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バンクーバー、スタンレーパークのコヨーテ殺戮!

カナダ情勢
07 /17 2021
コヨーテ スタンレーパーク

スタンレーパークは、バンクーバーのダウンタウンに隣接した自然豊かな公園で、多くの野生動物が生息しています。
その中で今問題になっているのがコヨーテです。

コヨーテというのはイヌ科の動物ですが、非常に運動神経が良く、熊の居ないバンクーバーでは、食物連鎖のトップに立つ動物です。

しかし人間に対して敵対的な行動を取ることは無く、人を見れば逃げるのが普通です。
それが昨年の12月から、コヨーテに攻撃されたという被害が増えているのです。

その被害者の多くが、夜間、公園内をランニングしていた様です。

そして去る月曜日、2歳の女の子がコヨーテに襲われたというショッキングなニュースが流れました。
それは大変だ…ということで、スタンレーパークの半分を閉鎖し、数日前、4匹のコヨーテが殺処分となりました。

最終的には全固体を殺処分するという話しなのですが、少し極端なのではないでしょうか?

その2歳の女の子が襲われたというのは、夜9時半頃ということですが、そんな時間にそんな小さな子どもを連れて、ロクに街灯も無い暗黒の公園をウロウロしているなんて、狂気の沙汰です。

欧米では、日没後は公園に行かない…こんなのは常識のある者なら当たり前の事なのです。

そしてバンクーバーに住んでいれば、スタンレーパークにコヨーテが居る事だって当たり前に知っていることです。

そんな常識を無視して馬鹿な行動を取った上の被害で、一方的に野生動物が殺処分になるというのは、余りに残酷だと思います。

更にその被害者が本当にコヨーテに手出ししなかったのか?

夜間のランニングだって同じことです。野生動物ばかりでなく、変質者やホームレス、犯罪者だって当たり前に居るのが夜の公園です。

そんな所に日没後には近付かない…それさえ守っていれば起こらなかった、このヒステリックなコヨーテ騒動…。
過去30年で移民が激増したバンクーバーですが、色々な人たちが自分の好き勝手に行動する様になり、当たり前の常識が当たり前では無くなってしまいました。

そして権利だけは主張する…。

自然に優しいと思われたバンクーバーが、既に違法になっているタイプの罠まで持ち出して捕獲に乗り出しました。

たかがコヨーテ数匹とは言え、バンクーバーという街の大きな様変わりを印象づけた様に思えました。


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キャデラックXTS

キャデラック
07 /14 2021
キャデラックXTSサイドビュー

本当に久々にキャデラックXTSを見かけました。
発売時より当ブログでは散々酷評してきたデザインですが、相変わらず酷いものですね…。

前回見かけたのはいつ頃でしょうか?恐らく2〜3年ぶりなんじゃないでしょうか?

それだけ全く見かけない車種なのです。因みに今日見かけたキャデラックというブランドで考えても、コレ一台です!
これは別に私が貧しい地域に居る訳ではなく、世界一人口あたり10万ドルオーバーの車の所有率が高いと言われるバンクーバーのダウンタウンを含めての話しなのです!

既に生産中止になっていますが、一体どの程度販売されたのでしょうか?

アメリカ         

2012 15,049    
2013 32,559
2014 24,335
2015 23,112
2016 22,171
2017 16,275
2018 17,729
2019 11,306
2020 1,200

カナダ
2012 270
2013 787
2014 710
2015 691
2016 707
2017 745
2018 496
2019 432
2020 48
2021 3

キャデラックXTSリアビュー

写真の複雑怪奇なスタイルのヘッドライト、テールランプは、2018年以降の後期モデルで、その事から考えても、1000台にも満たない販売台数です。そして、この手の車のメインの市場が自動車産業の本拠地オンタリオ州であることを考えると、バンクーバーで全く見かけないのは当然だと言えます。

この車も、殆どの年でアメリカよりも中国での販売台数が上回っており、やはりキャデラックの主要マーケットは中国ということなのでしょう。

キャデラックXTS フロント

まあ、先進国で知性の有る富裕層は余りこんなの選ばないと思いますから…。
ただ、CT6よりも売れていたというのが意外と言えば意外です。

本当に久しぶりに見たので、何か書かなきゃ…と思ったんですが、本当に書くこと無いんですよね…。褒める事も無いですし、貶すのは既に嫌という程貶したので…。

まあ世の中これだけ色々な車が有る中で、よりによって高くてダサいこの車を選ぶ人が居るというのも、まあ不思議なことですね…。

普通気になる車を撮る場合、ちゃんとカメラを持ち出すのですが、そんな気にすらならず、全てスマホでテキトーに撮影したものです。

カナダで銀行カードの交換

カナダ情勢
07 /09 2021
銀行カードの読み取りが悪くなってきたので、先日、銀行に行って交換してもらうことにしました。

先ずは窓口で申し出ると、

1.現在のカードを端末に挿入し、暗証番号を入力します。
2.更に運転免許を提出することで、本人の確認も完了。
3.新しいカードを端末に挿入し、暗証番号を入力。

コレで全て終わりです。時間にして最初の待ち時間を含めて10分も掛からずに新しいカードを手にすることが出来ました。

コレが日本だったらどうでしょうか?
先ずはカード交換用の書類を貰い、ソレに住所、氏名、生年月日、電話番号その他を手書きで記入した上で捺印。
銀行印の確認、カーボン紙でコピーされた何枚もの書類の処理…それだけでも30分は当たり前にかかりますし、そしてカードは送付される事になります。

その上、営業も平日の3時までで、土日は当たり前に休みです。

こんな辺りからしても、やはりカナダの銀行が進んでいる…というか、寧ろ日本の銀行が如何に遅れているか?を感じてしまいました。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。