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ホンダGB250クラブマン

ホンダ
05 /18 2016
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1983年に登場したホンダCBX250RSは、ホンダの思惑とは裏腹に、先代のCB250RS似比べ、販売実績はイマイチでした。

それは、CB250RSの開発当時と比べ、シングルに対する姿勢に迷いが出てきたのだと思います。

CB250RS当時は、単純にオフローダーのエンジンを流用して手頃なスポーツバイクを作っただけで、シングルの味?何ソレ?という感じであったのでしょう。

ところが、いざソレが売れるとなると、アレもコレも…といった具合に迷いが出てきたのは、容易に想像が付きます。

先ずはシングルならではの「鼓動」です。CB250RSの場合、バランサーが付いており、定常走行ではスムーズながら、アクセルを開けた時に適度な鼓動を感じる…という程度のものでした。

それがCBXの場合、鼓動を演出する為に、あえてバランサーを外し、その上でエンジンをラバーマウントする…という方法を取ったのですが…どうもコイツは振動が酷く、ハッキリ言って長距離は疲れます。

CB250RSは、ニュージーランドの片田舎のワインディングロードを一日中走っていられたものですが、CBXでは、とてもそんな気分になりません。

スタイルといい、振動特性といい、間違った方向への進化が、このバイクを短命に終わらせたのだと思います。

ところが、CBXの発売から半年ほど経った頃、新たなバリエーションが登場しました。

GB250クラブマン…CBXは、ホンダなりにシングルの味を追求したバイクだったのですが、本当はもう少しクラシカルなデザインにしたかった…しかし、当時の市場を見ると、ソレは危険な冒険だったということで、通常のスタイルのCBX先に…という方法を取ったのでしょう。

そう考えると、むしろ本音としては、此方が本流だったのかも知れません。

デザイン的には、イギリスというより、むしろBMWっぽい雰囲気もありますね。

当初は多くの部品をCBXと共用していた関係で、クラシカルな雰囲気と考えると、完成度はイマイチでしたが、写真の赤は、ゴールドのラインと合わせて、結構いい雰囲気であったと思います。

その後、各部の質感を向上させながら、97年まで、実に14年間ものロングセラーとなりました。

このエンジンは、DOHC化されたのが特徴ですが、そのヘッドは、RFVCと呼ばれ、4バルブを放射線状に配置し、理想的な燃焼室の形状を実現しています。
ただ、この形状は、バルブ周辺にムリな力が掛かる様で、特にヘッド周りのトラブルが多いことでも知られています。

更にバランサー無しのエンジンは、ラバーマウントが劣化すると、更に振動特性が悪くなり、不快な乗り心地のバイクになります。

このバイクは、クラシックなスタイルを追求して改造するよりも、むしろ普通のバイクとして乗る方が、より自然体の様な気がします。

それなら、やはりCB250RSを正常に進化させるべきであったのでしょうが、HY戦争の激化する中で、そんな声はかき消されてしまったのかも知れません。

そして、CB250RSからの代替需要を得られなかったという意味でも、やはりイマイチという評価をせざるを得ません。

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americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。