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昨年の億万長者....歪な日本の実力主義

日本の話
04 /26 2012
先日、日本の昨年の長者番付が発表されました。

特に目に付くのは、一位、ニッサンのカルロス・ゴーンの約10億、二位、ソニーのハワード・ストリンガーの8.8億・・・となっています。

日本で「実力社会」ということが言われる様になって、10年が経ちますが、その間、一体何が変わったのでしょうか?
リストラによる労働環境の悪化、景気の悪化、所得の低下、国際競争力の低下、更なるリストラ、技術の海外流出、ガラパゴス化・・・・どう見てもいいニュースが無い中で、こんなに貰っている連中が居る訳です。

昨年のカルロス・ゴーンの何処に、それだけの価値が有ったでしょうか?

ソニーを奈落の底に陥れた、アメリカの産業スパイと言っても過言では無いハワード・ストリンガーの何処にそんな価値が有るのでしょうか?

ストリンガーは一線は退くものの、未だクビになった訳では無く、来年70歳になるまでの「終身雇用」が確約されています。

アメリカでは、確かに企業トップは莫大な金額を手にするものの、同時に結果が出ないとクビになります。ソレが日本の場合、一般的な労働者ばかりが「実力社会」になり、経営者は相変わらず結果が出なくても「アメリカ式大金」を手にしながら、「日本的終身雇用」に守られている・・・・という、極めてイビツなシステムが出来上がっています。

ソニーも先ごろ、リストラを発表しましたが、例えばストリンガーに払った8.8億が有れば、年収500万の社員を何人雇えるでしょうか?将来性のある彼らの方が、ストリンガーなんかより遥かに有益なのは、言うまでもありません。

オマケに、リストラされた技術者が中国や韓国に引っ張られ、技術の流出が続いているのです。

ニッサンにしても、どう観ても日本一の自動車メーカーには見えませんし、ゴーンの功績といえば、10年前に多くのクビを切ったことだけです。
あの時、リストラが必要なのを知っていながら、日本人には手が下せない・・・・それをニッサンには縁もゆかりも無い無い外国人にやらせた・・・・ゴーン効果とは、そこなのです。

それ以外は、正直どの車もピントの外れたモノばかりにしか見えませんし、むしろ大金貰って本腰はルノーに・・・こんな所です。

外国人経営者に対する夢想はそろそろ捨てるべきなのですが、終身雇用の負の遺産は、あんなゾンビの様な経営者にとって、実に心地の良い環境なのでしょう・・・・。
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americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。