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キャデラック・カテラ キャデラック初のヨーロッパ移植種 Cadillac Catera

キャデラック
07 /22 2011
イメージ 1
グリル以外は、オペル・オメガそのものです。せめてグリル位、もう少しシャープなスタイルにすれば・・・。
イメージ 2
当然サイドビューも、オペル・オメガそのものです。
イメージ 3
テールランプで差別化・・・・にもなっていません・・・・・。
上の3枚、携帯て撮ったのですが、十分使えるレベルでした。


ヨーロッパコンプレックスの塊の様な近年のキャデラックですが、その最初とも言えるのが、96年に登場した、
このキャデラック・カテラでした。

見て分かる通り、ドイツのオペル・オメガの移植種なのですが、この車に関しても、発売前に色々と噂が
流れて来ていたのですが、実写の写真を見て、やはり愕然としたものでした。

オペルをベースにしながらも、キャデラックならではの処理を施す・・・という噂が、全くデタラメで、何処からどう見ても、オペル・オメガにしか見えなかったからです。

当時、キャデラックのディーラーで見かけたその姿は、同時期のセビル、エルドラード、ド・ヴィルといった車の中で、如何にも肩身が狭そうで、実際以上に「貧相」に見えたものでした。

100歩譲ってカテラが素晴らしい車だったとしても、ディーラーでの展示の時点でアレでは、売れる訳も有りませんでした。

昔から、アメリカではヨーロッパからの移植種は成功しないというジンクスがありましたが、この車も、またその一つとして記憶に・・・いえ、完全に忘れ去られています。

久々に見かけたキャデラック・カテラ・・・・正直なところ、随分と小じんまりとして見えました。特に廻りに大きな車が有った訳でも無いのですが・・・・・因みに、オーストラリアのホールデン・コモドアは、シャシーを共用しながらも、サイズ的にはひと回り大きく、それ故に、よりユッタリと見えます。

そして、ホールデンは、アメリカデザインのエンジンを使用していたのに対して、コチラはオペルのエンジンをその
まま流用しており、その事も、アメリカでの評価を下げる結果となってしまいました。

全ての面で中途半端で、大した成果を残す事も無く、2001年モデルを最後に生産中止になりました。

そして、その後継車として登場したのが、驚く事に、私が常にデザインを酷評している、あのCTSだったのです。
CTSとは、「カテラ・ツーリング・セダン」の頭文字なのです。

全てが片手間で中途半端で、全く市場に受け入れられなかったカテラでしたが、その後継車が、今やキャデラックの主力車種・・・世の中、分からないものです。


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コメント

非公開コメント

No title

なつかしいですね。って実車はほとんど見た記憶がありませんが^;
ドアがコモドアと同じでサイドビューは妙に親近感があります。

CTSって今のキャディラックの主力車種なんですね~。
北米では今でもDTSやSTSも販売されているようですが、
そんなに数出てないでしょうか?

No title

形としては、コモドアと同じに見えるんですけど、やはりひと回り小さいので、随分雰囲気は違って見えます。

少なくともバンクーバーでは、5年前にはDTSはよく見かけたのですが、今は全く見ないですね・・・STSも不人気で、現役ながら、殆ど見た記憶がありません。

2012モデルで、両社を統合したXTSにモデルチェンジするという噂がありましたが、今やソレも立ち消えの様で、両社が今年一杯となっているのに、次のモデルの発表は、まだ無い様です。

No title

コモドアとディメンジョンを比べてみたら確かに全長、全幅そしてWBも
あちらの方が多少長いのですね。

そうですかSTS、DTSはやはり不人気なんですね・・。

そういやキャディラックは「2008年にCTSの右ハンドルで、約40年ぶりに豪州市場に
復活を決めた」 というニュースが出ていたのにリーマンショックの影響か
すっかり消えてしまったようでいまだ登場していません。

No title

2009年にGMの破綻が新聞に載ったその日、キャデラックのニュージーランド再上陸が新聞見開きの広告で発表されました。それ以降全く話題にならなかったのですが、今、一応ディーラーは有る様です。
http://www.ebbettcadillac.co.nz/

それにしても、最大の都市オークランドに一番近いディーラーがオークランドから高速で25km、高速を降りてから、更に28キロという、とんでもない僻地にあるところから考えて、とても本気とは思えません。
オマケに同じGMのコモドアに比べて、CTSを買うメリットって、全く無いと思います。

No title

えぇそうだったのですかNZにも!でも考えてみれば破錠問題があったから、再上陸どころではなかったのかもしれませんね。
しかしNZのディーラー網はある意味すごいですね。
本気度は感じられないわりにはTaupoやTaurangaにもあるとは!!
これではよほどのキャディラック・ファン以外は買わなそうですね。

豪州でも根強いファンがいるようで、RHDがあった5代目セビルを日本から輸入して
売っている業者があります。

No title

一つ考えられるのは、NZでは、イギリス仕様や日本仕様をそのまま持ち込んで問題無いのですが、オーストラリアは、独自の基準が有って、手を加えないといけない可能性はあります。
オマケにヨーロッパでの低調な販売を考えて、新たにオーストラリアに進出するのを見合わせた可能性は有ります。

5代目セビルは、イギリスや日本で右ハンドルが売られたのですが、オーストラリアには行かなかった様ですね。

No title

キャデラックはアート&サイエンスよりも、
70年代くらいまでの昔のイメージの復活のほうがいい。
アートサイエンスはむしろオールずモビルのほうがふさわしい。

No title

結局80年代には、昔のデザインを残しながらコンパクト化した訳ですが、ソレがイマイチ評価されなかったので、こうなったのだと思いますが、根はもっと深く、結局は自分達のサイズの設定が今だに定まっていないこと、顧客が何を求めているのかが分かっていないこと、色々問題が有りますが、今までのユーザーを切り捨て、若返りを求めた結果、ヨーロッパ車「の様な」車にしてしまいました。
「・・・の様な」が成功した試しは無いと思いますし、実際BMWやメルセデスに比べて何が売りなのか・・・正直分からないですね。

No title

様々な意味で意味このクルマのDNAを引き継いだのが、5代目以降のリーガルってところなのでしょうか。
名目上はオメガとベクトラを統合したインシグニアが元車で、さらにはコモドアとも兄弟になってしまいましたし。

No title

> サカBさん
その上、キャデラックCTSのプロトタイプとも言えるでしょう。
そういった意味では、2000年代以降のGMの進むべく道だった訳なのですが…。
オペルに丸投げのGMは、更なる混迷を深めることになりました。

No title

しかしまぁ、長さと高さは同時期に出ていたセヴィルと遜色ないのに言うほど小さすぎるかと思ったらフリートウッドなどに比べれば…のようで。

前期のカテラはオメガから前後デザインを変えてなんとか悪足掻きしたなというのが感じられますが、現行リーガルはインシグニアのバッジをただ貼り替えただけで独自性も何も…先代はグリルを丸ごと付け替えていたのに。

No title

> サカBさん
当時キャデラックのディーラーでみたことありますが、やはりセビルやドヴィルなんかに比べると、かなり貧相に見えたものでした。実際かなり小さいんですけど。

去年のリーガルの販売台数がアメリカでも11,559台…恐ろしいほどに売れていません。これだけ売れないと…普通なら売れるように頑張るんでしょうけど、GMの場合、更に手を抜くんですね…。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して11年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。