fc2ブログ

バンクーバーの野生動物6

カナダ情勢
07 /12 2020
カナダ雁の成長した雛2

バンクーバーは夏真っ盛り…の筈なんですが、どうも天気がイマイチで、良くて曇り時々晴れの毎日です。
そんな中でも、カナダ雁の雛はスクスク成長し、立派な姿になりました!

カナダ雁の成長した雛3

普段余りカワイイなんて思ったこともないカナダ雁ですが、小さい頃から見ているので、本当に愛らしく感じます。
コレも12mm(35mm換算の24mm)という広角レンズでここまで大きく写っているということは、本当に目の前に居るのです。

カナダ雁の親の威嚇ポーズ

コレは親の威嚇のポーズ…コレだって12mmで至近距離で撮っています!
何を威嚇しているか?というと、何家族も集まった中の別の家族に対してです。一緒に居ながら、結構縄張り意識が強いんです。

カナダ雁の成長した雛たち

水の中に入れば、こんな風に大騒ぎ!
まだ飛べない様です。

カナダ雁の家族

コチラの生まれたばかりの雛も順調に成長しています。
こうやって上陸すると…先に水辺で昼寝している鴨たちを追い払ってから、自分たちが…。

カナダ雁の雛3匹

残念ながら、最初5匹いた雛が3匹になってしまっています。
アライグマかコヨーテか…?

カナダ雁の雛

本当に随分と立派になったものです!

P6306658.jpg

小さな羽根をパタパタ…。

鴨の親子

鴨の方は、カナダ雁よりも産卵期が遅く、しかも孵化するまでの時間が短いことから、まだ小さい雛を格好見掛けます。

マガモの雛

マガモの雛…。

マガモの雛2

結構面白い顔しています!

マガモの親子

皆同じ方向を見ています。
ある意味、ココで一番性格良くて人畜無害なのが、この連中なのかも知れません。

ボール遊びする鴨

鴨と言えば、こんなのも…。鴨が何かを追いかけている様に見えました。よく見てみると…テニスボールでした。
暫くこんな具合にクチバシで転がしながら泳いでいました。

アライグマの赤ちゃん

高い木の上に何かが居ます…。
アライグマの赤ちゃんです!

アライグマの親子

後ろに赤ちゃんを連れています。最初は木の上で育てるのですが、ある程度大きくなると、こうやって連れて歩く様になるのです。

因みにこの母親、前回の記事のコイツですね!

何処で見分けるか?というと、耳の傷で見分けています。左耳の上の方に特徴的な欠損があるのです。

アライグマの赤ちゃん

確かにカワイイですよね…「あらいぐまラスカル」のスターリング少年が飼い始めたのは、もっと小さい頃だったのですが、まあソレも判る気がします…。

アライグマの巣

こういう木の穴を巣にします。

アライグマ

アライグマの序にこんなのも…。
自転車の人が昼食中、少し席を外したスキにコレです…。
こんな事するから評判悪くなるんだって!

リスの食事

リスも人を恐れないというか…。コレも2m有るか無いかの距離から撮っています。
宇宙人みたいな顔ですね!

ウサギ

バンクーバーでは余り見掛けないのですが、隣のリッチモンドに行くと、公園なんかに当たり前にウサギが居ます。
ノースバンクーバーには熊が居て、バンクーバーには熊が居ないものの、アライグマやコヨーテといった強敵がいます。
ソレ故に川を渡ったリッチモンドにウサギが居る…なんていう話もあります。

うさぎ2

中々こういうボーズはしてくれませんね…。それにバンクーバーの動物に比べて、逃げ足が速いので大変です。

うさぎ3

こういう姿勢になると、意外と大きいものです。バックス・バニーなんかと同種類の様です。

バンクーバーも人が出歩くようになり、公園も以前に比べて大幅に人が増えたものの、そんな事全く気にも留めないバンクーバーの野生動物たちでした・・・。






スポンサーサイト



ブルーのスケルトン…20世紀末の流行デザイン!

無題
07 /09 2020
P7081852.jpg

私の身の回りに、こんな商品があります。
随分と長いこと持っているモノですが、コレを見て何時頃のモノか、その時代を知っている人なら、大変に判りやすいモノです。

シャープの電卓にKenkoの双眼鏡…全く関連性の無い商品ながら、共通しているのが「ブルーのスケルトン」ということです。

IMac_Bondi_Blue.jpg

このデザインが最初に話題になったのは、1998年に発売されたアップルの初代iMacでした。
ボンダイブルーと呼ばれる緑がかった青いスケルトンボディーは、それまでデザインとは無縁であったパソコンの世界に一石投じることになり、その辺りから、こういった青いスケルトンが、パソコン、家電、文房具等、あらゆる分野で採用されたのです。

翌年には5色のiMacが登場したことで、その人気は一層加速しますが、以降は段々地味な色調になっていきました。

そして2002年に液晶ディスプレイを採用した新型iMacが全く新しいデザインで登場した辺りから、このデザインは廃れていった様な気がします。

kenko.jpg

驚くことに、今でも同型の双眼鏡も電卓も生産されているのですが、この様なスケルトンモデルは既に絶版になっており、何とも平凡なデザインになってしまっています。

コレなら、正直この20年以上前のスケルトンの方が見栄えがすると思うのですが…。
何の変哲もないデザインも、このブルーのスケルトンにすることで、不思議と魅力的に見えるのです。

ピザハットやウェンディーズ展開の米NPCが経営破綻

ニュース
07 /09 2020
ニューヨーク(CNN Business) 米国でファストフードチェーンのピザハットやウェンディーズを展開するNPCインターナショナルが1日、米連邦破産法11条の適用を申請した。

同社は新型コロナウイルス関連の休業や10億ドル(約1100億円)近い巨額債務、人件費や食品価格の高騰が重なって、経営破綻(はたん)に追い込まれた。NPCが展開する最大手チェーンのピザハットも、このところ売り上げが落ち込んでいた。

NPCが展開するチェーン店は今後も営業を継続する。同社の従業員数は米27州で約4万人。

ピザハットはCNNに寄せた声明の中で、破産法11条の適用申請については予想していたと述べ、引き続きNPCを支持すると表明した。ピザハットは全米で7100店を展開している。

NPCのピザハット部門は、消費者のニーズに応えられるよう、破産法11条を利用してチェーン展開の評価と最適化を行うと説明している。

一方、米国内のウェンディーズ約6500店のうち、NPCが運営する店舗は少数にとどまる。ウェンディーズ広報はCNNの取材に対し、NPC系列のチェーン店は全般的に好業績をあげていると説明、引き続きNPCと緊密に連携するとした。

米国企業は新型コロナウイルスの影響による経営破綻が相次いでいる。この2カ月の間に、ファストフードチェーン店チャッキーチーズの親会社、百貨店ニーマン・マーカス、衣料品チェーンのJクルーなどが破産法11条の適用を申請していた。




武漢テドロスウィルスの影響…と言いたいところですが、少しバンクーバーの事情を思い出してみましょう。

前回ピザハットに行ったのは何時だったか?ウェンティーズは…?
恐らく5年以上前なんじゃないでしょうか? 考えてみれば、どちらもダウンタウンに店鋪が有った記憶が無いのです。

調べてみたところ、ウェンディーズはダウンタウンにゼロ、ピザハットはダウンタウンの外れに一軒有る様ですが、正直知りませんでした。

ウェンディーズに関しては、ウチから高速に乗る直前に一軒有るのを知っていますが、あんな高速の直前の店なんか入ったことがありません。

ピザにしても、割高なピザハットよりも、現地企業の一切れずつ売ってくれるスタイルの方が割安ですし、味も上です。

そして何よりも、コッチの人間の食生活が大きく変わった事も関係しているかと思います。

ハンバーガーやピザ、サンドイッチ以外の選択肢が増えたこと…そして、こういうファーストフードチェーンがダサい、低所得者向け?その割に安くもない…という存在になったというのも大きいでしょう。

結局この手の店って、安くもない、美味しくもない、量も少ない…要するにそういう存在でしか無いのです。

今回のウィルス騒動で暫く全く外食が出来ない状況でしたが、そんな中で久々に入ったのがバーガーキングでした。
それは店鋪がダウンタウンにあるから・・・というのも有るのですが、物凄く美味しく感じたものです。

やはりダウンタウンの一等地に店がない…要するに、既にそういう存在だったということです。

オートバイを格好良く撮影する方法!

Motorcycle
07 /08 2020
バイク 斜め前 標準レンズで撮影

何故格好良く撮れないのか?


夏はバイクの季節…オートバイを撮影していて、特に斜め前から撮影する時、どうも思う様に撮れない、格好良く見えない…と思ったことはありませんか?

車もそうですが、特にオートバイの様な被写体は、歪みが無く、本来のバランスで見えることが一番大切です。

上の写真、正直かなりイマイチですけど、一体何が問題なのでしょうか?

先ずは使用レンズによる差を検証してみましょう。

標準レンズでの撮影


撮影機材:オリンパスOM-D E-M10、パナソニック・ライカ25mmF1.4

25mmというのは、マイクフォローサーズの「標準レンズ」に当たります。
一般に標準レンズは、歪みが少なく、癖が無い…と言われますが、この様な車両の撮影では、意外と遠近感が強く出てしまうのです。

その遠近感によって

1.フロントフォークが長く手前に突き出して見える
2.前輪が後輪に比べてかなり大きく見える。

要するに、パースペクティブが付きすぎて、車体の前ほど大きく写り、後ろほど小さく写る…コレによって全体の姿が歪み、イマイチな感じに写るのです。

何となくチョッパーみたいな感じですよね?

バイク 斜め前 中望遠で撮影

中望遠レンズでの撮影


今度は中望遠を使ってみましょう!


コチラはオリンパス45mmf1.8を使用しています。
同じ時に撮影したものですが、前輪と後輪の大きさも丁度いいバランスですよね?

この中望遠辺りが一番遠近感が自然に出るので、例えば人物のポートレートでも自然な雰囲気に仕上る事が知られていますが、車両撮影でも変なパースペクティブが付かずに、良い感じに写るのです。

望遠なら良い…と言ってあまり長いレンズを使うと、コレもイマイチで、やはりフルサイズで85mm前後の中望遠が最適だと言えるでしょう。

マイクロフォーサーズが有利!


カメラのフォーマットの話になりますが、やはり一番扱い易いのは、オリンパスとパナソニックが展開するマイクロフォーサーズだと言えます。

フルサイズの85mmで撮影する場合、どうしても被写界深度が浅いので、例えばヘッドライトにピントを合わせた場合、車体の後方はボケてしまいます。

ソレを抑える為には、絞りを絞り込むことになりますが、後述する良好な光線状態の時に絞り込むと、シャッタースピードが遅くなることから、三脚が必要になってきます。

マイクロフォーサーズなら、元から被写界深度が深いことから、45mmの中望遠を絞り開放で撮っても、十分に後部までピントが来るのです。

要するに、手持ちで手軽に撮れるのです。

作例は、両方とも絞り開放で撮っていますが、どちらも十分にピントが来ていますよね?

光線具合


更に車両をより良く見せるのに大切なのは、光線具合です。

明るい昼間では、反射が強くて、塗装面の質感がうまく表現できません。
曇りの日だと、塗装面の質感は出るものの、色調がイマイチ。

写真の様に晴れた日の午後、日が傾いた頃が反射も弱まることから、質感がうまく表現できる上に、色も良い具合に出ます

どうしても反射が気になる場合は、 C-PLフィルターを使用します。



横向きの撮影


最初に斜め方向からの撮影に関して述べましたが、今度は横向きのバイクの撮影です。
横向きなら、パースペクティブも関係ないんじゃないの?と思いますよね?
では、実験してみましょう!

バイク 横 標準で撮影

先ずはコチラはパナソニック・ライカ25mmF1.4で撮影したものですが、正直イマイチですよね?

その理由は…サイドスタンドによる車体の傾きが、パースペクティブを作り出してしまうのです!

実際バイクも何となく弓状に歪んで見えますし、タイヤもイマイチ丸く見えませんよね?

バイク 横 望遠で撮影

コチラはパナソニック35-100mmf2.8の望遠ズームを80mmで使用しています。コレだとバイクの弓状の歪みも無いですし、タイヤも丸く見えて、自然に見えますよね?

結論


斜めからの撮影ばかりでなく、横からの撮影でも、やはり中望遠が有利ということになります。

以上をまとめてみると、

1.中望遠レンズを使用する。
2.晴れた日の午後、日が傾いた頃に撮影する。
3.場合によってはC-PLフィルターを併用する。

そして重要なのが、自分のバイクの最もカッコいい角度を知っておくことです。

この3点+1を実行するだけで、バイクや車の写真は見違えるものになります。

皆さんも是非試してみて下さい!

blog_import_5d6579398637c.jpeg

尚、広角レンズを使用して背景をメインにしたい場合は、バイクの歪みはある程度仕方ないモノと諦める他ありません。

ホンダCX650ユーロ 2020年

コチラは中望遠を使用して、圧縮感を狙うと同時に、バイクも自然な雰囲気に写っています。

こういう車両の撮影には、マイクフォローサーズが手頃で扱いやすいんですが、先日のオリンパスの事業譲渡の話し…残念ですね…。

キューバ2020 バラデロ観光

キューバ 旅行
07 /04 2020
View of Santa Marta

キューバ2020 バラデロ観光

前回泊まった宿に戻ってきて、チェックインを済ませると、自転車をレンタルして観光に出かけました。

庭付きの平屋ばかりなのが、ハバナとの大きな違いです。

cafeteria in Santa Marta Cuba

先ずは昼食です。
こんな共産党系のカフェテリアを利用します。

cafeteria in Santa Marta Cuba

魚フライのサンドイッチとトロピカルフルーツのミックスジュース?

varadero map

赤く示した1st Avenueが、ビーチへの入り口として栄えています。

P2175725.jpg

ビーチへの入り口は、こんな風にアチコチに点在しています。

Varadero beach

前回とは違い、今回は天候に恵まれました!
南国の海は、日が高い時の方が鮮やかな発色になります。

P2175776.jpg

バラデロでよく見かけるのが、この手のトカゲです。宿の庭でもチョロチョロ歩いていますし、自転車を停める時、ビーチへの入り口によくある柵にロックするんですが、その木製の柵に、こうやってよく居るのです。

P2175920.jpg

普段はこんな至って普通の姿なのですが、歩く時だけ尻尾をクルッと巻いてヒョコヒョコ歩くのが大変にユーモラスです。

BSA saw in Varadero

58年式のBSAだそうです。BSAというのはバーミンガム・スモール・アームズ…要するに元々イギリスの小銃のメーカーでした。後に自転車、バイクと展開していき、イギリス製バイクの標準と言えるトライアンフにトライアンフに比べ、大変にスポーティーなブランドとして知られていましたが、コレも車と同様、60年代後半から70年代初頭の無理な経営統合が失敗し、消滅しています。

ハバナでバイクといえば、共産圏の車両が「実用」で使われているモノばかりなのに対して、バラデロではハーレーなり、こんな革命前の車両が「趣味」のバイクとして残っているのが目に付きます。

P2175969.jpg

当然の如く暑いので、時々カフェテリアに寄って、こんなのを口にします。キューバ製ですが、ハバナでは聞いたこと無いブランドです。

P2175834.jpg

少しバードウォッチング?を…本当にアチコチにヒヨコを連れた鶏が放し飼い?になっています。

beach entry on Varadero

55年シボレー…やはり、こういう車が理屈抜きに良いですね…。

Varadero beach in the evening

夕方になると、波も荒くなり、色彩も落ちてきますが、それでも大変に水温も高く、心地いいですね…。

2月半ばとは言え連日30度オーバー、それでもキューバの人にとってはまだ肌寒いらしく、海にいるのは観光客がほとんどです。

P2176332.jpg

夕食はサンタ・マルタに戻り、シーフードリゾットにしました。
シーフードもタップリ入っていて、スパイスの具合が絶妙でした。

この日はハバナからの移動も含んだ、大変に長い一日となりました。
連日30度を超える気温、そしてハバナでの連日20キロ近い歩行を考えても、驚くほどに健康だったと思います。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。