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トライアンフ・スピードトリプル Triumph Speed Triple

海外メーカー
09 /12 2010
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1983年に倒産したイギリスのトライアンフ社ですが、後にハリス社によってボンネビルの復刻モデルが数年間生産されたものの、それも88年に生産中止の広告と共に姿を消し、ここにブリティッシュツインの歴史は幕を閉じることになりました。

その生産中止時のコメントには、「新たなモデルを開発中」という事が述べられていたのですが、新会社がスタートして、そのトライアンフというブランドが我々の目の前に現れたのは、1991年のことでした。

DOHCの3気筒と4気筒エンジンを搭載したソレは、かつての我々の知るトライアンフとは全く共通点が無く、「何でコレがトライアンフなの?」と誰もが思ったことでしょう。
エンジンも、カワサキのニンジャを参考にしたと言われており、確かにサイドカムチェーンの形状も、似ていました。

当時は、80年代のレプリカブームが一段落して、所謂ネイキッドと言われるモデルが出始めた頃で、私としても、むしろ旧ボンネビルを新技術で復活させる様なモノを期待していたのですが・・・。

ところが、幸いにも高速を含めた長時間の試乗をするチャンスがあったのです。車種は、カウル無しの3気筒「スピードトリプル」でした。
ニンジャと比較すると、特別個性的なフィーリングは無いものの、幅の狭いエンジンのお陰か、取り回しも楽で、とにかく上品な乗り味、身のこなしが印象的でした。
国産の大型車の様に、強烈な加速も無く、急かされる様な印象も無く、ズッシリとした重量感も無く、マイペースに何処までも走っていられる様な感じがしました。

強烈な個性は無いものの、全てに於いて上品でバランスが良く、扱い易い・・・・伝統的にトライアンフが求めていたのは、実はコレだったのかも知れません。

その後、海外行き等色々とあり、そして、後に経験した英国車(車)の品質から、余り欲しいとは思わなくなってしまいましたが、一度は消えた古いブランドを復活させるに当たり、敢えてレトロ路線を取らずに、独自の主張を見せ、それで成功したというのは、非常に珍しいことで、大いに評価に値することだと思います。

今日何故3気筒の記事を書いたのか?というと、以前、購入したいと思って連絡の取れなかったヤマハXS750(日本のGX750)が、再び売りに出されていたから・・・・でした。2台で3000ドルなのですが・・・。

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コメント

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No title

乗って楽しいのはヤマハの3気筒のほうが上ですね。
自分が先月、トライアンフ・スプリントを買うつもりで始めて乗ったのですが、
XSに比べてあまりの味気なさにやめてしまいました。

自分のブログに来てくれる、他の数人も同意見でした。

No title

あのトライアンフのエンジンは、ニンジャがベースになってるので、もしかしたらバランサーが内蔵されてるのかも知れません。確かに鼓動感は無いですよね。
イギリス料理と同じ「薄味」ですね、確かに。

No title

私はトラといえばやっぱりバーチカルツインしか思いつきません。
あのピックアップのいいエンジンは忘れられませんね。
ちなみにオートレースの世界では「未だにこのピックアップに勝る
エンジンは無い」とどこかで聞いたことがあります。

私は古い人間なのでギッシリ詰まった車体周りより、すきまだらけ
のバイクのほうが好きです。

No title

発売当時の雑誌でも、最初「コレの何処がトラなの?」と始まって、試乗が終わってから「ナルホド・・・こんな手があったか・・・」という風になっていました。

ボンネビルの特に650のピックアップは、今や再現できないんでしょうか?同社の750ですら、違いますから。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。