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Proto プロトのコンビネーションレンチ

工具
05 /22 2009

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プロトはアメリカで主に産業用工具として知られ、ビッグ3の組み立て工場でも使用されています。
スナップオンと同様、フルラインナップを構成していますが、コンビネーションレンチの発案者として知られています。

写真は、インチサイズの物です。現在プロトもスナップオンと同様の鏡面仕上げを採用している様ですが、元々は、この様な素地仕上げでした。

鏡面仕上げと素地仕上げ、コレに関しては常に賛否両論が付きまといますが、長年使った後、素地仕上げの方が綺麗に見えるのも、また事実です。

北米で最も一般的な工具が、シアーズの販売するクラフツマンで、プロトは、クラフツマンの倍の価格、そしてスナップオンは、プロトの倍の価格になっています。

昨今、ホームセンター等で売られている廉価版工具の品質向上に伴い、最も影響を受けているのが、プロトを始め、中堅クラスだと言われています。以前、バンクーバーのディーラーで聞いた話では、かつて、彼の地で盛んだった造船所に大量に卸していたものの、造船所の閉鎖後、殆ど売れていないということで、「他にもっと安くて良い物がある」と言われてしまいました。

写真下の1/2インチ(大きい方)は、保障で新品交換になったものですが、以前の物と比べて、明らかに仕上げが雑になっています。刻印も、かつてのMFD USAから、単にUSAに・・・コレは現在、必ずしもアメリカで生産している訳では無いということを示しているのかも知れません。

現在、プロトもマックと同じく、スタンレーグループの一員となっています。そして、オーストラリアのシドクロームも、プロトの同様品としてオセアニア地区で販売されています。
シドクロームに関しては、ずいぶん前からオーストラリアでの生産を中止し、台湾に移ったそうですが、プロトも同じ工場で製造されている可能性も、十分に考えられます。

工具の出来としては、飛びぬけて良いという印象も無く、かといって悪い印象も無く、あらゆる面で中堅といった印象です。そして無骨な中にも、何処か上品な機能美を感じる・・・こんなところでしょうか?

カナダ時代に、錆付いた古いアメリカ車を相手に、随分と酷使したものですが、今日、殆ど出番も無くなってしまいました。それでも、工具箱のレンチ専用の引き出しの中で、主力のメトリック(スナップオン製)の隣に、何時でも使用可能な様に配置されています。



写真上:プロトのコンビネーションレンチ。日本ではメガネレンチとスパナという組み合わせが一般的ですが、欧米では、この手が一般的です。

写真下:新旧比較。
7/16(小さい方)の方が旧型で、刻印も明確な上に、素地仕上げも上質で、メッキも深みのある色合いです。

1/2の方が新型で、素地仕上げも安っぽく、メッキも妙に軽々しい印象があります。

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americancars4ever

アメ車のブログとして開設して13年目、車以外にも様々な身の回りの話題を取り扱っています。