ビクトリアへ今年最後のツーリング
カナダ情勢今年の夏は天気が悪く、9月には早くも連日雨で殆どバイクにも乗れなかったのですが、ここ1週間以上全く雨が降らず、例年に無い好天が続いています。
明日からは冬時間になり、日がぐっと短くなりますが、その前にビクトリアまでツーリングに行ってきました。
カナダとアメリカの国境は、北緯49度ということになっていますが、このバンクーバー島の周辺は、ご覧の通り、非常に複雑に国境が引かれています。
本来はバンクーバー島も北緯49度で分割される予定だったものを、そうなる前に敢えて州都をあの場所につくることで、バンクーバー島全部の領有を既成事実化してしまった名残りなのです。
バンクーバー市を出ると、後は高速で国境の町トワッセンのフェリーターミナルまで一直線…この辺りは平坦で景色、道路といい、全く面白いものはありません。
フェリーターミナルでの乗車待ちです。バイクは数が多く無いので、特別な扱いを受けます。運賃は、大人1人17.2ドル、バイクが28.75ドル、そしてサーチャージ込みでトータル片道46.6ドルでした。かつて大人1人5ドルであったことを考えると、恐ろしい値上がりです!
フェリーが出港すると、いきなりアメリカ国境を超えることになるのですが…当然ここでパスポートの点検なんかはありません。
1時間半の船旅となります。今回は、やけに制服を着た日本人の生徒が大勢乗船していました。東京の某私立女子高の中等部の修学旅行ということでした。
私が以前ビクトリアに行ったのは20年以上前のことです。そして車両を持ち込むのは今回が初めてです。
対岸のスワーツベイでフェリーを降りた瞬間、そのままビクトリアに向かう高速になります。感覚的に限りなく陸続きに…という風に設計されているのでしょう。
フェリーからビクトリアまでは、32キロ程の距離があります。フェリーの到着が5時ということもあり、肌寒くなってきています。路肩の表示では、9度となっていました。
ココの道路も、あまり島という印象とは違い、平で一直線の所謂北米型の高速道路で、特に見るべきものはありません。そしてラッシュ時ということもあり、32キロの距離でも30分程かかりました。
ビクトリア市内の通りは全て有料駐車場になっているのですが、6時から翌朝9時までは無料ということになっています。私が宿に到着したのは5時半、まで無料の時間まで30分程あったので、取り敢えずチャックインだけ済ませて、荷物も積んだまま市内散策に出ました。
こんな景色は昔のままです。
丁度いい具合に日が暮れてきました。
こんな古典的な雰囲気はそのまま残っていました。すでにバンクーバーでは破壊され尽くした類のものです。
ビクトリアで有名な建物といえばコレ…州議事堂です。
取り敢えず一通り見て回ったてから宿に戻り、部屋に入り、宿で提供されている無料の夕食!
量、味ともに満足なものでした。
歩いていて思ったのが、やはり何処も外食が凄まじく高価なことです。価格的にはバンクーバーと同等で、3〜40ドル出した所で、果たして腹の足しになるのか、限りなく怪しいところなのです。
この由緒正しそうな宮殿は…単なるホテルです。
昔と同じで、夜の街は静かなものです。
ショーウィンドウは、何処もハロウィーン一色!
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コメント
hiroさんの写真技術もあるのでしょうけど
初冬の澄んだ空気感が感じられます。
2019-11-12 20:25 monji URL 編集
No title
この時期にこんなに晴れるのは珍しいけどね・・・。
日本も同じだけど、爽やかな秋晴れって感じだね。スマホなら恐らくもっと鮮やかになるかも。
2019-11-13 13:52 americancars4ever URL 編集