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リンカーン・コンチネンタル・マーク3/ 4 Licoln Continental Mark Ⅲ/Ⅳ

リンカーン
09 /21 2008

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マスタングの成功で、一躍有名になったリー・アイアコッカ氏の次の仕事は、リンカーン・マーキュリー部門の再生でした。

60年代後半、リンカーンの販売台数は、キャデラックの1/6に過ぎず、同じく中級ブランドのマーキュリーも振るわず、フォードからのステップアップ組みを、みすみすGMにさらわれて行く状況にありました。特に中高級車は利幅が大きいだけに、深刻な問題でした。

アイアコッカ氏が同部門のラインナップを検証した結果、全ての車種が厚化粧をしたフォード車に過ぎず、顧客にアピールするものが何も無いという事に気付きました。

そこで、氏が入社前の会社訪問時に感激したという初代リンカーン・コンチネンタル、そして前述したマークⅡの様な個性の強いモデルが必要だということになったのです。

そして68年、念願のマークⅢが市場に投入されました。サンダーバードをベースに、旧マークⅡのデザインエッセンスを存分に盛り込み、徹底的に装備を高級化した、この車は、市場でも大好評をもって迎えられました。
日本でも非常に人気のある車で、後に発売されたマークⅣでは、牙城であったキャデラック・エルドラードを抜くまでに成長しました。
ここでも、既存のシャシーを徹底的に利用する、アイアコッカ流の車作りが存分に発揮されています。

マークⅣは、写真でも判る様に、マークⅢのデザイン的特徴を、より強調しており、Cピラー上の楕円形の窓が、よりエキゾチックな雰囲気を醸しだしています。
ただ、同時にかなりのコストダウンも行われており、入念な仕上げを施されていたマークⅢを「最後のアメリカ製高級車」とする声もあります。

それにしても、改めてこの頃の車を眺めると、やたらと長い前後のオーバーハング、トレッドの割りに、やたらとボディーの幅が広いことがわかります。この辺りからも、スペースの有効利用という概念が、全く無いことが伺えます。


写真上:マークⅢ、2005年8月、メルローズにて撮影。こうして見ると、初代マスタングと共通したプロポーションであることが判ります。

写真中:マークⅣ、2005年8月、ロングビーチにて撮影。開閉式のヘッドライトは、独特な風貌を作り出しています。

写真下:同じくマークⅣ。巨大はトランクの出っ張り、Cピラー上の窓は、日本車には無いデザインで、非常に好評でした。

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コメント

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No title

映画フレンチコネクションで麻薬を運ぶのに使われていました。オペラウィンドウが無いデザインが味を感じます。

No title

> こうじさん
フレンチコネクションはマーク3みたいですね。
私はあのオペラウィンドウにやられたクチなので、マーク4が好きですね。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。