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AMCイーグル 

イーグル
04 /21 2010

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現在4WDのステーションワゴンといえば、スバルのレガシーが定番として、高い人気を誇っています。

90年代にSUVが一大ブームを引き起こし、特にアメリカでは、それらが高級車として裕福層にも受け入れられる様になっていったのですが、それ以前では4WD車というのは極めて特殊な物という見方が一般的でした。

AMCは、87年にクライスラーに買収されるまで、ジープの製造販売を行っていましたが、トラックベースの「特殊車両」のジープに対して、より一般向けの4WD車として発売したのが、1980年に登場した、今回紹介するイーグルです。

極一般的なステーションワゴンの車高を上げ、4WDを組み込んだ・・・言ってみれば、現在のスバル・アウトバックの様な存在なのです。
サイズ的には、幅が広いものの、全長4.5mとアメリカ車としては異例なほどコンパクトでしたが、ソレでもエンジンは4.2リッターという巨大な直6エンジンを搭載しています。

この手の4WDのパイオニアであるスバルですら、当時はパートタイム4WDであったのに対し、コチラはビスカス式のフルタイムと、より先進的なメカを備えており、日本のメーカーが同様のシステムを搭載するのは、更に数年後のことでした。

それでも、この手のコンセプトが余りに早すぎたのか、然程注目を浴びる事も無く、87年にAMCがクライスラーに買収された後、生産中止になってしまいました。

90年代起きた未曾有の4WDブーム、そしてスバル・アウトバックの人気を目の当たりにすると、如何にマーケットを読むのが難しいかを、改めて感じずには居られません。


写真上:AMCイーグル

せめてデザイン的にもう少し斬新さがあったら・・・とも思います。

写真下:スバル・アウトバック

人気の2代目レガシーを、よりオフロード志向に振ることで成功を収めました。
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コメント

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No title

AMCのイーグル、大好きだったんですけど、
カナダに来た頃、中古でいいのがなくてやめました~。
壊れないか心配だったし。

No title

お久し振りです。元のスタイルに戻ってきましたね。私もイーグル(ホーネット)それもデビュー時の清楚なスタイルが好きでした。米国の販売競争の中では、そのままで居る事は許されず、どんどん余計な装飾がほどこされましたが。'70年代前半の石油ショックは、AMC生き残りの可能性を広げる筈でしたが、もはや高効率のOHCエンジン、FWDシャシーを開発する企業体力は残っていなかったと思います。ジープの合併、イーグルの4WD化は低コストで特徴的商品を出せる唯一の手段だと思っていました。それでも企業体力の消耗は防げなかったでしょうが。いずれ自分のブログで'60~'70年代のAMCのことを書こうと思って、資料は集めています。

No title

80年代に急速にシェアを伸ばした日本車の影響を最も受けたのが、同じセグメントのAMCだったのではないでしょうか?
クライスラーとしても、結局欲しかったのはジープのみで、イーグルは直ぐに生産中止になりました。
あの時代、このクラスのパイオニアであるスバルですら販売に苦戦していただけに、積雪地帯以外では、余り売れなかったのでしょう。

元々販売台数が多い訳では無いし、あの当時4WDを買う人は、現在と違って、それなりに酷使している可能性が高いので、中古を探すのが難しかったのは容易に想像が付きます。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。