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消費税増税案について

ニュース
07 /01 2012
連日話題になっていますが、これだけ景気が悪い今日、増税するというのは、如何なものでしょうか?

消費税が導入されたのは、1989年、平成元年のことでした。
当時はバブルの最盛期で景気が非常の良かったこと、そして、消費税の導入と同時に、車の様な高額商品に掛かっていた物品税が廃止されたお陰で、高額商品に割安感が出たこと、更には所謂3ナンバー車(普通自動車)の税率が下がった関係で、それまで贅沢品であった3ナンバー車が爆発的に売れる様になりました。

要するに、導入成功の背景には、景気の良さから来る消費マインドの高さ、そして高額商品に目を向けさせる税制改革が有ったこと・・・この2点を有った事を忘れてはいけません。

前回の増税があったのは、1997年春ですが、バブル崩壊以降の長い景気低迷からやっと脱しつつあった時代の増税によって、急速に消費マインドが落ち込み、同時期に行った金融改革の影響で、更に景気が低迷することになりました。

今日の日本の経済状況を見てみると、正直増税に耐えるだけの要素が全く見つかりません。ただでさえ景気が悪い中、増税したところで、税収が上がるとは、とても思えないのですが・・・。コレは、前回の増税の時も同じだったのではないですか?

海外でやったから・・・という意見もありますが、それは国民性によっても大いに違うのです。例えばアメリカで大丈夫だったから日本も大丈夫と考えるのは、無理があるのです。

現在私が住んでいるバンクーバーでは、以前とは比較にならない位、人々が競って高額商品を購入する様になりました。2年前の税制改悪後も余り状況は変わっていない様に見えますが、それは何故なのでしょうか?

先ずは、通貨高によって、アメリカとの価格差が小さくなり、割安感が出たこと、そして、金利安によって、ローンが組み易くなったこと・・・そんな要素も影響している訳です。

残念ながら、今の日本のは、そういった要素は皆無だと思うのですが・・・。

この時期の増税は、97年の二の舞にしかならない・・・これだけは確かだと思います。
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コメント

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No title

お久しぶりです。
政治の無策ぶりはこの国の恒例行事ですが、今やるべき事は消費税よりも現役世代の雇用対策だろうに・・・
「車が売れない」「若者の車離れ」と言われますが、単純に貧乏だから車が買えないだけと言う事に何故気づかないか・・・現役世代に金が無いから消費が滞り景気も上向かないという事が何故か政治家達には理解出来ない様で・・・
「終末に向かいつつあるニッポン」を如実に感じますね。

ところで、私事ですがいとこがDCに引っ越したので、今年か来年ぐらいに遊びに行こうかと考えています。
トランジットが上手くいけばカナダにも寄りたいです。お会い出来るといいですね。

No title

要するに気の持たせようってのも大きな要素なんだよね。あんなやり方じゃ、人は単に増税としか思わないから。

買えないから興味さえ持たないし、若い時に興味ない人が、将来高級車を買う可能性は限りなくゼロ。

ホンダもインスパイアとレジェンド販売中止だし、一体何を目指してるんだろう?

日本の雇用問題ってのは、いまだに年功序列を捨てきれない企業文化の側面も大きいから、政府が何か出来る事でもないしね・・・。

ワシントンDC?また随分遠いね。バンクーバーなら成田から8時間半だけど、東海岸は更に4時間だから。来るなら7~8月位が一番良いよ。冬はNZを思い出すかも。

No title

自民党の無策ぶりの中でこじれっぱなしの医療問題、所得税にポスト原発政策.....そこへ油を注ぐように消費税増税だと?
いっそ我々、「死に向かいつつある」日本を脱してマレーシアやオーストラリアへの移住ブームでも起こるのだろうか!?

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。