充したとは言え、帰ってきたときには十分位冷却水があったことから、減り自体は比較的遅いと言えます。

二人のドライバーが共に冷却水の水溜りを確認していないこと…この二つを考えると、最悪の事態が十分考えられます。

早速絵私も冷却系を加圧してみますが、確かに漏れは確認できない上に、圧力を抜いてやると、前よりも冷却水が減っているのです。
症状としては、以前のコレと似ているので…。

外に漏れずに冷却水が減るということは、エンジン内部で漏れている可能性が非常に高いのですが… 私が相手にしているのは乗用車じゃなくてバス。はるかに複雑な冷却系路を持っているのです。

そして、下回りをよく確認してみると… 後輪の所に凄まじい水溜りが…!
後部座席用ヒーターからの水漏れでした!

暖かい間は、リアヒーターの経路は閉じてあるので、急速な漏れを起こさなかったこと、そして冷却水漏れというと、一般的にエンジンの下しか確認しないこと… 下手したら、とんでもない誤診をするところでした!

前回のコレも同じくリアヒーターなのですが、その当時はまだヒーターを使っている時期だったので、急速に冷却水を失ったのです。

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よく点検してみると、ホースのステーが破損して落下、ホースがボルトと長時間接触したことで、磨耗して穴が空いたのでした。

こういう所の作りは本当に雑ですね…。まあ、作業自体は簡単なもので、次の日には復帰させることができました。

車の整備なんか誰でも出来る…?

修理
09 /09 2019
- 今の車は、ダイアグに繋げば全て問題が分かるから、整備士なんか要らない。

- マニュアル通りに作業すれば誰にでも出来ること。

- 今の整備士なんて部品交換しか出来ない。

こういう知ったかぶりをする人がいます。

そういう人は、ダイアグで配線の断線箇所や、異音の発生場所も確認できると思っているのです!

例えば「O2センサー回路の断線」という風にダイアグに表示されたとします。

コレ一つ取ったって、何処で断線しているかなんて分かるでしょうか?

センサー本体の可能性だってありますし、センサーのプラグの接触不良の可能性だってありまますし、センサーからコンピュータまでの間で断線している可能性だってありますし、コンピュータ本体の問題の可能性だってあるのです。

ソレのどれかを判断するのが整備士の仕事なんです。素人が単純にセンサー交換したところで治らずに金を無駄にするだけです。

実際に「O2センサーの不良」と出て、素人が交換したけれども治らない...という例は幾らでもあります。

O2センサーというのは、排気ガスの中の酸素濃度をモニターしているものですが、故に結構他のことが原因で値がおかしくなることがあるのです。

吸気系や排気系の漏れだって影響しますし、燃料ポンプの不良だって影響します。

そういう事を総合的に判断できないと、今の車の修理なんか出来ないのです。

マニュアルに故障探求方法が載ってる? あんなの時間ばっかりかかってマトモに使えませんし、仮に素晴らしいマニュアルがあったとしても、今の車、誰でも手が届くところに配線なんかありません。

配線にアクセスするだけで一苦労...こんなの素人の手に負えるものではありません。

部品交換なんかマニュアル通りにすれば誰でも出来る… 今の車がどれだけスペースが無いか知らないんですね…。

一般的な工具でできる作業なんて、本当に限られていますし、マニュアルには、どういう工具を使って、どう作業するかなんて書いてありません。

単純にどのネジを外すかしか書いていないのです。

必要な工具をいちいち買いに行くんでしょうか? その辺りも経験を元に、必要であろう工具を揃えているからこそ、初めて作業が出来るんです。

新車じゃ無いので、錆びて固着したネジだってありますし、ネジを破損することだってあります。

全部交換すれば良い?ネジ一本の為にエンジン丸ごと交換するんでしょうか?

それに、仮にネジを全部外せたとしても、部品を取り出せるスペースなんて最小限です。試行錯誤で取り出すものなんですが、そんな方法、当然マニュアルには書いてありません。

それに、ネジは外した後、必ず締めないといけないのですが、その締め具合だってテキトーじゃダメなのです。

トルクレンチ? そんなスペースはありません。

大体マニュアル自体、経験者向けにしか書いていないので、何も知らない素人が手に負えるものでは無いのです。

前述のO2センサーにしても、結構いやらしい位置に付いていて、しかも固着している確率が非常に高く、厄介なことが多いですね。

まあ一つ言えるのは、最初のような言葉を吐く人は、大抵車なんか弄ったこともない人ですね。そして、そういう嘘がネットで拡散されて…迷惑ですね!

フォードって…

修理
09 /05 2019
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フォードE-450のパワーステアリングの高圧ホースの交換です。
写真のパイプの先のダブルナットの様になっているところで切り離すのですが... 小さい方が18mm、大きい方が13/16…21mmより少し小さいのです。こんな近いところでインチとメトリックが混合してるなんて、驚きますね!

確認はしませんでしたが、スレッドはインチなのかメトリックなのか、チョット興味ありますね…。

そして新しい部品には、使用する工具と作業方法も親切に記載されています!

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ソレが此方... 

必要な工具: レンチセット、ソケットセット、オイルパン、メーカー純正のパワステオイル、ホースクランプ... 低圧側。

作業方法: メーカー純正のサービスマニュアル参照!

こんなの書くほどの事でしょうか? 
実際レンチセットなんて言っても、メトリックとインチの両方が必要ですし、フレアナットを緩めるには、13/16で押さえて、18mmで緩めるのですが、最後までネジは固く、18mmの標準レンチと超ショートの二本が必要でした。

ソケットは、この場所までたどり着くために色々外すのに使いました。

メーカー純正のパワステオイル... 品番くらい書けよって思いますね...

やはりフォードって、品質が悪いのは今更述べるまでもありませんが、こんな所でも、あまり知性を感じさせないメーカーですね...

スナップリングプライヤの話し。

工具
09 /04 2019
snap ring スナップリングプライヤというのは、この様なスナップリングの着脱に使うプライヤですが、同時に中々良いものが無い工具でもあります。
写真のものは軸用で、握った時に開く軸用のプライヤが必要になります。

穴用もあり、コチラは握った時に閉じるタイプのプライヤが必要になります。

今回、毎度おなじみのインターナショナル・マックスフォースのエアコンクラッチの交換を行いました。

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こんな感じなのですが、まあベルトと前を横切っているエアダクトさえ外せば何とかなるかな…と思ったら、そうは行きませんでした。

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一番大変だったのは、2つある軸用のスナップリングだったのです。
奥まった所に有るため全く見えず、ミラーを使いながら位置を確認します。

更に、結構大き目な開口が求められる上に、スペースも十分にないので、思うように作業出来ないのです。

私の所有する工具ではどうにもならず、同僚の所有する物を全部確認したものの、使えるものは皆無でした。

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こんなのや・・・

mac circlip pliers
こんな素晴らしいセットもありましたが、正直全く役には立ちませんでした。
皆十分に口が開く物は大きすぎて使い物にならず、小さいものは十分に開かないのです。

結局どうやったか・・・というと、

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私の持っている物を、この様に曲げて使うしかありませんでした。こうやってハンドルを曲げてやることで、前にある障害物をかわすことができた上に、

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更に両側のグリップの曲げ具合を変えてやることで、本来の設計以上の開口を可能にすることができました。

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コレはKTCのものですが、本来なら、こういう先曲がりタイプを使うのが一番いいんでしょうけど、なぜかこういう長いタイプはコチラに余り無いのです。スナップオンやマック、それどころかクニペックスさえも作っていないのです。

そう言えばこの手のタイプ、昔ホンダのリアキャリパーをオーバーホールする時に使っていましたが、もうそんな作業も無くなりました。

knipex circlip pliers
クニペックスを含め、コチラで一般的なのはこの手で、私も長年持っているのですが、正直この手は余り使い物になったためしが無いですね・・・。

スナップリングプライヤーというものは色々あるものの、本当に決定打のない工具という印象があります。

まあ私の工具は、余り丈夫とは言えないものの、こうやってハンドルを曲げることが出来た…この事が、皮肉にも今回役に立ったのです。



オールズモビル・オーロラ最終型

オールズモビル
09 /02 2019
オールズモビル・オーロラ

1995年に登場したオールズモビル・オーロラは、熟年ブランド化したオールズモビルのテコ入れを目標とした全く新しい高級車で、登場時に明確に、従来の市場は無視したと発表された程でした。 

かつて、高性能を売りにしたオールズモビルも、その地位をポンティアックに奪われ、ビュイックの兄弟車に成り下がってからは熟年ブランドと化しており、それからの脱却が至上命令でした。しかし、その試みは成功したとは言えず、同時期に兄弟車として登場したビュイック・リビエラも同じことでした。 

2000年に登場したのが、この新型オーロラでした。
当初は次期リビエラも共同開発される予定だったものが凍結されたことで、開発資金が大幅に減り、当初予定されていた88の次期モデルも同時に開発される予定だったのも却下され、オーロラのみが発売に漕ぎ着けました。 

オールズモビル・オーロラ リア

この世代の特徴は、従来と同じ4リッターV8の他に、3.5リッターV6が設定されたことですが、コレは元々、88の次期モデルの為のモノでした。 

このエンジンは、ノーススターから2気筒取り去ったDOHCエンジンで、従来のビュイック3.8リッターとは異なります。 

単なるマイナーチェンジにしか見えないモノの、当初の計画はかなりの規模だったのです。ソレが縮小されて単なるマイナーチェンジになった…といった所です。 

デザイン的にも、個人的に先代のソレは楕円トーラスに通じるものがあって好きでなく、こちらの方がバランスは良いと思うのですが…同時に個性も薄れた様な気がします。  正直、下級モデルのイントリーグと大差ない様に見えてしまうのです。 

発売とほぼ同時期にオールズモビルの閉鎖が発表されたことも、この車の販売にマイナスだったことでしょう。実際に販売面でも振るわず、2003年モデルを最後に生産中止になり、翌2004年には、オールズモビル部門が閉鎖されました。 

オーロラを一言で言うと、全てに於いて空回り… ということなのかも知れません。

従来の顧客を無視した所で、その代わりのマーケットは既に他者に抑えられていて、オールズモビルである必然性が無かったのです。結局残ったのは、誰からも支持されない中途半端な車… 911以降の原油高傾向も、大いに影響があったことでしょう。

ノーススターエンジンの耐久性の問題もあり、現存数は多くない様です。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して11年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。