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ホンダ CB400SS

ホンダ
09 /21 2010
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CB400SSは、21世紀になってから発売された、ホンダの400ccシングルでした。その前にCL400という、オフロード志向(スクランブラー)の車種があり、ソレのロードスポーツ版という位置付けでした。
 
スクランブラーという形式は、本格的なオフロード車が登場する以前に一般的だったもので、スポーツ車の兄弟関係にあり、若干車高を上げ、ハンドルやマフラーの形状を変更したモデルでしたが、オフロード車の登場と共に姿を消しました。
 
話しをCB400SSに戻すと、このスタイル・・・誰がどう見ても、ヤマハのSRを下敷きにしたことは一目瞭然です。そして、CLのスクランブラーという形式は、90年代に一頃人気が爆発したFTR250からのステップアップ組みも狙っていたのかも知れません。
 
そして、同時期に同じく大ヒットしたSRに対抗してCB400SS・・・・こんな思惑が見て取れます。
 
SRが発売されたのは70年代末、しかもオフロード車をベースに作ったとあって、そのフレームの形状から、どんなカスタムをやっても、イマイチ決まらないのですが・・・。
 
そんな細かいことは、当時のデザイナーには関係なかったのでしょうか?SRから実に20年以上も経ってから、同じ様なスタイルを採用してくるとは・・・全く呆れたものでした。
一見古典的な英国車っぽいフォルムを求めている様にも見えますが、やたら高いステアリングポスト~タンクの位置が、スポーティーさをスポイルしています。
 
どうも日本人には、古い英国車=チンタラ走るバイクと勘違いしている人が多いのでしょうか?
60年代のイギリス車は、世界で最もスポーティーな位置付けにあったのですが・・・。
 
このCBのフォルムは、どう見ても実用車のソレなのです。
 
そして、シングルというのは、味付け次第で非常に軽快でスポーティーな走りをするものなのですが、ソレが全くスタイルに現れていないのは、どうしたものでしょうか?せめてフロントを19インチから18インチに変更するだけでも、随分マシになると思うのですが・・・。
 
少なくとも、かつてCB250RSという、シングルならではの軽快さを最優先させた銘車を作ったメーカーの作品とは、到底思えません。まあ、コレも後にモデルチェンジで台無しになりましたが・・・。
 
シングル=チンタラ走るバイクでは無いのですが・・・。そしてCBとは、ホンダのスポーツバイクの代名詞なのです。
 
スポーティーでもなければ、クラシックでも無い・・・その辺が、このバイクがイマイチ支持されずに終わってしまった原因なのかも知れません。SRの様なバイクが欲しいのなら、普通はSRを買うのです。
結局バイクの歴史もデザインの意味も知らない若いデザイナーが、見よう見まねでSRをコピーした・・・ただソレだけの話しなのでしょう。
 
 
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コメント

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No title

こんばんは。私は以前SR500(新車)の後、下取りに入ったFT500、
その後TT600(スーパーバイカーズ風改造)、GB500(新車)という
シングル歴があります。この順番でだんだん面白味に欠けていったのが興味深い
ところです。確かにGB500なんてウルトラスムーズで「これがシングル?」
というほど振動も無いし、スピードも出るし・・・でも3ヶ月で飽きました。
このCB400SSも恐らくつまらないバイクなんでしょうね。大体エンジン
の位置が高すぎます。タイヤを替えればそのまま林道もOKのような車高の高
さ。それと絶対譲れないのがエンジンの造形です。私はオフ車にはエンジンの
造形は求めませんが、オンロードバイクでは大きなウェイトを占めます。
う~んなんだろ・・・やっぱりトップブリッジが圧倒的に高すぎますね。
宗一郎氏は「絶対に他の真似をしない」はずだったのに、ホンダのプライドは
何処へ。

No title

こんにちは。私のCB250RSも、マフラーを変えてから、明らかに鼓動感が良くなりました。製作者がエンジンまで精通された方で、音、鼓動ともオリジナルより遥かに上でした。

このCBは、仰る通り、どう見ても、重心が高すぎます。エンジンの形状もマフラーのラインも全く魅力がありません。リアフェンダーなど、昔のオフ車そのものですし、やはり新型カマロと同じ、オリジナルを理解せずに物真似に徹した結果だと思います。

最新モデルを真似するならまだしも、宗一郎氏はさぞかし嘆いていることでしょう。

No title

私は好きですけどね、CB400SS
SRの真似事と言われればそうだしホンダも落ちたなと言われれば否定できませんが
どうかCB400SSに乗っている人やバイクそれ自体はむやみに蔑まないでほしいなと思います
作られた過程がどうであれもう生まれてしまったものなのですから…

No title

scr*mbl*d_*gg0さん、初めまして。
確かに批判に対しては、嬉しくない方もいらっしゃる事でしょう。
ただ、メディアというものは、常にメーカーの顔色を伺って、決して広告主の機嫌を損ねる事は書こうとしません。
だからこそ、ヨイショ記事が多くなるのです。

その様な記事が好みの方は、ソチラをご覧いただければ良いと思いますし、私は、一個人のブログだからこそ掛ける事を書かせて頂いていますので、その辺はご了承願いたいと思います。

No title

はじめまして。コメントありがとうございました。独自性を持論としていたであろう創業者は激怒していることでしょう。先達はあまりにも優秀だったと証明されたようなものです。

No title

こんにちは。
やはり昔の技術者は、手本の無い中で、試行錯誤を繰り返していたと思うのです。今の若い人を見てると、その「試行錯誤」を嫌い、安易な手本を求める傾向が見えるのですが、バイクや車のデザインもそうなのでしょうか?

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。