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メルセデス・ベンツ・スプリンター2500 北米のバン事情

カナダ情勢
10 /20 2018
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私が勤務している会社では、様々な車両を使用していますが、その中で一番信頼性が高いのは?と聞かれたら、恐らくメルセデス・ベンツ・スプリンターだと思います。

この2500というのは、3/4トンという意味で、例えばフォードのF-250なんかと同等です。

他にもインターナショナル・マックスフォース、フォードE-450、F-550、GMC-C5500といった車両がある中で、ダントツ定期点検の間に不調で戻ってくる回数が少ないと思うのです。

現在主流のインターナショナルですと、本当に細かいトラブルが多いですし、フォードも軒並み20万キロ程度でエンジンがダメになって交換を経験しています。そんな中でスプリンターだけは5台ある中でエンジン交換を経験したモノはありませんし、定期部品交換の範囲で楽に20万キロオーバーを達成しています。

メルセデスの乗用車というと、複雑過ぎる電子制御のトラブルが多いのですが、コチラは大変シンプルに出来ており、整備性も然程悪いと思いませんし、部品代もそんなに高くありません。

そして、あのダッジからも同型車種が販売されていました。

近年、バンクーバーを走っていて思うのが、本当にアメリカ製のバンが減ったということです。

代わりに見かけるのが、このスプリンターと、ヨーロッパフォードのトランジット辺りです。

極めて出来の悪いフォードEシリーズは、一部の特装ベース車以外は生産中止となっており、クライスラーですら、既に自社製は放棄して、フィアット・デュカートの兄弟車、ラム・プロマスターになっています。

GMだけが、辛うじてシボレー・エクスプレス/ GMCサヴェナの兄弟車がアメリカ製として残っていますが…。

元々この手のバンのパイオニアと言えばフォルクスワーゲンでした。ソレをアメリカ流に理解したのがアメリカ製フルサイズバンだった訳です。

この辺りはピックアップと同様、正にビッグ3の独壇場で、日本のメーカーも中々食い込むことが出来ないマーケットであったにも関わらず、ビッグ3が自ら自社製品を諦めて系列のヨーロッパ車を導入するということで、アッサリと市場を開け渡してしまいました!

既にミニバンも日本車に完膚なきまでにやられていますし、残るはピックアップのみ・・・という感じですね・・・。

まあ、何処製であれ自社の名前が付いていれば何でも良いのかも知れませんが、こうやってビッグ3は年々自社では何も出来ない会社へと成り下がったのです。
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コメント

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そのスプリンターやアクトロスでさえ…というか最近のベンツ車は電装品のオンパレードが目立つようになり、「頑丈で壊れにくい実用車」という神話が過去のものになっているという。
あのATセレクターはイマイチ理解できませんな。

No title

商用車って、その国のメーカーが一番簡単に支配できる領域だと思うのですが、それをわざわざ放棄した理由は何処にあるのでしょう?タクシー同様、顧客無視でやる気も無かったという事でしょうか?

最後に残ったエクスプレスも残念な出来なのですか?前の記事とも絡みますが、MADE IN USAを謳っても、作れる商品自体が無いようではどうにもなりませんね(汗)知名度の有る物って、ハーレーとMacと兵器くらいじゃ・・・

No title

2010年代に入ってフルサイズセダンとフルサイズバンが揃って無くなったので、また路上からアメリカ車がグンと減った感がありますね。

ビッグ3はこの先ピックアップ専門メーカーになっていくんでしょうね。

No title

> サカBさん
スプリンターはアメ車より遥かにマシですし、そんなに言うほど複雑な電子制御もありません。

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> MAXIさん
要するにヨーロッパ製以上の物を作れなかったからでしょう。
正直アメ車はみんなダメですよ。まあ、トランジットがどの程度の出来かはまだ分かりませんけど。

No title

> Calaisさん
フルサイズセダン、フルサイズバン、ミニバンも無くなっています。
まあ今の所ピックアップは日本が本格進出していないので何とかなっていますが、今後はそれだって・・・。

No title

昔ダッジのラムバンを買おうとしたら、流してもさして燃費伸びないと聞いてやめました😅一体どういうエンジンなのか😤スプリンターのほうがすべて面で良さそうだな

No title

> m0p4rさん
先ずはアメリカ製に比べて走りが全然違いますね。足廻りがシッカリしていて小気味よく走りますし、エンジンもスムーズによく回ります。
更に故障率の低さや整備性まで加わると、やはり勝負にはならないですね。

No title

初めましてkirakiraです。
軍事やIT・重電分野においては最先端を行っているアメリカですが、自動車においては欧州と日本の後追いですね。
紹介してくださったスプリンター以外にドイツ本国では塵芥車等の特装用で使われる低床キャブトラックのエコニックもフレイトライナーブランドで売るみたいです。
(日本でも販売します。)
アメリカでは現在MACKが特装用車シェア1位ですが、このエコニックが投入されることで勢力図は変わるでしょう。内装も乗り心地も断然違いますからね。
最近では5連車幅灯を付けたアクトロス4がオレゴン州で、テキサス州で日本でもデビューした新型スカニアが目撃されているようです。アクトロスの方はフレイトライナーCOEとして投入されるのではないかと噂されております。スカニアは分かりません。
大型トラックでも欧州車が入ってくればフルサイズ・ビッグリグともに終わりですね。

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> kirakiraさん
初めまして。
アメリカという国は、世界最先端の後術、医療を持った国です。しかし、その恩恵にあやかれるのは人口の1%、それ以外は極めて粗末な技術に甘んじなければいけない国です。

最初メルセデスのバンなんて話にならないと思ったのですが、しばらく経ってみると確実にフォードなんかより上です。

ボルボなんかも結構見ますし、何れ大型トラックもヨーロッパに取られるでしょうね。
中型?でも結構エルフなんか見ます。シボレーブランドですけど。!

No title

大型トラックシェア1位のフレイトライナーもダイムラーベンツ傘下、ボルボも3位というアメリカの中・大型トラック市場も欧州メーカーにコテンパンにやられています。(2位は純米国ケンワース・ピータービルト)
4位のナビスターもVWに買収沙汰されていますから世も末です。
日野も中型車に続いて準大型車も投入させる動きを見せているので、耐久性の高い日本車には太刀打ちできないでしょう。

対岸の火事に聞こえますが、実は日本の商用車業界もやや危うい状況です。
トヨタCVや日野・いすゞと言った国内メーカーもコスト削減の名のもと開発費削減やラインナップ縮小、嘗て行っていたフルオーダーを止めてカタログオーダーに変更してしまいました。
結果、技術力を失い売り上げの8割を国内市場に依存するガラパゴス体質になってしまいました。
それにふそうや日産も外資傘下です。
顧客が国産メーカーに無い技術やラインナップを得るにはどうするか?
当然、欧州の車両を買う他ありませんよね。
日本もアメリカも商用車を取り巻く環境はとても似ているのです。
ボルボのトラックも日米双方でよく見ますw

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> kirakiraさん
長い目で見ると、やはりトラックもヨーロッパにやられると思いますよ。
アメリカ製は正直出来が悪いです。
ヒノも結構見るようになりましたが、コチラで作っている様ですね。

いすゞは既に北米から撤退していますし、販売はGM頼みです。まあ、あの手の中型車では結構頑張っている様にも思います。
国産メーカーは、国内でずっとディーゼルの排ガスが野放しだったこともあり、かなり技術レベルが低い印象がありました。品質はともかく・・・。

まあ維持費の面で国産が駆逐されることは無いと思いますが、やはりヨーロッパ製の実用性、走りの良さといった魅力は確実にありますから、国産メーカーも頑張らないと危ないですね。

No title

かなりお詳しいですね。
双方の商用車メーカーも考え直す時期に来ているのかもしれませんが、当のメーカーのやる気が見られません。
日本に至っては経営者優先を強めて小手先の技術で済ましていますし(先進性より低コストブーム)、アメリカに至ってはヨーロッパから齎された自動運転やEV・CNG技術に頼り切りで、ケンワースやピータービルトは保守的になっています。

市場規模としては小さいですが、日本国内で稼働している30t超重量車やクレーン車は既に半数がヨーロッパ車で、特装車でも攻勢を強めているそうです。
2階建てバスが全て外車に置き換わろうとしているのも記憶に新しいです。
バンに関してはまだまだハイエース・キャラバンが強いですが、フィアットがバンコン用シャーシーでベンツがHYMERブランドのプレミアムモデルとして売り込んでいるとか。

何もしなければ日米でもヨーロッパ車に蹂躙される日は近いですね。

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> kirakiraさん
正直私は大型車に関わるようになったのは今年からです。
トラック業界って何処も国内市場にアグラをかいてイマイチという感じかも知れませんね。
日本も特にその傾向が顕著な気がします。

かつては日本は20トンまでという規制があった関係で、どうしても日本車は超重量車は弱いかも知れませんね。

ソレに比べると、EUという市場で鍛えられたヨーロッパ車が日本車やアメリカ車より強いのは仕方ないのかも知れません。

No title

日本は乗用車関係はまだいいですが、アメリカは乗用車もLCVも凋落寸前です。
大型はまだ安泰かもしれませんが、ケンワース・ピータービルトでもアーバン方面は蘭DAF社の中型トラックでカバーしており支持を得ています。
先にフォードの純利益37%減というニュースがありましたが、USフォード開発車の中ではFシリーズのみ好調だそうです。
もう、危険水域に来ているのかもしれませんね。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。