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フォード・サンダーバード

フォード
05 /10 2014
イメージ 1

写真は、64~66年まで販売された4代目フォード・サンダーバードです。

1955年にお洒落な2シーター、コンバーチブルとして登場したサンダーバードは、58年モデルで4シーターと化し、以降、初代とは似ても似つかない車へと変貌していったのは、以前の記事で書きました。

それでも61年モデルに登場した3代目では、4シーターながら、当時のSFに出てくるロケットの様なサイドビューから、「ロケットサンダー」というニックネームで親しまれました。
そして、この4代目は、先代をベースにしながら、スポーティー路線から、むしろフォーマル路線に舵取りをしたのが特徴と言えるでしょう。ランドウトップが用意されたのも、この世代からでした。

スポーティーからフォーマルへ・・・賛否両論のある変化ながら、販売台数は増えているので、それ以降、モデルチェンジ毎に、よりフォーマルな雰囲気へと様変わりし、かつてのソレとは完全に別物へと変化していきました。

64年に登場したマスタングは、55年にサンダーバードが登場した当時と、同じ様なマーケットを志向していた為、サンダーバードをより上級志向にモデルチェンジ下・・・というのが正確なところでしょう。

ご存知の様に、初代マスタングは爆発的なヒットを飛ばしますが、それ故か、67年に登場した5代目サンダーバードは、更に巨大化、フォーマル化、そして初の4ドアを投入する等、新たな試みが見られます。

これは、マスタングの兄弟車として、マーキュリー・クーガーが登場した事により、更なる差別化が必要になった・・・ということなのでしょう。

結局このサンダーバードという車、長いこと、社内の他車との兼ね合いで、少なからず性格を変えながら、結局当初とは似ても似つかない車になった…そんな印象があります。

この4代目は、正直余り印象に残る世代ではないのですが、フォーマルへの転換点という意味で、見るべきものはあるかも知れません。


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コメント

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No title

60年代のアメリカ車というとボックススタイルでわりと地味な印象があるのですが、このTバードはかなり派手なデザインですね

No title

はじめまして、わしこの車好きです。コンバーチブル見た時に、感動しました。こういう車が走っていることをいや、まだこういう車を大切にして走らせている方がいらっしゃるっていうことがとても重要なことで、それを見せていただくことができるわし等はとても幸せです。これからも楽しみにしてます。

No title

こんにちは。それにしても随分と悪趣味なホイールですね。大きさといい、デザインといい、まるで似合わない物を履かせているあたり、このオーナは愛好家ではなさそうですね・・・以前の2代目後期カマロの様に、この車も治安の悪い地区で見かけられたのですか?

No title

白さん

ボックスタイルというのは、もう少し遅くて70年代ではないでしょうか?
60年代は、コークボトルラインが主流で、この辺りは、テールフィン時代からの過渡期と言えるかも知れません。

No title

KINAKOKOOTO3231さん

初めまして。Tバードというと、初代と、この一つ前の3代目が有名で、この世代は比較的地味な存在ですが、今見ると十分に面白い形をしてますね。

それにしても、本当に昔のアメ車は減りました。

No title

MAXI さん
やはりホイールは、外径を極端に変えたら駄目ですね。車検の無い地域故に、こんないい加減な事ができる訳ですが、やはり感覚的に大味ですね。

ココは丁度産業地帯から住宅地に切り替わる辺りですが、ごく普通の感じです。

No title

T・バードと言うと1956年の2シーター。リアにスペアータイヤを付けたコンチネンタルスタイルを思い出します。

写真のT・バードは日本ではメルセデスW111-V8-280SE(これ以前の通称ダルマ・ベンツはそれほど人気がありませんが)等の人気が出てアメリカ車が少なくなってきた時代でしょうか。

メルセデスはクラシックファンも多くかなり現存ですがTバードは残念ながら見なくなりました。
コルヴェットは人気のZ-06を含み今でもアメリカンスポーツで人気があります。もっともニッチェマーケットのようです。

そう言えば面白いホイールですね。今はM・Cマシーン加工のワンオフの凄い削り出アルミ・ホイールもありますが、価格は高そうですね!

No title

mer*ury*1*pさん

やはりサンダーバードでは、56年型が一番完成度が高いのではないでしょうか?57年は退化していると思います。

アメ車は、元々大量生産の普及品ですし、特にこの手は本国でも多くないので、日本では、余計に難しいでしょう。

余程個性のある車種でないと、残らない時代ですね。
本当に最近のホイールのデザインときたら・・・昔の方が余程良いデザインがありました。

No title

こんにちは。4代目のサンダーバードはあまり詳しく分からないですが、今の視点で見ると充分にスタイリッシュですね。でもやはりオーナーの方には失礼ですが写真にある大口径のホイールはやはり似合わない…何だか玩具に見えてしまいます。現代の300Cならばぴったり合うでしょうけどやはりカスタムするならば新車当時の年代に発売されていた部品を使うのが、マッチすると云いますかバランスが取れてませんか? 日本車ですと例えば、ハコスカにワタナベ…などはありがちですがやはりバランス取れててカッコいいんではないでしょうか。今回紹介していただいたサンダーバードだとどんなホイールが似合うかちょっと想像つきませんが

No title

エキセントリックパパさん

正直先代に比べると、若干フロントマスクが変わった様な印象しか無いんですが、やはり比べると、雰囲気が随分と違います。

最近、古い車にこういうホイール、結構見かけるんですけど、やはり良いとは思えませんね…特に色も含めて他がノーマルに見えるだけに、余計浮いて見えます。

やはり鉄ホイールに、スポークタイプのホイールキャップ辺りが一番似合うのではないでしょうか?
タイヤはホワイトリボンで・・・。

No title

映画で見た世界とはこのことです。
理屈抜きにこのころの米車はすばらしい。
Tバードはモデルチェンジのたびに、他車とのボディー共有をとっかえひっかえしていたため、迷走してしまったんでしょう。それと対象にコルベットのコンセプトは
ぶれずにきましたね。

サンダーバードも初代に似せて復活させましたが失敗。マスタングは成功しました。なんでも黄金時代にまねればいいというわけではないことなんですけど、昔のほうがいいというのは近年の米車に魅力がないからです。

No title

mas**iken*jiさん

厳密には、この頃既に手抜き、品質低下は始まっていたのですが、まだ問題が表面化する前でした。
コルベットは、より本格的になることで、生産量は限られても、一応アメリカ唯一のスポーツカーと言われるまでになりました。

レトロバードの失敗は、値段が高すぎたこと、デザインの完成度が低いこと…レトロだから成功するとは言えませんでした。その兄弟が、何故かリンカーンLS…。

傷だらけの天使

いやいや、良い記事を拝見させて頂きました。
傷だらけの天使でショーケン&水谷豊がこのサンダーバードのステアリングを荒々しく切りながら新宿の街を駆け抜けた姿を思い出しました。白いこの型のサンダーバードは自分にとって最高のドリームカーです。

No title

ウラルさん
はじめまして!
楽しんでいただけて何よりです。
サンダーバードという車は、世代ごとにかなり性格が違っていて、初代が好きだと、ソレ以降はかなり微妙に見えたりするのですが、一つ一つ見ると、どれも格好良いんですよね!
ドラマにアメ車が使われたのは、スポンサーに気兼ねせずに使えるというメリットも有りました。
もう、ああいう荒々しい運転がドラマに出ることも無いでしょうし、印象に残る車自体も無くなりましたよね・・・。

americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。